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組合運動が盛んだったため逆につぶされた?
両親とも教師で日教組の組合員で父は一時期九州のある県の某支部の専従をやってました。自然と影響を受けて、負けても負けても闘争しないと教育が反動化されると思っていました。 ところが高教組の組合員の妻は県教組が組合運動をやりすぎたため文部省ににらまれてすさまじい弾圧を受けて、かえって教育の反動化が進んだといいます。 皆さんのご意見をお願いします。
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- cse_ri2
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ついでに言いますと、現在の公教育には一社会人として あまり期待をしていません。 文部省・日教組の双方に問題ありかと。 (教育改革には若干期待していますが) ベストな解決策は、私学の充実でしょう。 文部省からも日教組からも過度な干渉を受けない教育環境です。 学校の株式法人化でも何でもけっこう。 教育を受ける側が学校を選択できる機会が増えれば、競争 原理が働き、質の低い学校・教師は減っていくことが期待 できます。 私も10年くらい前は塾の講師のバイトをした経験がありますが、 勉強を教えるという点では、専業の塾の講師の方がよほど うまかったですよ。 彼等は自由競争の場に置かれており、自らが切磋琢磨し、 生徒にきちんと勉学を教えなければ食っていけない立場で したから、非常に真剣でしたね。学校の先生の方たちには ない緊張感があったことを、今でもよく覚えています。
- LB41
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『反動化』という言葉にそもそも疑問を感じます。 特定の思想や政党と結びついた運動団体が、 教育の方向性に対して、国に対して主導権を握ろうとする発想に疑問です。 [組合員の個々人に関しては すばらしい教育実践や活動を目の当たりにしていますので、 その総てを批判するものではありません] 労働組合として、【公務員(教員)の組合については各論ありますが】 労働条件に関してのみを活動の対象としているのなら良いのですが、 教育論を運動に持ち込んだのがそもそもの間違いではないでしょうか? 貴君の言葉遣いそのものにしても、 教育の場(子供たちの場)に “闘争”・・・というのはそぐわないと思いませんか? ご両親の頃ですと、ストライキなどを打っていた頃ではありませんか? 私個人は、子供たちの学習権が侵害され、安全確保が困難になる、 ストなどの争議行為を現場に持ち込むなど、もってのほかだと思います。 企業人や公務員(教員)に関係なく、 一社会人に当然与えられるべき基本的な労働条件が、 教員に対しては、その役務の価値や質量に比べて、 反故にされている部分が多々あるということは間違いないと思います。 (特に現在) 従って、 「やりすぎ」といえばその通り。 重要点は、 「労働条件改善活動であるべき姿を教育方向性の思想闘争にしてしまったこと」 ではないでしょうか?
補足
教育基本法には「教育者は国民に対して直接責任を負う」とあります。 「人間の壁」をお読みになればわかりますが、ぎりぎりまで休暇闘争という遵法闘争を取り、休暇を取る教師も一斉に全員というわけではありません。子どもの学習権を侵害したのも無茶苦茶な人事を断行した佐賀県の方だということが分かります。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
批判的な意見を述べます。 企業を例にあげますが、アメリカでも日本でも組合が 強すぎる会社が、大幅に発展したという例は少ないです。 むしろ日本では、トヨタのように労使協調型の組合の方が 会社も社員もうまくいっているケースの方が多いかと思わ れます。 #今の時勢でトヨタは、リストラをほとんど気にしなくて #すむ会社の一つでしょう。 日教組についても闘争ばかり力を入れすぎて、本業の教育 の方にどれだけ力を入れていたかが、非常に疑問です。 文部省と闘っても、それ自体は子供の教育には何の関わり もないのです。 闘争行為に費やしたエネルギーを本業の教育に投入した ならば、今ほどの教育の荒廃は進まなかったかと思います。 トヨタは会社と組合が協力しあって、会社の発展につなが りました。会社の方でも発展したことによる利益は、きち んと社員に還元しています。 闘争行為自体は消耗の行動であり、そこからは何も生まれ ないのではないでしょうか。
お礼
『人間の壁』岩波現代文庫 石川達三 を読んだばかりだからというわけではありませんが、教育基本法に基づいて民主教育を実施するのが教師の役目だと思いますが、それを偏向教育として弾圧してくるのが政府・文部省だと思います。 佐賀県では予算の逼迫を教師を大量に解雇することで穴埋めしようとしたのです。 回答ありがとうございました。
補足
塾の先生には部活の顧問や生徒指導などの勉学以外の余計なことをする必要はなく、成績向上という一点突破主義でやればいいですからね。同列には比べられないと思います。