全巻読みましたよ。
繰り返し同じような事を手を変え品を変え延々と説明するので、
全巻読めば一読しただけで霊的世界の感覚が身につくと思います。
もちろん完全に教えをすべて記憶、理解しようと思ったら何度か読み返すべきでしょうけど。
でもそれだったら他の霊の説明の仕方を聞いて、多角的な感覚を磨くべきかな・・
変化、影響ですが、まず心が明るくなりますよ。そして生きる活力が湧いてきますね。百利あって一害無しですよ。
ただ、私が危険を感じる部分は、シルバーバーチの霊言と矛盾する霊言をすべて偽とする輩です。私は一概にそうとは言えないのじゃないかという気もするんです。勉強不足なのかも知れませんが、大体東洋の霊の在り方と、西洋の霊の在り方は異なっているような感想を受けるのです。東洋では自然霊と個人の関係が深い気がするのですが、西洋では人霊同士の関係が深いような感想を受けます。また、それは霊性の段階にもよるでしょう。つまりシルバーバーチを取り巻く親和関係の位置から見た世界と、他の霊を取り巻く親和関係の位置から見た世界では、表現の仕方に若干の差があっても問題にするほどではないような気がするのです。
例えばシルバーバーチは現世の人間に前世は分からないと言ったそうですが、それが永久に絶対だと思うのは人間の浅はかさなのではないでしょうか。シルバーバーチが発言してからもう数10年は経っているのだし、霊の社会が違えば人間に何を与えるかの判断も違ってくるかもしれないではありませんか。
それよりも霊の気品を人間が自分の感性で注意深く感じ取る方がいかに重要であろうかと思うのです。知識そのもの、教義そのものの突き詰めも、まぁ、役に立つ作業ではあるんでしょうが、突き詰めて解釈するのはあくまでも現世の不正確な人間であることを考えれば、突き詰め過ぎて断定する事はキリスト教のドグマの二の舞を招く危険があると感じるのです。
とまぁ、色んな問題はありますが、読んで損はないと思いますよ。
初心者の方だったとしたら少し込み入った話をしたかも知れません。
失礼しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は、最初は自己啓発系の本を読んでいて、その後江原啓之さんの本を読むようになり、その後シルバーバーチの霊訓を知り、一巻から読み進め現在十巻を読んでいるところです。モーゼスやアラン・カルデックの著書も心の道場のサイトで時々あっちこっち読んでいます。 霊的な世界に対しては幼い頃から身近に感じていました。 心が明るくなる、生きる活力が沸く、ですね。 私もそうでした。やっと闇から抜け出たような気分でした。 ただ、ここ最近自分がどこに向かっていったらよいのか、何をしたらいいのか分からない感じなのです。 シルバーバーチは、不安や、恐れ、心配の念を心に抱いてはいけないとよく言いますよね。その念が霊界側からの働きかけを妨げるとか。何の心配もいらないとか。 そう頭では理解していても、不安の念が最近頭から離れなくて、苦しんでいました。 ここで質問したのは、私もこの先どうにかして道が開けていくものなのだろうか、と思い、先輩方の参考意見を聞いてみたいと思ったからです。 深いお話ありがとうございます。 確かにシルバーバーチをまるで聖書的な扱いをするのはどうかと思います。結局いつの時代にも言えることは、『利他的に生きましょう!』ということなのでしょうね。 前世の問題、これもまた深い問題ですね。 江原さんはどうなのでしょう。 私は、心の道場の、江原さんの昌清霊言に対する指摘は正しいような気がしてます。江原さんの活動や著書、語る内容にも、本物の部分と偽の部分があるように思います。しかし江原さんは、霊界側から見ると、かなり良い道具として役立っているように思うのですが…。 江原さんに前世が視えているのかいないのか、昌清霊言は作り物なのか、正しい判断は私にはできませんが、仮に嘘だとしても私は、江原さんが私利私欲の為だけにやっているとは思えません。スピリチュアリズム、真理を広める、という善な動機があるように思えます。 確かシルバーバーチの本だったと思うのですが、『その時代、地域に合わせて優れた霊媒が現れて、真理を広める』というような内容のことをどこかで言っていたように思います。その優れた霊媒が、今の日本でいう江原さんなのでは? と勝手に思っております。 長々と失礼しました。