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サンヨー縦型ななめドラムの消滅の理由は?
- サンヨーの縦型ななめドラムがなくなった理由についてまとめました。
- 洗濯機を買い替える際、サンヨーの縦型ななめドラムが気になりましたが、最新のカタログにはその機種がラインナップされていませんでした。
- なぜサンヨーの縦型ななめドラムがなくなったのか、その理由を教えていただけませんか?
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質問者が選んだベストアンサー
サンヨーとして白物家電の業績が伸び悩む中、経営資源の効率的な活用を図る観点から生産機種を絞り込む必要があり、その場合、どうしてもその時点で台数が出ている機種やメーカーとして利幅が稼げる機種を残すことになります。 では、なぜななめドラムが残らなかったかと言えば、回転部分をななめに回すことから、モーターや軸受けにかかる負荷がどうしても縦型より大きくなり、それに耐える製品とするためには縦型よりコストがかかることから、縦型より販売価格を高くするか、同じ価格なら利幅を小さくする必要があったためです。 さらに販売戦略として、店頭において縦型より高くても選んでもらえるだけのメリットを消費者に提示できなかったということでしょうか。 もちろん、本当の理由は内部関係者しか知り得ないのですが。
その他の回答 (2)
それは失礼しました。 となれば、やはり各社が節水で競うようになったからじゃないでしょうか? 事実、現在でも縦型と比べドラム式は年間50,000円の節約といわれていますから、 こんなに違うなら、ということで斜めドラムのニーズが高まったからでしょう。 このASW-EP700のような形もやはり縦型なわけですから、ドラム式とは言えかなりの水を使うので。
補足
2度もご回答いただきありがとうございます。 しかし、私の求めるお答えではありません。 節水という項目でのドラム式の優位性は明白ではあるものの、実際問題まだまだ市場がそれだけで埋め尽くされるに至ってはいません。 その他にも考慮すべき要素があり、私の質問文の2行目で触れているとおり、今回は縦型に絞り込んで検討を進めています。 ドラム式と縦型という区分での比較は、今回の私の中では既に終わっているのです。 ただその縦型という範疇で、気になったことをスッキリさせたいというのが今回の質問の目的です。 縦型のドラムを少しだけ傾けるというアイデアはとても斬新に見えたし、撹拌するための構造としてはすごく効率が良さそうで合理的なものに感じていたのに、既に市場からは消えてしまいました。 私が素人目に「良さそう」と感じるほどには、実際には良くなかったからこそ淘汰されてしまったのだとは思うのですが、具体的にどう「良くなかった」のか、個人的にとても興味を引かれるのです。
http://www.sanyo.co.jp/koho/doc/j/info/081118-02.html こういうわけです。 なので、AQUAに一本化したのでしょう。
補足
すみません、私が知りたかった機種とは違うようです。 私の言う縦型ななめドラムというのは、次のページ1999年の欄にあるASW-EP700というタイプです。 http://www.ogushio.sanyo.com/document/aqua_minihistory01.php
お礼
なるほど、背に腹は代えられないフトコロ事情ということなんですね。 個人的には1~2万円程度の差だったら迷わず選びたいところです。実際はどのくらいコスト高だったのか知りませんが。 他のメーカーも追随せずに黙殺してしまったというのも、コストの問題なんでしょうね。 サンヨーのななめドラムの後に松下が似たようなななめドラムを出したかと思ったら、撹拌洗い式じゃなくてたたき洗い式の現在の本流につながるものだったようで、時代の流れに押し流されちゃった印象ですね。 しかし、たたき洗い式でドラムをななめに傾ける技術は確立したみたいなのに、撹拌洗い式には応用してもらえないんですね。 節水しにくくて付加価値も付けにくい製品という位置づけで、もう見放されつつあるのかなぁ。 いずれにせよ、かなり納得のいくご説明をいただけて満足しています。 ありがとうございました。