- ベストアンサー
RAA系(レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系)
よろしくお願いいたします。腎臓で作られるレニンが多くなると血管の内皮障害が進行するといわれておりますが、血液検査でレニン高値の場合、そもそもこのレニンを下げる方法なんてあるのでしょうか?教えてください先生方。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
交感神経の緊張で腎臓が循環障害をおこすようになるとそれを守るためにレニンが分泌されるようになりますがこれは生体の防衛反応です。レニンーアンジオテンシン系は交感神経の過緊張によって活性化、結果的にアンジオテンシンIIも増えて血圧が上昇します。 原因は交感神経の緊張にあるわけですが、人間関係、金銭関係のトラブル、不安など心のストレスや休みが少なく長時間の過重労働による仕事のストレス、病気、薬剤、体の老化などが交感神経を緊張させます。ですから交感神経を緊張させないためには副交感神経を優位にして心身をリラックスさせておく必要があります。 また、食品にはレニンを減らす働きを持つものが多数あります。例えば、ソバ、ナス、トマト、セロリ、カボチャ、ハクサイ、イカ、カキ、アズキ、ダイズ、みそ、梅干、納豆など色々です。積極的に摂ると良いでしょう。 漢方薬も血圧を下げるのに補助的に役に立ちます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまいまして誠に申し訳ございません。 「交感神経が優位の状態が続くと」=レニンが活性化する。 はじめて知りました。僕は長期に渡る持病があるので当てはまります。また、とても興味深かったのは、「交感神経が優位の状態が続くと」=腎臓に循環障害が起こるのですね。はじめて知り、勉強になります。循環障害とは、交感神経優位の状態が続く事によっての、血圧が上昇することに由来しているのでしょうかね? また、こんなに沢山の日常的に摂取している食べ物が、レニンを減らす働きがあるなんて・・・、正直本当にビックリしました。 albert8様、大変お忙しい所、貴重な情報本当にありがとうございました。