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千と千尋の神隠しとは、
一体なんですか?なんであんなに人気があるのですが、 宮崎監督が言いたいことってなんですか? わかりません。自分的には別に凄いとも思いませんが、 何かが隠れているのではないかと気になります。 あとエヴァンゲリオンもです。あのアニメは見ていて疲れます。 お願いします、教えてください。
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- papapiko
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amuro_78さんへ こんにちは。私も映画館で見ていたときは、内容が盛り込みすぎていたので 追うので必死で、分かりづらかったです。 ですが、先日、TVにて初放送されて、私なりに解釈した物をお話します。 門をくぐれば、あった世界は人間世界(俗世)とは違います。 あれは、日本で言う八百万の神の世界です。 10月だったか出雲の国の方に、神様たちが帰る時期の世界と似ていると思いました。 ハクは実際、川(都会の区画整理によりなくなった川の竜神です。)の、化身で 実際東京に、その元になるような、川があったとの事です。 又、「千と千尋の神隠し」の名前に由来する、神社が東京にあると聞いたことが あります。 それと、ユバーバーの双子についてですが、あれは、今テレビで取り上げられている 術使い「おんみょうじ」「あべのせいめい」などに通ずる物を、私は感じました。 例えばハクが竜になっていた時に、追われていた、型紙は術(呪)そのものです。 術には、2通りあります。 で、ユバーバーと、双子の姉妹を用いることで、術の二面性も表現しているようにも 受け取れました。 日本では、あまり深いところまで主張はしてないそうですが、あのストーリーの中に 隠されている、自然信仰であり、八百万の神々を日常に自然に取り入れ 敬意を表していたことも、海外ではしっかりアピールされたと、耳にしたことがあります。 もののけ姫の時も感じましたが、ニガ団子を残していった、川の神様も 怒りに支配されてしまい、祟り神になってしまったシシ神様も、 私は似たようなものを感じました。 ナウシカにしても、宮崎さんは目には見えないけれど、自然の大切さや 古来からの日本の中にあるものを、自然感じとっていて、 私たちの世代(物質主義)では、忘れかけている事を、芸術を手段に(まあ、たのしみながらでしょうが)伝えているような気がしてなりません。 >あとエヴァンゲリオンもです。あのアニメは見ていて疲れます。 エヴァンゲリオンは個人的に全く興味がありません。 だから、ノーコメントで。。。すみません。 >宮崎監督が言いたいことってなんですか? 私も、一言では言い切れませんが(きっと描いてる本人もわからない部分があると 思うので) あの方自身が、感じ取っていることを (自然を大切にとか、自然と人間とのかかわり方、八百万の神等への敬意など) クリエイティブに、表現してメッセージを発信しているんだと思います。 後は、やっぱり、一代で築き上げた、執念の独自性でしょう。 そんなきがしてます。
はじめまして。私もエヴァンゲリオンは見ていないので何とも言えませんが、千と千尋はとても素晴らしい映画だと思いました。 宮崎さんのアニメだからといって、ハラハラドキドキの冒険活劇ばかりを期待するのはちょっと・・・という気もします。 宮崎さんは千と千尋の映画で何を訴えたかったのか・・・。 名前が変わっても、姿形が変わっても(両親が豚に、坊がネズミにetc)、その人自身は何も変わることはないんだよ、ということを言いたかったのではないでしょうか(正直、私自身で感じとった答えとは言えないんですが、凄く共感できた考え方なので・・・)。 名前だとか姿形だとか、外見的な、目に見える情報だけで人やモノを判断してはいけない、そういったものに惑わされて人と付き合っていくのではなくもっと相手の内面に深く関わっていける人になれ、というメッセージ性を、映画を何回か見るうちに強く感じるようになりました。 実際、あの映画では、両親が豚になる、千尋が名前を奪われ千という名に変えられる、といった場面以外にも、普段人が自分のアイデンティティーとして持っているものがことごとく変形する(させられる?)シーンがたくさんありますよね。 それでも千尋は最後には、名前や姿形にとらわれない正しい選択をすることができるようになっていました(湯婆婆は、ネズミが坊だったということに最後まで気付かなかったけど・・・)。 宮崎さんのおっしゃる生きる力、というのは、そういうことだったのでは(決して窮地に立たされた主人公の冒険活劇ではなく)・・・と思えてなりません。 あれだけ大ヒットした理由は、やはり、宮崎ブランドというところが大きいと思います。 それでも、アニメーションという特性を最大限に活かし、実写ではちょっと伝えられないような映像を駆使して伝えるあのメッセージ性には、いつも心を奪われますね。
- 5leaves
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エヴァンゲリオンの方は見ていないので取り敢えず「千と千尋」だけ。 人気には関係ないとは思いますが、隠れているというか、基本的な映画のメッセージについて幾つかあげてみたいと思います。 1、少女の成長 引っ越しで新しい町に来た少女は最初のシーンで随分ふたれてます。「前の方が良かった・・。」友達から貰った花束を抱えてスネてますね。小さい頃に引っ越しの経験がある人は彼女の気持ちが分かるでしょう。冒頭の頃の千尋は母親の足にしがみついて歩きます。おりんに礼儀について注意されます。甘ったれで、礼儀を知らないのです。これが話が進むに連れて段々と変化してゆきます。例えば「顔なし」や「ぼう」に対し優しく理知的に接したり、ハクや両親を自力で助けたり、ハクとイイ感じになったり(笑)、と。宮崎駿の話ではこの辺が「最近の若者に対するメッセージ」だそうです。その意味では千尋が他の宮崎作品のヒロイン達と比べてあまり美形でないのは、多くの子供達が共感を持てるキャラにするという意図だとも考えられます。 2、自然愛護 「お腐れ様」がとても分かり易いですよね。人間社会の生み出したゴミによって自然(名のある川の主)が大きなダメージを受けた。千尋はそれを助けることで団子のご褒美(自然の恩恵)を受けた。また千尋が主導になってみんなで力を合わせ(綱を引いて)自然を助けるところは、若い新しい世代が中心になり問題解決に積極的になる事、そして若い人達だけでなくみんなで協力して問題解決に当たって欲しい、という願いを感じますね。それから引っ越しで友達を失い、一人ぼっちだと落ち込んでいたけど、実は自然(白龍)は千尋が子供の頃から見守り、助けていたことなども人間全体に対する自然の意義、そしてそれに対して感謝をしよう、と言うことが感じられる気がします。 3、物欲による過剰な侵略行為、消費活動の否定 まず千尋の両親が思い出されます、食欲のままにガツガツ食った為に醜く太った豚に変わってしまった。決して悪気があったわけではないのでしょうが、現実の人間社会においても例え悪気がなくても、用心しなければ危ないよ、というところでしょうか。次に「湯婆」が思い出されます。極端な拝金主義で独裁的な魔女。みんなの名前(アイデンティティ、個性)を奪い取ることで、自由(基本的な権利、人権)を搾取します。湯屋の支配人(集団のリーダー、政治家?)ですが、利益は殆ど自分の懐へ。ハクに活動をさせたりします。それらは政治に対してのメッセージにも取れますね。 4、現代の文化について 文化というと、この作品の特徴である八百万の神の存在があげられます。妖怪や土着の神などは「民俗学」という大層な呼び方もあったりして、日本文化を語る上でなかなか重要な分野であったりするようです。また、湯屋の構造をちょっと覗いてみると、「湯婆」つまり西洋の妖怪?である魔女が、和の妖怪達の上に立っています。日本文化がどんどん忘れ去られ、西洋文化の輸入の目立つ現代日本に似てませんか? 5、アイデンティティについて 子供にとって自己同一性の確立は重要な問題ですね。親からの独り立ちという課題もあります。千尋は湯婆によって名前をいじくられ、「千」と呼ばれることになります。「1000」・・数字で呼ぶのは、集団の中での識別以外の何物でもなく、個性などはまるでありません。あれだけ頼っていた両親も豚に変えられいません。千尋はこれを切っ掛けに、独り立ちして、自主的な行動を取り始めます。そしてよく考えてみると、元々両親が豚になった時、千尋は一人で別行動を取っていた為に助かりました。多少拡大解釈をするならばそこから親離れが始まっていたのかも知れません。それからアイデンティティといえば「顔なし」が外せませんね。名前も適当だしw、自分一人では(誰かを食べないと→誰かの力を借りないと)ぼそぼそ言っているだけで何も出来ません。千尋が一度顔なしに対して、両親の所に帰れとも言い、それを顔なしは拒むところなどにも、親離れが感じられます。親離れで言えば支配者階級の申し子「ぼう」もそうです。親元を離れて千尋と行動を共にすることで最後には別人の様になっていました。こういうものは、最近多いなかなか独り立ちできない若者、モラトリアムだとかパラサイトなどに対するメッセージでしょう。 とまあ、適当にダーっと長々書いてみましたが少しぐらいは参考になったでしょうか・・・。それから最初に断ったようにこういうメッセージが人気に繋がったという事はやはりないと思いますが、映画作品としての評価はこういう部分でも多少評価されるみたいです。
こんにちは!! 私も2回ほど見ました。 大人の目として、子供を持って初めてわかる、 子供の心の成長もテーマかしら?と思いました。 設定の舞台や出てくるキャラクターの性質などは、現代の人間関係や 環境も絡めているなあ~とも感じましたね。 千と千尋の映画を通して、小1の息子は不思議なキャラクター達に ひきこまれ、私も子供の質問に答えながら見ていましたが、 「川の底ってこんなに汚れているんだ・・・」と呟いていました。 お金ではどうにもならない人の心や掛け値無い友情や愛情、 人を思いやる心・・・ これだ!!というものはありませんが、メッセージとして 込められているな~と 息子の「どうして?」に答えながら思いました。 すごい面白かった!とは感じませんでしたが、飽きずに 最後まで見れましたね。 エヴァンゲリオンも実はこんなに騒ぎになっていて・・・と ケーブルで放送されているのを発見して見ました。 全部終わって、なんとも消化不良な話だな~と思いましたが、 庵野さんは人間の心の動きを描きたかったのではないのかな~ 人間の弱さ・強さ・・・心の機微を表現したかったんでしょうね。 流して見ることは出来ませんでした。 疲れましたが、結構面白かったな~が感想です。 大人向けのアニメなんでしょうね。 ストーリーなんてたいして覚えていませんもの(笑)
- RIMERIGHT
- ベストアンサー率0% (0/8)
まず言いたいのは、観客動員数(または視聴率)イコール人気ではないということ。特に映画の観客動員数に関しては、メディア媒体を通しての「宣伝」がものすごい力を発揮するので、当てにならないです。 アニメマニアではない一般の人にとって、宮崎アニメというのですぐ思い浮かぶのは「ラピュタ」や「トトロ」でしょう。これらはメッセージ性うんぬんより、そのエンターテイメント性が抜群だったと思います。そしてそれに付け加えるように「ナウシカ」で大きな影響を受けたマニアたちが、その作品に対しての付加価値を見出す、つまりただの「アニメ映画」ではないと世間に訴えるたのです。「魔女」以来、日テレでの宣伝を通じて世間に宮崎アニメが浸透したところでの「もののけ」。これは今までの宮崎アニメ独特のエンターテイメント性ではなく、メッセージ性を重視した映画。これによって宮崎アニメにある種の哲学性や高貴性を感じる世間(僕も)、そして「千と千尋」。 今までの財産であるエンターテイメント性と、最近生み出したメッセージ性、これを融合させたのが「千と千尋」と言えるでしょう。 つまりこの映画の大ヒットの要因は、メディアによる宣伝効果(効果絶大)と、専門家による内容への絶賛(もののけの時にはあまりなかった)と、そして観客の中にある宮崎アニメへの信頼であろう。
お礼
ありがとうございます。
- bobstar
- ベストアンサー率4% (1/21)
千と千尋よかったですよ! あんまりうんちくは好きじゃないです。 あえて言うならば今の世の中をアニメで描いた感じでしょうか? みんな働かないと、とか子供を愛してるの?といった母親や、 カオナシとかもう痛いですよね(笑) そんな中に飛び込む何もわからない千尋。 それを助けてくれるハク。 でも見終わったときは、千尋やさしかったな~って思ってました。 そういうのがよさかな~と思いますね。
お礼
ありがとうございます。
- donq
- ベストアンサー率30% (3/10)
あの物語は最近の世の中のアイデンティティーの無さを嘆いた物語のように感じました。 それを象徴するのが「カオナシ」と言うキャラクターだと思います。 あなたは自分が自分であるということを自信をもって生きていますか? 私は……。
お礼
ありがとうございます。カオナシってなんかなぞですね、
先日,テレビで「なるほど!」と思うことを言ってました。 あの映画は「10歳の子供」と「その親」が見たら本当に感動できる映画だそうです。 ちなみに僕も全然感動しませんでした。
お礼
ありがとうございます。映像の凄さは凄いと思います。 別に嫌いではないですが、、、、、、 まっくろくろすけみたいなやつがかわいかったです。
- gon1234
- ベストアンサー率14% (42/293)
面白いというだけで十分価値があると思います。最近の映画は評判先行型が多くなかなか面白いものがありませんから。これは主観の問題ですので異論はないかと思われます。 思想とか伝えたかったことはいくつかあったように思います。 千尋の成長。 あらゆるモノに神々宿るという「日本神道」の教え。この点は海外の人は理解できたのかな?と心配です(笑) 人間のエゴによって疲れきった神々。 金にモノを言わせやりたい放題のカオナシ。 千尋の愛によって川の神が癒され、自己を取り戻す。愛の力。 簡単に思い当たることでもこのくらいあります。
お礼
ありがとうございます。ガンダムとかは受け入れられないのでしょうか? だってアメリカ人とかはスターウォーズ好きだし、、、、、、、、、
- fushigichan
- ベストアンサー率40% (4040/9937)
amuro_78さん、こんにちは。 宮崎監督の言いたかったことは、何だろう? 私は、山門をくぐったら別世界だった、という発想にまずビックリしました。 それから、黙って食べ物を食べた両親が豚になり、千尋一人で取り残されましたよね・・ そんな時、一人の少年が表れて千尋を助けてくれる・・ 最初、人間を嫌っていたお湯やのカエル男たちが、知らぬ間に千尋の明るさに、いつしか味方になっている。 千尋とハクの心の通い合い、千尋のためにハクは命を張り、そんなハクのために 怖いとされている銭婆のところまで乗り込む千尋。 そして、カオナシが千尋だけにはなついているのも、おかしかった。 それも、全て千尋の魅力だと思いました。 発想と、素直な心と心の通い合いが、素晴らしいと思います。 エヴァンゲリオンは私も嫌いです。疲れますし恐いですね。
お礼
ありがとうございます。 別にエヴァンゲリオンは嫌いではありません。 なんか不思議な感じがしていいのですが、 分からないところが疲れるのです。 あと千と千尋は奥が深いですね、
お礼
ありがとうございます。 親が豚になるシーンはすごかったです。