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なぜ企業の決算は重要視されるのでしょうか?
なぜ企業の決算は重要視されるのでしょうか? 逆に、なぜ企業の決算に比べ、国の決算は注目を浴びないのでしょうか?
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- ryuken_dec
- ベストアンサー率27% (853/3139)
企業活動は、実質毎年度決算で生産するので毎年利益を出すことを求められます。 「一昨年は1000億円利益、去年は2000億円の利益、今年は500億円の損失。でもトータルでプラスだから良いじゃん!!」とは言えません。 一方、国の財政は四半期や年度ごとの区切りでの制約はそれほどありません。ですので、特に期を区切っての決算にそれほど大きな意味はありません。上の企業のように今期が赤字でもトータルでプラスなら許されます。ですから国の単年の決算はそれほど注目されません。 国家において重要なのは決算ではなく、収支状況です。トータルでの財政赤字などは当然大きく注目されています。
- ROMIO_KUN
- ベストアンサー率19% (432/2249)
決算発表する会社に限定しますが会社は誰のものだと思いますか? 紛れもなく株主のものです。 社長のものでも社員のものでもありません。 社長は代表であり、事業責任を負う立場です。ただし会社を動かすことができます。 株主がNoと言えばクビになります。 社員は働いた結果給料を得る歯車です。いくら働いても会社は自分のものになりません。 決算発表は業績を株主に公開し今後も投資してよ、もうけさせてあげるからと言うものです。 自分の財産を投資した株主様に対しその結果を嘘偽り無く公開しないと株主は出資を 引き上げ会社はとたんに崩壊します。 国の決算は有識者には注目を浴びているのですが読み解く知恵を持つ人があまりいないので 注目を浴びても良いはずなのですが話題にあがらないのです。
- bigorange9
- ベストアンサー率75% (171/227)
企業の決算には主として以下の役割があります。 1.正確に経営成績と財政状態を記述することで企業の実態を示す 2.1により、債権者と株主の間の利益分配の計算を行えるようにする 3.上場企業であれば、決算を公表することで潜在的な投資家(まだその企業の株を買っていなくてもこれから買うかもしれない人)が投資の参考にすることができる 一方、国には企業と同じ決算はありませんが、財政統計により国の収支や財政状態を把握することができます。国は定義により倒産することは(ほとんど)ありませんから、決算はあまり重視されてきませんでした。しかし国債(借金)が増えると国が倒産する可能性もゼロではなくなるので、内外の投資家からは心配されます。また国民にとっても無駄遣いが多ければ将来の増税にもつながります。そこで最近は国や公共機関でも企業の決算に似た数字を作って公表するようになってきています。