電磁流量計での油脂類の影響
下水処理施設で使用されています、計測機器の不具合について
下水処理において、流量計測は欠かせない、管理項目です。
流入汚水を電磁流量計で、常時観測していますが、増設施設が共用開始となり、数年前に運転を開始致しました。
施設の中で、幾つかの流量監視用の電磁流量計を用いて居ますが、
一箇所の電磁流量計の誤差が目立つようになりました。
流入汚水を揚水ポンプでくみ上げ、最初沈殿地に流入させます、沈殿地に沈殿物として貯まった、汚泥を定期的に引き抜くポンプがあります
開設当初は、定格送水量(60トン/時)を送水してましたが、最近
水量の低下があります(20トン/時)電磁流量計計測値
しかし、ポンプ(二台並列で毎月交互使用)在りますが、ポンプ内部の
点検、各ポンプ毎の吐出圧力、電流値は、以前と何ら変化は有りません
又、沈殿汚泥の液濃度も濃度計があり、変化は変わりません。
配管、及び詰まりも考えられ、清水でポンプを運転しても送水量は変わりません。
しかし、以前と違う点があります、最初沈殿池に油脂分が固まり、ゴルフボ-ル状の玉が多く見られます油などが硬化し、流れにより、ボ-ル状になったのが多数見られます、又、水面上にも細かい、油の粒も見受けられます。
此処で、計測用の電磁流量計は一個しか有りませんが、他は各ポンプ毎
に一個ずつ複数あります。
自分としては、疑問に思うのは、水面上の油脂が電磁流量計、計測内部に付着し、流量の誤差 60トンが20トンと表示すのか??
若し、同様な事例がありましたら、教えて貰いたいのですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 上限値を超えた時点で、電流が下がってしまうということですね。 今回使用しているものは、新しいタイプのアイソレータだと 思いますが、念のため、短絡しておきます。