参勤交代の実態について
NHK高校講座「日本史」の「江戸幕府と大名・朝廷」
https://www2.nhk.or.jp/kokokoza/watch/?das_id=D0022120059_00000
の中で、仙台藩伊達家の参勤交代のことが紹介されます。内容は、殿様は籠に乗って、移動するようですが、行列の総人数約1600人で、仙台・江戸間約350キロを約10日間で移動するようです。
ふと、疑問に思ったのですが、これって、単純計算(1日10時間歩くとしても、時速3.5キロ)しても、ずいぶん速いというか、速すぎるような気がします。参勤交代というと、「下に~、下に~」とのんびりした物見遊山の旅を想像していたのですが、……。
1 今みたいに道路だって舗装されているわけでもないだろうし、1日に35キロを歩くだけでも大変だろうし、ましてや籠を担いでということになるともっと大変だろうし、殿様だって楽じゃないと思うのですが、本当にこんなハードな旅だったのでしょうか???
2 大名行列でさえも、こうだとしたら、当時の人は、これ以上にハードな旅をしていたのでしょうか???
3 名のあるスポーツ選手は別にしても、当時の人に比較して、現代人は、体力的には退化しているといっても良いのでしょうか???
お礼
なるほど、そうなんですか。乗りっぱなしではいかにも疲れますよね。 殿様も歩く。何か、目からうろこです。それにしてもあの、箱根の坂道を、時には滑ったの、転んだのして殿様が歩いて行ったのかなと考えると、愉快です。