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外壁で、窓の幅で、つらつらと雨の汚れ?がきになる
こんにちは。本当に勉強させて頂いています。 質問です。 外壁で、窓の幅で、雨だと思うんですけど、水のよごれが線に なっている状態をよくみかけます。 (意味がわかりますか?) ベランダでも、全面の壁を、小さな□(四角)のように、 くり抜いて見栄えをよくしてるような場合でも、 その小さな□(四角)と同じ幅の雨の汚れが線にって下のつたって。 これは、たぶん、大きな普通(普通じゃないのは、陸屋根かな?) の屋根をつければいいんじゃないかな? と素人的に思ったりします(横からの雨は諦めて。。。)。 質問は、雨の汚れのような線がでてしまう(外壁についてしまう原因) 原因を教えてください、ということです。 また、設計時点での予防はありますか? お暇なときにお願いします。 ちなみに、陸屋根で建築計画中です。
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大気中には、車の排気ガスや工場からのばい煙などの目に見えない大きさの石油の燃焼物 (カーボン:真っ黒)が浮遊しています。 もう少し詳しく見ると、これらの表面には、タールなどのオイル成分で覆われていますので、 言ってみれば“真っ黒な油の塊”です。 雨は、この大気中に浮遊している“真っ黒な油の塊”を取り込んで、地表に降り注ぎます。 (雨が無くても、特に水平面で“真っ黒な油の塊”は堆積していきます。) 話は変わりますが、通常、住宅のほとんどの外壁は塗料という材料で覆われています。 この塗料は、高分子ポリマーを結合材にした有機物質となり、オイルに近い成分です。 さて、水とサラダオイルを混ぜて、良く攪拌したら混ざりますか?…混ざりません(2層分離)。 では、この混合溶液にオリーブオイルを入れたら、そのオリーブオイルは、水とサラダオ イルのどちらに混ざりますか?…もちろんサラダオイル側ですね。 このように、水と油はとても仲が悪く、同じような成分は良く混ざり合う特性を持っています。 では、オイル成分である“真っ黒な油の塊”を含んだ雨(水)が、オイルに近い有機物質 の塗料の上を流れたらどうなるでしょう? 答えは、“真っ黒な油の塊”だけが塗料に付いて、水だけが下に流れます。 そして、水とオイルは仲が悪いので、水は塗料の上ではハジいた状態で下に流れるため、 筋状の形で汚れが現れるようになります。(雨水の通り道だけ汚れが付いていく) 特にベランダの壁のように、その上側に汚れが堆積する水平面がある場合や、サッシ下など のように水の流れる場所が制限されるようなところで多く発生します。 実際には、外壁面全体が同じ理由で汚れが付いていってるのですが、雨が全体に均等に当 たって汚れが分散され目立たないだけです。 対策としては、陸屋根の天板(水平面)は、逆勾配をつけて雨水が外壁面へ流れないよう にすること。 ベランダは笠木を付けて雨水(雫)自体が壁に接触しないようにすること。 サッシでは、No2様の回答の通り、水切りを付けられるのが一番です。 (陸屋根、ベランダは設計の段階で対策されてますよ。ただサッシの水切りは提案された 方が良いかもしれませんね。)
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- sayaoi
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外壁が真っ白の我が家は水切りを付けています。窓の下に設置されていて、窓枠から落ちた雨水が直接壁を伝って落ちないようになっているものです。これだけの説明じゃわからないでしょうからご自分で検索してみて下さいね。サッシ屋さんに頼めば後付けも出来るみたいですが、どうせなら最初から付けた方がいいでしょうし。シャッターがある窓は水切りが付いているのと同じように雨水が外壁を伝わないそうなので、我が家はシャッターが無い窓の下にはすべて付けました。築後1年ちょっとなのでまだ効果のほどはわかりませんが、今のところは汚れはありません。お値段もそんなに高くはなかったですよ。
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ありがとうございます。 水切りですね。HMの窓の資料にもありました。 これをつけとくってことですね。
- 2009ken
- ベストアンサー率21% (769/3580)
撥水コートか、汚損防止コーティング、光触媒コートすれば、つかなくなります。 要は、雨の水分と、その中にある各種埃や、科学物質です。
お礼
ありがとうございます。 コートがはげるとつき始めるってことでもありねぇ。
お礼
ありがとうございます。 とてもわかりやすいです。全体的に汚れてるんですね。。。