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AP examについての質問
- アメリカの大学進学を考えている方への情報提供
- APとはアメリカの高校生が受ける試験で、大学での学習を高めるために有効です
- AP試験の準備には参考書が必要で、APコースを受講している学校生徒もいます
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質問者が選んだベストアンサー
回答者の皆さんは、質問者様の行きたい大学が有名大学(いわゆる一流大学)と仮定して回答されていますが、そういう大学だとTOEFL100点では危ない(最低条件を満たしていない)可能性が高いですし、そういうレベルでないとSATでも思うような得点ができないのでは?と思います。さらに、その手の大学だとアメリカの高校生でもGPA4.0、SAT2400点(つまり両者満点)でも落ちることが多々あります。(SAT IIは大学により要求課目等が異なるので一般比較が難しいです)学校の成績以外の活動が日本以上に重視されているからです。逆にそういう部分でのアピールがあればGPA3.85、2200点ぐらいでもIVYに合格することもあります。SATの点数は500点を平均とする標準偏差に近い評価方法であり、アメリカの高校生は複数回受けることで点数を上げていますし、大学に入るだけなら1500点でも選択肢はあります。(大学は最高点だけを評価するとは限らないですが) したがって、行きたい大学(そのクラス)を明示しないと回答の方向が全く違ってきますね。 APとは大学教養レベルの授業を高校で行うものです。大学によっては高校でこの単位(Credit)を取得していると大学時に取得した扱いになる(Credit transfer)と言う意味があります。この意味は、例えばダブルメジャー(主専攻を2つ同時に取得すること)を目指す学生にとって、5年かかる単位数を4年で達成できるメリットになります。また、普通に高校4年間で単位を揃えるとそれほどAPは取得できません。APの授業は受ける条件があり、それが3年で完了できないことがあるからです。その一方で中学校で優秀な成績だったり、1年目から科目のIから始めずIIから始めることでAPを受けられるようにしています。はっきり言って、学内で学年を問わず学力差に応じたクラス編成をしていると言えます。(アメリカの高校は日本の大学に近いシステムで、授業は学級単位ではなく個人で全ての科目を選択するので、日本の学級に当たるものがありません) アメリカの高校生がSATのAPを受験する資格は、学校でAPの単位を取得していることです。したがって、勉強方法は学校の授業、宿題、予復習ということになります。日本同様にいくつかの出版社から勉強のための参考書、副教材や模試、Tips本などがでています。試験前にこれらをやったり、日本のように進学塾のようなところで短期集中で勉強したりする人もいます。書籍は、多分、日本のAmazon当たりで購入できるのではと思います。(もし、日本のサイトにないならAmazon.comやBN,.comでも日本から購入可能です) APのスコアは1~5点で、原則全体の上位70%が5点となるようです。(通常のSAT同様にその時の全体の結果で偏差値修正が入るようです)コミュニティーカレッジ(コミカレ)なら3点以上で取得レベルと判断するようですが、IVYクラスだと5点でなければ取得扱いにならないようです。(これらの大学は、入学後のAPトランスファーも受けないことが多い)APの取得数は、沢山取る学生だと3年の終わり(大学に申し込みを送る時・・・アメリカの高校生は4年生になってすぐ申し込みを始めるので卒業の半年前ぐらいに大学が決まります)で6、7つ、卒業時には9,10ぐらいAPを取得するようです。(カリフォルニアのAPIの高い(公立)高校のケース。APIが低い高校ではそもそもAPがほとんどカリキュラムにありません。API・・・各高校の生徒の平均学力を表すカリフォルニアの公立高校別数値) 更にアメリカの高校生で時間に余裕があるなら、コミカレの夜学で大学の単位を取得できます。(高校3年生以上で、大学で空き席があった場合)ここで取得した単位も大学へのアプリケーションに記載できるため、AP同様に評価を上げるために使えます。かなり大変ですが、高校3年から頑張ればコミカレ(2年制)の単位で昼間しかやっていない課目以外は、4年卒業時までに揃えることが可能です。(もし、卒業後コミカレに行くなら6ヶ月で学位に必要な単位は揃う) 他にアメリカの高校生はボランティア、インターン、スポーツなど自分ができる学外のアクティビティーを積極的にやっています。これらがやはり大学の評価に繋がるからです。学生がなぜその大学のその専攻を希望するのか、そしてその大学にとって適切な学生であるかがこれらの活動でも表現されるからで、日本的な学力試験の成績だけにこだわらず((有名校なら)こだわるなら学校やカウンティではなく州で1番ぐらいになることが必要)、自分を表現する実績造りを高校生からやっています。(アメリカは大人になっても全く同じシステムで実績で自己表現ができないと前に進めない社会です)
その他の回答 (6)
- JHU-CTY
- ベストアンサー率40% (2/5)
APがある方が良いか、無いほうが良いか、と言えば、ある方が良いですが、なくてもOKです。それよりも、必須の SAT や ACT の受験、高得点が急務です。ACT は33点以上は、最低でも欲しいですね。SAT は700点平均ないと、大学を選べません。Ivy League 志望なら、750点平均で、SAT II も何科目か受けてなければ なりません。 時々、SAT Reasoning Test で 500点は要るだの、600点は要るだのと、勝手に無責任に言っている人がいますが、そんな事は ありません。何点要るかは、大学によりけりです。500点は、まったく普通の平均偏差値ですので、行ける大学は限られてしまいます。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 APをとるのはSATのあとでまったく問題ないようですね。 ちなみに、ごく一般の純ドメ高校生(海外経験なし、英語も特別な教育を受けてきたわけではない)がSAT750は至難の技に近いと思います。 でも最近は早期からの英語教育も流行っていますし、達成できる高校生も出てくるかもしれませんが。 ありがとうございました。
- usaedu
- ベストアンサー率25% (5/20)
アメリカの、それなりの大学に合格するためのミニマム要件は、高校の成績がなんと言っても重要ですが、その次に重要なのはTOEFL iBT100の達成とSAT Reasoning TestのCritical ReadingとWritingで500以上達成の2点です。APはあくまで補完的です。名門大学に応募するなら、AP受験が有利になるということは事実ですが、特に意義があるのはCalculus BCです。ちなみに、この意見は私の見解ではなく元DartmouthのAdmissions Officerの方の意見です(著書あり)。SATの高得点が最重要課題であることは間違いないでしょう。TOEFL達成は「言うまでもない」ことであり、達成しないで応募するなど「暴挙」とさえ言えます。日本の、何も知らない周囲の人の意見、世間の雰囲気、など、そういったものに惑わされてはいけません。Stanfordは無理とし、それなりの大学に合格するには「覚悟」が必要です。APのことを調べ上げた、そのリサーチの力、見識を持続することができれば、名門大学への道は開けます。
- usaedu
- ベストアンサー率25% (5/20)
”アメリカ名門大学留学”で検索すればAPをはじめとしてアメリカの名門大学のAdmision関連の、極めて参考になるであろう情報Blogや情報サイトがいくつかあります。
- usaedu
- ベストアンサー率25% (5/20)
よく、そこまで調べたと感心します。私が知る限り、そこまで理解ができている高校生は皆無です。 が、日本でAPを受験するには制限があります。先ず、日本の高校生なら、受験するインターナショナル・スクールのAP担当者の許可が必要です。申込は2月下旬~3月上旬ころのようです。そして受験科目がどれが可能かは、その受験する学校により変ってきます。さらに、一番効果があるといわれているCalculus BCコースは受験できないこともあります。 スタンフォード大学のEPGYを受講し、University Levelの単位を取った方が「実利」があると思います。スタンフォード大学は、その単位をスタンフォードの単位として認めています。 端的に言って、最大の課題はSAT Reasoning TestのCritical ReadingとWritingで500をクリアすることです。その達成なくしてアメリカのトップクラスの大学(ランキング1~30位程度)への合格は困難であると考えるのが妥当です。 大学選定で重要な点は、既にご存知だとは思いますがNeed-BasedのFinancial AidをInternational Studentにも支給する大学を選ぶということです。そうすれば4年間の留学費用(授業料、寮の部屋代、寮の食費計)は合計で200万円程度で済ませることもあり得ます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね。まずはAP servicesに連絡するようにとcollegeboardのHPにもありました。 あまり遠くない所で希望の科目が受けられればいいのですが… EPGYには確か英語と数学しかないですよね? 私はそれ以外の科目でAPを取りたいと思っていましたし、スタンフォード大学を目標にできる者でもないので、受講料を払ってEPGYを取るのは微妙に感じてしまいます。 日本の大学も併願せざるを得ないので、SATはなかなか重たいのですが、何とか500越えを目指したいと思います。 それから、行きたいと思っている大学の他もfinancial aidなど調べなくてはいけないですね。 No.4のお礼も一緒にさせて下さい。ありがとうございました。
- caldad
- ベストアンサー率60% (53/88)
カリフォルニアの公立高校を卒業したアメリカの私立の大学生の子供がいます。高卒時までにAPをたしか7科目履修していたと記憶しています。これは在学していた高校では進学生としては多くもなく少なくもないというAP科目数だったと思います。 先の方のおっしゃるように、APは大学の教養レベルの中の入門編の科目です。毎日1時限の授業があり、一年間の授業の後に全国の統一テストがあり、この結果によって大学の単位に移行できます。UCではAPテストの結果が4あるいは5点では自動移行、CSUでは3.4.5点で自動的に移行できます。しかし、私立では大学ごとに単位移行の制度がちがい、私の子供の 大学ではAPは2科目しか移行できません。これはAPの内容ではこの大学の単位としてレベルが低すぎると大学が評価をしているからです。 GPAを上げたい、あるいは学力があることを証明したいとのお考えで、APを 取りたいと希望されていると察しますが、アメリカの高校でもAPのコースのない学校も少なからずあります。そのような高校からも名門大学にも合格者がありますが、彼らの場合には、提供されている科目の全てでよい成績をとっていてSATにおいても、ほかの合格者に並ぶだけの点数をだしているのが普通です。したがって、学校がAPコースを用意したいないために、そのコースが履修できず、それによって能力、実力のある生徒が難関の大学の応募で不利になるということでもありません。私の子供の大学で実際にこのような高校から来た学生と会って、話しをしたことがあります。 したがって、とりあえず今日本の高校できることは、できるだけよい成績をとって、GPA を高くたもち、学年順位でも上位にいることのように、私には思われます。また課外活動にも努力を傾けることが必要ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 APのテストを受けることは日本でも一応可能なようなので、受けるだけでも…と考えていたのですが、そのために勉強・準備するのが負担になってしまうような気もしています。学校の勉強もGPAのために大切ですし… APを持っていなくても名門の大学に入れる人もいるとのことで、AP以外にも自分をアピールできる方法を考えていきたいと思います。 それにしても、現地では7科目でも珍しくないのですか… カルチャーショックを受けた気分です。
娘が高校のジュニアです。 APのコースは高校で大学の授業が受けられるコースで、コースに出席してテストを受けてある一定の成績以上だと大学の単位として認めてもらえるものです。 内容は大学の一般教養レベルで、科目も(通っている学校によるのですが)生物学、化学、アメリカン・ヒストリー、アメリカン・ガバメント、心理学、数学、音楽…など大学の一般教養の必修科目が多いです。 ホームスクール等で独学でAPのコースを終える人もいるみたいですが、詳しい方法はわかりません。 ホームスクールは州によってカリキュラムが決められていて、そのカリキュラムをこなして年度末に試験を受けなくてはならない仕組みになっています。 大体が年度の初めに授業計画を提出して、ホームスクールに登録し、その後何度か進み具合を教育委員会のような所に報告すると形が多いようです。 APのクラスを取っている留学生もいるので、外国人でもアメリカ国内に住んでいれば登録できると思いますが、アメリカ国外に住んでいる外国人がAPのコースに登録できるかどうかはわかりません詳しい事は州の教育担当の部署に問い合わせるしかないと思います。 参考URL(英語)はAPの概要についてです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 APのコースが学校にない場合、試験だけを受けられるとcollegeboardのHPで見た気がしますので、テストだけなら受けられるだろうと思い質問させていただきました。 日本でコースを取ることはインターのような特殊な環境でなければ無理だと思います。 ご回答から、APはアメリカではかなりポピュラーなように感じました。 日本には、APのように、出来る科目は大学の単位を先取りできるような仕組みがないので、羨ましいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私自身はもうアメリカの大学を目指す立場にないのですが、 これから目指していく高校生がいればきっと役に立つことと思います。 それにしても、進もうと思えばいくらでも進めるアメリカの制度、すごいですね…。