現在の環境は大量消費、大量生産、大量廃棄によって破壊されてきていると言われます。
この環境破壊の対策として、生産を抑制し消費量を少なくして(減量)、再利用できるものは利用して(廃棄物を利用した発電など)、再利用できないものは原料などとして再使用(リサイクル)することで、環境に与える影響を少しでも少なくする。
ということで、環境基本法の中で車とか、家電などなどにリサイクル法ってできたんですよね。
それで循環型社会ができれば、環境に負荷、つまり環境破壊が減るということが、リサイクルの意義だと思います。
でも、これってある面では、とても難しいと思うのです。
よく言う、あっちを立てればこっちが立たず、ということがおきると思うのです。
例えば、ビールや牛乳、リサイクルを考えるとビンが良いですよね。洗って再使用できるので。
ところが、運搬から考えると紙パックの方が効率がいい。ということは、運搬に伴って出る二酸化炭素が少ない。
容器の形状や重さからそのようなことがいえます。また、ビンの洗浄で水質汚染の問題もある。
地球資源全体から見て、一番消費量が少なくて済む方法を選択することがリサイクルだと思うのですが、経済性の問題が必ず立ちはだかるの難しい問題です。余計な話もつけてゴメンなさい。