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【薬】決められた用量以上の服用について
1年前に食道裂肛ヘルニアと表層性胃炎と診断され、また3年ほど前より胃の不快感に悩まされていたため、パリエット10mgとガスモチンを3週間ほど前から服用しています。 30歳です。 今日は、特に胃の不快感がひどく、また胃痛まで起きています。 今日、明日と処方してくれた薬局と医院が休みのため、質問させてください。 パリエットは朝食後のみの服用と指示されていますが、それ以上服用することは、やはりいけないのでしょうか。(例えば夕食後にも服用するなど) 現在、症状が非常につらく、また明日も引き続き薬局と医院に尋ねることができないため、この場を借りてどなたかご教示いただけないでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。
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- fi990082
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こちらこそ的を得ない説明で申し訳ありません。 >半年前にエコーを受けて、 これがまさに胆石症や膵炎などを調べる目的で行なったものと思われます。 非常に申し訳ないことですが、 >内視鏡所見からも懐疑的という理由は痛みを伴いにくい「表層性胃炎」の診断および「逆流性食道炎」ではなく「食道裂孔ヘルニア」との診断を受けている時点ですでに症状として胃の不快感があったことによります。 の部分が少し難しく、もう少しご説明いただけないでしょうか。 >最初の質問に書かなかったのですが、軽度のバレット上皮もあると言われています。(バレットは心配だったので、医者にしつこく聞いてみたところ軽度のものだし、心配ないと言われました) まず、「機能性胃腸障害」とはなんぞやというところから始めるべきでした。わかりにくくて申し訳ありません。これは、簡単に言うと癌や潰瘍などの器質的な病気がないにもかかわらず、胃痛や胃もたれなどの消化器症状をきたすもので、現在「RomeIII分類」と呼ばれる分類があって、枕代わりになるくらい分厚い本になるほど細かく分類されています。その中で、luluccoさんの症状からは食後愁訴症候群(postprandial distress syndrome)もしくは心窩部痛症候群(epigastric pain syndrome)のどちらかに当てはまるものと思います。 この診断に際しては、前述の通りの「痛みをきたすような器質的疾患がないこと」がまず前提で、そのためには胃カメラや超音波検査などが必要となります。それに加えて胸やけなどの症状をきたす「逆流性食道炎」でないこと、便秘と下痢を繰り返す「過敏性腸症候群」でないこと、慢性膵炎の原因となる「Oddi括約筋機能不全(SOD)」でないことの3点が満たされたときに確定となります。実は最後のSODの一部がとりわけ診断が難しいため、多くの場合厳密な意味での確定診断は困難なはずなのですが、SODの頻度の低さからか疑診のまま治療して上手くいっているのが現状です。今回、軽度のバレット上皮(おそらくSSBEとよばれるものでしょう)はあっても「炎症」はなく、胃炎はきわめて軽い胃炎で、処方内容から察するに下痢はしていない、血液検査の結果がどうだったかわかりませんが、経過からおそらく正常だったのだろうと予想されます。したがって上記診断の疑いと言ったわけです。 度重なる長文ですみません
- fi990082
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パリエットの有効性に関しては、内服してからしばらくして症状が軽くなるかどうかという極めて原始的な方法で構いません。 パリエットは1日1回で十分な胃酸分泌抑制効果をもちますから、その改善すら見られないにもかかわらず回数を増やすことがそもそも理に適っていませんが、パリエットを2回飲む飲み方はピロリ菌除菌の補助療法としてのみ使われる飲み方なので、したがって「有害」とはならないと思われますが、使い方として正しくありません。 内視鏡所見からも懐疑的という理由は痛みを伴いにくい「表層性胃炎」の診断および「逆流性食道炎」ではなく「食道裂孔ヘルニア」との診断を受けている時点ですでに症状として胃の不快感があったことによります。腹部超音波検査や血液検査などにより胆石症や膵炎などの否定が必須なのですが、この経過と検査結果からまず疑うのは「機能性胃腸障害」と呼ばれる疾患です。これは、胃や腸の動きの問題であって、胃潰瘍などのように直接胃酸が悪さをしているというものではありません。ただし、胃酸分泌低下により消化管運動にも変化を生じるので、パリエット自体は有効であるとされています。精神的な要素もかなり強く、抗うつ剤などを用いることもあり、経験上も治療に難渋することもすくなくありません。 小難しいお話&長文で申し訳ありません。
お礼
再度の回答、本当にありがとうございます。 非常に申し訳ないことですが、 >内視鏡所見からも懐疑的という理由は痛みを伴いにくい「表層性胃炎」の診断および「逆流性食道炎」ではなく「食道裂孔ヘルニア」との診断を受けている時点ですでに症状として胃の不快感があったことによります。 の部分が少し難しく、もう少しご説明いただけないでしょうか。 胆石症や膵炎の診察目的か否かは不明確ですが、半年前にエコーを受けて、その際におなかの部分(大雑把ですみません)にゼリーのようなものを塗って調べてもらいました。医者は、胃の不調が胃以外に起因するかもしれないから・・・と言っていました。結果は問題なしでした。 胆石症や膵炎の可能性を否定すると、私は「機能性胃腸障害」なのでしょうか。 最初の質問に書かなかったのですが、軽度のバレット上皮もあると言われています。(バレットは心配だったので、医者にしつこく聞いてみたところ軽度のものだし、心配ないと言われました) fi990082さま、重ね重ね申し訳ありませんが、上記の質問に対してご教示くださればうれしいです。
- 028460
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パリエットは1日20mgまで服薬可能ですが、20mgは難治性のものに使います。 安全性としてはパリエット他、全てのPPIといわれる薬剤が本邦の承認用量内でほぼ確保されているので、難治性だと診断されていない場合でも特に問題は起きないと思います。(これは今、あと1錠飲んでもいい。と言っているわけではありません) ただ、医師・薬剤師の指示に反して服薬した場合に、もし何かあった場合には、誰も何の責任も取ってくれません。ですのでやはりかかりつけの医師に相談するのが一番です。 「朝食後」となっていますが、パリエットは効果がでるまでに少し時間はかかりますから、症状が食後に起こるのならば、「食前」に飲んでも全く問題ありません。 (食事の影響を受ける薬剤がありますので、他の薬もいつでも飲んでいいというわけではありません。) パリエットが確実に効いているかどうか、というのは 患者さん個人が症状によって判断する・・・というのが一番の方法です。 内視鏡はしょっちゅうできませんので。 ちなみにパリエットの効果についてですが、 内視鏡的治癒率(所見)で見ても高いものがありますので安心してください。 現在パリエット以外にも、日本には同じような薬剤(オメプラール・タケプロン)がありますが、「胃酸を抑える」という効果のある薬剤で この3種以上に効果のある薬剤はありません。 なにはともあれ、症状がある場合はつらいですよね。 一年前の診断とのことですので、もう一度内視鏡検査を受けるほうがいいかと思います。 お大事になさってください。
お礼
専門家の方からの回答ありがとうございます。 一年前に内視鏡により診断されたのですが、直近では先週、内視鏡検査を受けました。結果は一年前と同じものでした。(言葉足らずで申し訳ありません) やはり、処方箋の指示にしたがって服用します。20mgまでは服用可なんですね。 食前に服用すること、医師に相談してみます。丁寧な説明を、ありがとうございました。
- fi990082
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基本的に薬は「決められた量を決められた時間に」が原則です。 主治医の許可なく内服量の調節をするのはやめてください。 まずパリエットは確実に効いているのでしょうか? そこをよく見直してみてください。 パリエットに関しては20mgまで内服可能ですが(つまり朝夕食後2回)、内視鏡の所見からもその有効性は懐疑的です。 明らかに効いておらず症状が強いのであれば救急医療機関を受診することをおすすめします。胃痛の原因は胃だけとは限りませんので。
お礼
専門家の方の回答ありがとうございます。お医者様でしょうか。 パリエットが確実に効いているのか否かは、どのように判断すればよろしいのでしょうか。 また、「内視鏡の所見からもその有効性は懐疑的」とのことですが、これはどのような意味でしょうか。 再度の質問で申し訳ありませんが、もし目に留めていただけたなら お教え下さい。
お礼
何度も回答していただき感謝しています。 担当医に、機能性胃腸障害のことを話してみようかと思います。 今まで、胃の不調で苦しんできましたが、こんなに説明してくださるお医者様はいませんでした。(fi990082さんはお医者様だと思っています・・・)どの部位の不調でもそうかもしれませんが、私の胃の不快感・胃痛は日常生活にも支障をきたしているため、早く自分に合った治療法を見つけたいです。 こんな先生が、身近にいたら患者として本当に救われます。fi990082さんの患者さんがうらやましい・・・まだまだfi990082さんには聞きたいことがありますが、それは今回の質問内容と異なってしまうので(今回は薬の飲み方についてなので)、また新たに質問を立ち上げるかもしれません。そのときはまた目に留めていただければうれしいです。 本当にありがとうございました。