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円高シーズン(2009年4月以降)の海外旅行について
今年の4月に新婚旅行へ行こうと考えております。 ネットで調べていると、2009年4~6月は旅行代金が安くなると予想されていて、このチャンスに!っと思っています。 ただ、ヨーロッパに行きたいと考えているのですが、ユーロとドルとの関係が分かりません。 円高と関係あるのでしょうか? とにかく、貧乏性の旦那なので、新婚旅行とは言え、お金をかけたくないみたいで、ヨーロッパ以外にも格安で行ける所(アジアは除く)があれば、教えて下さい。
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- Domenica
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「円高」にシーズンはありませんよ。 「円高」は、「為替相場」の変動によって起こる現象です。 いつ円高になるか、いつ円安になるかは、その時の「政治」「経済」などさまざまな「状況」によって変わってきます。 別に、2009年4月以降が「円高シーズン」な訳ではありません(強いて言うならば「円高差益還元シーズン」と言えるのかもしれませんが)。 2009年4~6月は旅行代金が安くなるのは、航空運賃やホテル代が、現地価格で契約している場合、現地価格は変わっていなくても、「円高」になることによって「『円換算した結果』安くなる」ことが1つの原因だと思います。 「円高」は、「対比する通貨に対して円の価値が強くなっている状態」です。 実際には、「円高ドル安」、「円高ユーロ安」、「円高韓国ウォン安」となっているのですが、現在、日本の円は、海外のどの通貨に対しても比較的「強い」状態になっているのです。 ですから、単に「円高」という言い方がされているんです。 実際、現在は「円高ユーロ安」の状態でもありますよ。 例えば、某旅行会社は、フランスの某ホテルのあるランクの部屋を1泊1室300ユーロで契約しているとします。 昨年の夏ころの為替相場は、1ユーロ=160円くらいでした。 300ユーロということは、「日本円に換算する」とこの部屋の1泊の料金は48,000円ということになります。 今日は1ユーロ=115円くらいです。 300ユーロということは、「日本円に換算する」とこの部屋の1泊の料金は34,500円ということになります。 昨年の夏には5万円近く払わなければ泊れなかった部屋に、今ならば3万5千円程度で泊まれる…ということです。 1泊の宿泊料だけで1万5千円もの差が出るのですから、これが何泊もすればその泊数分だけ、「昨年の夏よりも『お得』」になりますよね? ですから、普段、日本に住んでいて、「日本円で生活している」人間が、海外旅行に行く場合には、「現地の通貨に対して『円高』」な状態の方が『お値打ち』に行けるのです。 ただし、「ヨーロッパ」と言っても、全てユーロが導入されている訳ではありません。 イギリスは「イギリスポンド」ですし、スイスは「スイスフラン」です。 「円対イギリスポンド」や「円対スイスフラン」では、またそれぞれに「為替相場」が違っていますので注意してください。 尤も、先ほども書きましたように、現在、日本の円は、海外のどの通貨に対しても比較的「強い」状態になっているので、比較的度の国に行くにしても「以前よりも『お値打ち』」に行けると思いますけれど。 旦那さまの攻略方法を1つ差し上げましょう。 > 現在、日本の円は、海外のどの通貨に対しても比較的「強い」状態になっている 実は、この状態は、日本の「経済」にとっては、あまり望ましい状態ではないのですよ。 ですから、どこかで「調整」される可能性が考えられます(用語としては「介入」と言います)。 いつかは分かりませんが、「日本の景気回復」のためには、いつまでも「円高」な状態でいるのは「よくない」んです。 この状況下での「調整」は、当然に「円安」方向になります。 どの程度の規模での「調整」となるかは分かりませんが、「今ほど『お値打ちに』ヨーロッパに行ける」ことはなくなるでしょう。 ですから、ヨーロッパに行くなら「今が一番安く行けるチャンスかもしれません」よ。
お礼
Domenica 様 ご丁寧にご教授頂き、有難うございます。 こういったことに全く詳しくないくせに、海外旅行へ行こうとしている当方は本当にアホですね。。 「円対イギリスポンド」や「円対スイスフラン」では、またそれぞれに「為替相場」が違っていますので注意してください。 ↑知りませんでした。恥ずかしいです。 旦那にもアドバイス頂いた感じで、説得!?してみたいと思います。 本当に助かりました。 こちらでも、再度調べて良い旅行が出来るようにしたいと思います。