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PCとコンポの接続方法とコンポ購入について
- PCとコンポを接続するための最適な方法を探しています。PCに光端子がないため、USBデジタルオーディオプロセッサーまたはヘッドホンアンプを使用する予定です。
- 小さな音でバランスの取れた音質が得られるコンポを探しています。ワンルームの小さな家に住んでいるため、大きな音で再生する必要はありません。
- 中古のスピーカーと新品のスピーカーの違いについて知りたいです。中古のスピーカーの中には定価の高いものもありますが、古い型です。
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(1) お使いのPCのアナログ出力の品質によります。 そもそも、USBオーディオインターフェイス(I/F)などを使う目的は、「PCのオンボードサウンドの品質が良くないから」というケースが少なくありません。しかし、「良くはないけど、それほど悪くもない」というPCもあります。そのようなPCであれば、コンポの新調だけで足りるでしょう。 しかし、一般的には、光デジタル入力のあるコンポには、アナログ入力もあると考えられますから(もちろん確認が必要です)、まずはコンポを新調する、後にPCのアナログ出力の音質に疑問を持つようになったらUSBオーディオI/Fの購入を検討する、というのが賢い買い方でしょう。 (2) 答えの1つは、サウンドプロセッサを使って積極的に音質を調整してくれるコンポです。有名なところでは、BOSEなどがあります。 人間の聴覚の特性上、音量が小さくなると、特に低音が聞き取りにくくなります。他方、小音量での再生はオーディオにとっても厳しい場面で、ナチュラルにこれを実現しようとすると、スピーカーだけでも数10万円~100万円以上のコストがかかってしまいます。それを補うために、積極的に音をいじっていこう、という趣向です。 他方、オーディオマニアは、そういう「音を変える」ことを嫌う傾向が強いので、できるだけナチュラルのままで音質の良い製品を探すことになります。これについては、1つ1つ実際の音を聴いてみるしかなく、カタログだけで分かるものではありません。 (3) 結論的にいえば、手を出さない方が賢明です。 まず、今までのオーナーがどのように使ってきたか、全く分かりません。また、価格設定も微妙なものが少なくありません。さらに、表面的には無事でも内部の回路が経年劣化している可能性が非常に高いものが少なくありません。 「古い型ではあるが定価が結構高価なもの」というのは、極端にいえば「もともとは良いものだったが、今となってはそのくらいの価値しかない」という意味でもあります。特に、ハードオフ等のリサイクルショップには、1970-80年代の、日本のオーディオ華やかなりし頃の製品が多く並んでおり、それらに強い思い入れのある人もいるので、その分(音質も値段も)高く評価されていると思われるケースがまま見受けられます(その人が思い入れをもつのは自由ですが、それのない人にとっては、経済的価値はもっと低いはずだということ)。 もし中古品を購入したいのであれば、信頼できるオーディオ専門店の方が良いでしょう(「中古オーディオ」専門店は、そのような懐古趣味のカタマリの気があるので、リサイクルショップより困り者ですが...)。
お礼
大変わかりやすく丁寧な御回答をありがとうございました。 PCのオンボードサウンドの品質については、現状がどうなのか自分で判断するには知識がなさすぎるので、アンプ、スピーカーの順に良いものを揃えていこうかと思いました。その上で物足りなさを感じる部分に関して補うようにしていこうと思います。