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インドの某旅行業者を告訴しようかと考えているのですが
詳しい事を書き出すとややこしくなりますので、まずは私の知りたい事だけを書かせていただきます。 ------------------- 私はインドの某旅行業者からお金を取り戻したいのですが_ ●外国に住んでいる外国人に対して民事訴訟を起こしたい場合、どのような手順を踏めば、もしくはまず何処に相談すれば良いのでしょうか? ●また実際に経験された方がいらっしゃいましたら、参考までにその時の状況経過など教えていただけませんでしょうか? どうぞ宜しくお願い致します。
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大変な目に遭われましたね。 例えば日本国内でも旅行業者の倒産で航空券代金が戻らない、という事例が結構発生していることをご存知ですか?倒産前に代金振込みを急がせるなど、計画倒産に近いものすらあります。一応、登録旅行業者ならば旅行業協会から弁済が受けられますが金額に限度があり、被害者が多くなると一人当たりの弁済額はほんの僅かです。 倒産まで行かなくても、旅行はお金を払うのと引き替えに商品を確認できない特殊な取引ですから、トラブルは後を絶ちません。何しろ、旅行に行って(行けなくて?)初めて商品の欠陥に気づくのですから。 日本には一応旅行業協会もありますし、消費者生活センターなどでも苦情相談を受け付けます。それでも泣き寝入りしている旅行者はたくさんいます。クレームというのはなかなか手間も時間も精神力も必要な作業だからです。 それを言葉も違えば文化も違う遥か彼方のインドという外国にある一私企業にしようとしているのです、あなたは。悔しいと思います。ですが万一幸運にも返ってくるお金と晴れる気持ちと、あなたの手間隙精神力を秤にかけてみてください。 パトナの旅行会社なのでしょうか、それともデリーですか?16,000ルピーというと、クレジットカード払いでしょうか。クレジット会社には相談しましたか?まず門前払いでしょうが、ダメもとで相談してみるべきかもしれません。フライトキャンセルがあった時点でしたら、ひょっとしたら止められたかもしれません。 インドで人の手を借りると碌なことはありません。列車の切符は駅で買い、航空券は航空会社の営業所で買うのが一番です。月並みですが、高い授業料を(以下略)。 参考になるかどうかわかりませんが、インドに住んでいた当時、私が日本へ行く航空券を買っていた旅行業者(と呼べるのかどうかも疑問なのですが)は、どこにでもあるPCO/STD/ISDオフィスのオーナーで、旅行代理店などの看板は一切掲げていません。空港への送迎(白タクw)や国内航空券も扱い、州外海外出稼ぎの多い地区でしたから、かなりの売り上げを上げているとみました。 客はすべて口コミ客で紹介客です。紹介者を介するのでその旅行業者も信用を大事にしますし、客も同じく信用を大事にします。業者が客を信用できるかどうか、というのも大事なことなのですよ。日本では変更を何度もしておいて支払いの約束は平気で破るとかのマナーの悪い客もよくいますから。そういった旅行業者は飛び込みの客は必要ないので、看板も必要ないのでしょう。 デリーにもよく空港送迎を頼んでいる旅行業者がいます。夫と同郷の人で、こちらもやはり旅行業の看板は掲げていません。オフィスは普通の家です。ほとんど同郷人の間の口コミ紹介客相手の商売をしています。看板掲げて飛び込み客が来ても、業者がその客を信用できないので取引が難しいのだと思います。 現地の新聞雑誌を読んでいると、一般インド人も結構、騙されたりぼられたりしていることがわかります。日本のように消費生活センターのような相談機関はないか、まず機能していません。対処法の要はやはり相互信頼です。インドは人と人のつながりを大事にします。何かあればAは親戚知人に相談し、そのうちのBが友人Cに尋ね、そのまた友人Dを紹介してもらう。問題があればそのルートA→B→C→Dでクレームが来ます。Dは紹介者であるCの顔を潰すわけにはいかないので、全く知らないAのクレームを無視できない、という関係になるのです。 そんなインド社会へちょっと外国人旅行者が来て、旅行業者と渡り合おうというところから無理があります。しょっちゅう外国人旅行客を騙しているのならいざ知らず、その旅行業者は現地では以外と評判のいい旅行業者だったりするかもしれません。でも紹介者を介しない飛び込み客に、きちんとした対応をするはずがないのです。インドの旅行業者にしてみれば、自分も信用できない客を相手にするリスクを負って取引しているのだから、客もそのリスクを負うべきだ、とでも考えているのかもしれません。 日本人的感覚では理解できないことですが、インドという社会はそういうものなのです。今回のことも旅行業者は「ラッキーだった。」としか考えていないでしょう。あなたが被った損害など思い至るはずもありません。「人間として人を騙すという罪を犯した、本来手にするべきでない金を手にしてしまった、泥棒と同じだ」とは絶対に考えません。「神が下さったお金だ。有難い。」とすら考えていそうです。それがインドなのです。
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- saregama
- ベストアンサー率47% (555/1166)
>こういったケースの場合、旅行業者はひたすらとぼけ続けて、お金を返さずに済ましてしまうのが大半なのでしょうか? 大半じゃありません。100%全てです。 >それともノラリクラリとした対応はインド人の気質で、しつこく催促していればいつかは返ってくる事もあるのでしょうか? 前半はイエス、後半はノーです。120%です。
- saregama
- ベストアンサー率47% (555/1166)
>外国に住んでいる外国人に対して民事訴訟を起こしたい場合、 日本国内で民事訴訟を起こしても何にもなりません。インド国内でインドの弁護士を雇って訴訟を起こすことは可能です。インドは民事裁判といえども日本の刑事事件よりも長引きます。さらに弁護士費用に標準とかはありません。要求される金額を払っても領収書も出ません。某旅行会社よりも何倍も不快な思いをする羽目になることを保証します。 >まず何処に相談すれば良いのでしょうか? 在インド日本大使館でしょう。対処してくれるわけではありません。後の日本人旅行者に警告くらいはしてくれるかもしれない、という程度です。よくてインド観光局へ苦情を申し入れるくらいです。 >実際に経験された方がいらっしゃいましたら、参考までに 「インド 悪徳旅行業者」でググるとたくさん出てきます。アグラからカンプール経由ヘッドライトもつかない車で一泊二日でヴァラナシに来た、という日本人男性二人と話す機会がありました。600ドル!!払ったそうです。何で楽しくて安い列車にしなかったのか・・・?定番の「列車は全て満席」というのを信じてしまったとか。インド人の荒運転で飛ばしてきますから、内臓半端なく揺さぶられてヘロヘロ状態でした。アグラで定番の宝石詐欺にもひっかっていて、すぐにクレジットカード会社へ連絡するように言うしかありませんでした。「ちゃんと郵便局から郵送するのを見たから大丈夫ですよね?」「郵便局員も知り合いだろうから後で摩り替えるのは簡単。日本だって差出人なら取り戻せて当たり前。」 私自身で言えば、インドの旅行業者はほとんど使ったことがありません。日帰りバスツアー30ルピーとか、ネパール国境越えのバス&宿泊セット300ルピーとか、日帰りハイヤー貸切600ルピープラス昼飯くらいです。かなり昔の話です。
補足
ありがとうございます。 訴訟を起こすというのは難しそうですね。現実に出来るものならメールでの催促の際にそういった文面を盛り込む事からやってみようと思ったのですが…在インド日本大使館へは一度連絡してみようと思います。 >「インド 悪徳旅行業者」でググるとたくさん出てきます。アグラから… 日本人の感覚からするとインドは本当に悪徳業者が多いですよね。私の場合は旅行業者を通じてフライトの予約をしたのですが、それが悪天候でキャンセルになりまして、フライトキャンセル料が旅行業者にバックしたまま私のところに戻ってきていないという状況です。 日本に帰ってから旅行業者に私の日本の口座番号を知らせてそこに振り込んでもらうという話になったのですが、何か忙しいとか銀行が遠いとか理由をつけて振込をしようとしません。 料金自体ぼったくりではあったのですが、しかもキャンセルになった訳ですので、お金が返って来なかった場合、私は旅行業者にお金をまるまるくれてやった事になります(約16000ルピーです、ちなみにパトナ/デリー間は空港窓口で正規料金で買ったら約5000ルピーでした)。キャンセル料をまるまる着服してしまう旅行業者などというのは、ボッタクリよりも酷いのではないでしょうか? こちらには旅行業者からの領収書がありますし、住所・電話番号・メールアドレス等も判っています。 旅行業者は何時とは言わないまでもお金は返すとは言っていますが、こういったケースの場合、旅行業者はひたすらとぼけ続けて、お金を返さずに済ましてしまうのが大半なのでしょうか? それともノラリクラリとした対応はインド人の気質で、しつこく催促していればいつかは返ってくる事もあるのでしょうか? 私のような事例で何かご存じでしたら教示していただけませんでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 >パトナの旅行会社なのでしょうか、それともデリーですか?16,000ルピーというと、クレジットカード払いでしょうか。 旅行会社(といっても個人でやっている小さな所です)はブッダガヤにありまして、パトナ空港とは近いとはいえ車で3時間程の距離があります。支払いは現金でした(インドではカード払いの方が危ないと聞いていましたので)。その時はフライトキャンセルになる事など全く予想していなかったのですが、今から考えるとカード払いにしておいた方が良かったかも知れません。 >インドで人の手を借りると碌なことはありません。…(中略)…Dは紹介者であるCの顔を潰すわけにはいかないので…… 本当その通りでしで、列車も飛行機も窓口とまではいかなくてもネットショップに行って自分で予約するべきでした。取り返せなかった場合は授業料と考えるしかないのですが、まだ旅行業者とは連絡は取れていますので、あと一月くらいは催促を続けてみようと思います。 saregamaさんの仰るように、インド人はかなり横のつながりが強いという事は私も感じました。ブッダガヤに行った際はボッタクリも含めて何か私という金ヅルを皆でシェアしあっているという感じで、正直かなりうんざりしましたが、一応共通の知人が何人かできました(知人といってもブラックリストがあれば載せてほしいくらいです。詳細は省きますが、特に日本人をカモにしている連中で、この旅行業者にも対しても当初は勝手に彼らがキャンセル料を受け取ろうとしていました)。 これからの旅行業者への催促の際は、逆にそういったつながりのある人間の名前を出してプレッシャーをかけてみようかと思います。