建築学科を卒業後、土木工学科に進学する場合
こんにちわ。私は、1浪して有名中堅私立の建築学科に入った3回生です。
実は、今後の進路について悩んでいます。と言うのも、元々は建築のデザインには余り興味がなく、代わりに環境工学や都市防災、省エネルギー分野に興味がありました。
当時、同じ大学内で土木工学科も併願していて合格を貰っていましたが、「1・2級建築士の受験資格」という大型資格の魅力に惹かれて建築学科に入学しました。
しかし、実際に建築学と向かい合い、1回生から設計デザインの課題等をこなしている内に段々と違和感を感じてきました。
でも自分は余りの難題で嫌気をさしているだけだと思い、このまま継続して設計や建築座学に潜り続けて行けば解消されるだろうと考えていました。
ところが、今年の1月に新宿で行われた建築家の伊東豊雄先生の講演会や、大学内でのゼネコンを含む建築の各分野の企業で働くOBによる講演会にも積極的に参加しましたが、違和感が薄れるどころかむしろ増してきました。
そして、5月に入り周りが就活に向けてインターンシップやらなんやらで動き始めている時、東京都庁について調べ始めた際に、土木分野の仕事内容に衝撃を覚えました。
私がやりたかった事は環境・都市基盤の分野である事に気付かされました。モヤモヤの正体がわかった気がしました。そして私は公務員、特に東京都庁や地元の神奈川県庁の土木技術分野あたりを志望し始めました。
私は今建築のコンクリートについて特に学んでおり、来年度はコンクリート系の研究室を希望しています。
その影響か河川や湾口、トンネルについて学びたくなりました。
しかし、それは土木分野であり、河川やダムについては水理学や土質学、トンネルについてはトンネル工学といった具合に実験を必要とする分野の学問が多く、今の建築学に加え、独学でそのような土木分野を学ぶ事は困難を極めると考えています。
そこで、私は首都大学東京の都市基盤環境コースに注目しました。首都大学東京は東京都庁へのインターンシップ制度が充実していると聞きます。
現在、進学先は首都大学東京を志願しています。
首都大の都市基盤環境の大学院を調べていますが、正直、やはり土木分野を学んでいないと入った後が厳しそうで悩んでいます。
そこで、今の私は4つの選択肢を考えています。それは
1.首都大学東京の都市基盤環境の大学院に進学
2.首都大学東京の都市基盤環境学部に学士編入する
3.首都大学東京の都市基盤環境学部に1年次からやり直す
4.諦めて建築系分野(コンクリート)の大学院に進学
仮に、学士編入して学部卒にした段階で25歳、更に修士卒まで行くと27歳、1年次から4年次までも同じく27歳。
そこから修士だとさらに29歳以上となってしまいます。
いくら技術職(土木)公務員志望でも、29歳は流石にマズイとは考えていますが、土木工学を学びたい気持ちが凄く強いです。
結局何が言いたいかと言うと、建築学科卒業後(1.2級建築士の受験資格は保有)に土木工学科に入り20代後半で公務員を初受験する場合のリスクや弊害並びに今の建築分野(コンクリート)でも都市基盤・インフラ分野に太刀打ち出来るかの助言をいただきたいと思います。
何卒、よろしくお願い致します。
※べつに学歴コンプレックスという訳では有りません。学歴だけで見れば今の大学でも満足してます。
長文失礼いたしました。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきます。