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授業の工夫(できれば教師の方に)
私は現在、学生ですが4月から教師になります。教師になるからには、わかりやすい授業をしたいと思っています。そのためには、教材内容を生徒の実生活に関連づけるとか、生徒の興味、関心を引きだすようにするなど、工夫が必要だと思います。しかし、そういった工夫ができて、面白く、わかりやすい授業ができるかどうか、不安があります。そこで、皆さんがどんな工夫をされているのか?参考にしたく思い、質問しました。また、校務分掌等がどのように決定されるのかも、あわせて質問します。
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教員採用試験、合格おめでとうございます。 どこの都道府県の合格かわかりませんが、若手教員が増えることは嬉しいことです。 僕は現在、教員3年目で、工業高校に勤務しています。 工業高校ということもあり、生徒たちはやはり授業に関してはかなり否定的で、内容を かみ砕いた内容で授業をしても、面白くない・わからない、ということを連呼してきます。 なので、僕は生徒たちに教科を「教える」のではなく、一緒に「考える」ような授業形態を できる限り心がけて行ってます。 具体的には、基礎的な例題や練習を最初にこちらが解いてみせ、ほとんど変わらない類題などを 生徒たちに提示して、クイズ形式で答えを聞き出す、という方法をとっています。 ただ、自分で言うのもなんですが、そこそこ話術に長けている部分がないと、生徒たちをのせることが 難しいと考えられるので、会話が苦手だ、というのでしたら、しんどいかも知れませんね。 (まあ、教師になろうと思った方なのですから、そんなことはないと思いますけどね・・・) あと、個人的には授業以前に、生徒たちと信頼関係が築けているか、ということが大事だと思います。 いくら頭のよい、高学歴を持つ教師がいても、生徒たちに一方的に押しつけるような授業をすると、 生徒たちは確実に拒否反応を示すと思います。 しかし、授業以外のところ(クラブや遠足の付き添い)で生徒の普段見られない一面を見ることができたり、 こちらの考えていることを話す機会が多くなれば多くなるほど、生徒たちの方から自然と話しかけてきて くれるようになり、授業中も「うまく進めないと・・・」というような考えを持たなくても、生徒たちのほうから 授業を進めていってくれるようになると思います。 とにかく、「俺は教師だ」という、高飛車な考えを持って、生徒を上から見下ろすような態度を取らなければ、 年齢が近いこともあり、お互いの話が通じやすいので、比較的に授業はさくさく進むと思います。 何をするにも、こちらが生徒の目線に立って、生徒たちの考えを少しでもくみ取れるように努力すれば、 授業はスムーズに流れ出すと思います。 あんまり深く考えないで、とにかく、いろいろやってみましょう!
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- mind4
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現在高校で教えています。 教材の工夫ということですが、基本的には教科書に沿って、生徒が「あのとき何やったっけ?」というときに思い出しやすい授業展開をするようにしています。 教材自体は(中堅校ですので)比較的身近なものが多いですが、教科書が目次の役割をしてくれるようにしています。彼らはエピソードは覚えていても内容を忘れてしまうことが多いので。 あとは、「あの先生の授業では何か面白いことがあるぞ」という期待の気持ちを持たせるようにすること、これは授業展開上とても役に立ちます。 年度の初めの方は厳しい姿勢を見せておいて、徐々に生徒のキャラクターを使って飴と鞭で持っていくようにするんですが、一種のエンターテイメントの要素が必要です。そして、生徒一人一人についての理解が不可欠です。基本的にリードするのはこちら、けれども主役は生徒、というか。慣れもありますから、無理せず自分のスタイルを作って行くつもりでやりましょう。 ちなみに私は表現はわかりやすくはっきりと、という主義なので怒るときは「口閉じて!」とか「席着きなさい!」等明解に指示するし、ほめるときは「すばらしい!」「よくできた!」とか、白々しいくらいオーバーです。今の生徒は怒られ慣れていないので、回りくどい表現をすると「嫌みを言われてる」と嫌がることが多く、はっきりきっぱり指示すると聞くように思います。ほめるときも叱るときもだらだらやってると双方手詰まりになったりするような気がします。 ときどき、リードすることを単に恫喝や威張ることと勘違いする人がいますが、ここで質問されるような慎重さのある方ですし、大丈夫だと思います。まあ、生徒は教師の顔色を見ますから、感情的なものがすぐ表情に現れてしまうと対応が難しくなることがあるかもしれません。コントロールする自制心が必要です。 校務分掌の決め方は学校によって多少異なります。管理職がほぼ一方的に決定する所、希望を取って調整する所などです。 ただ新任の方をいきなり生徒指導とか教務とかのハードな分掌に置く学校はあまり聞いたことがありません。希望を聞かれるかもしれませんが、その通りになることは少ないようです。次の年からは各学校のルールに従って調整されると思います。 その際には自分の希望もうまく伝えられることと思います。 春から頑張ってください。若い先生の気安さが生徒に親近感を覚えさせるのだと思います。気張らずに肩の力を抜いていきましょう。
教員採用試験に合格され,おめでとうございます。 どの学校にも「先生」・「教師」・「教員」と3種類の職員がいます。 何事も生徒の先頭に立ち,生徒を率先指導して行く先生。 授業等で,生徒がなるほどと思うような能力を持った教師。 給料をもらうために最低限のことをする教員。 あなたの質問内容からは,教師を目指しているようですが,初めから教師にはなれません。若いうちは是非先生を目指して欲しいと思います。現在の教育現場では,残念ながら先生と教師が圧倒的に不足しています。 学校では,授業が最も重要であることは確かです。特に語学は幅の広い教養を必要とします。日本語には訳せるが,その解説が出来ない英語教師が多いのも事実です。また,進学校で受験英語の指導が出来ない英語教師が多いのもこれまた事実なのです。 校務分掌は,教務か生徒指導に配置されることが多いでしょう。しかし,どちらであっても,仕事を知って欲しいからであって,決して当てにはしていませんからご安心を… 4月から,初任者研修で,あなたが心配されているようなことを,反吐が出る程研修させられます。今からそんなに力まないで,最後の学生生活をエンジョイなさい。 良い先生になってください。
- shige_gege
- ベストアンサー率11% (26/218)
臨時でいった事があります。 残念ながら、今は塾勤めです。 そこも、今月で辞めて(収入面で厳しいので)ガソリンスタンドに転職です。 正直、羨ましくも悔しくもあります。 やらなきゃ分からないし、学校次第&子ども次第! と言ってしまえばそれまで。 ただ、忘れちゃいけないのは、自分は仮にも「勉強が得意だから先生になれた。」ということ。嫌いな科目出来ない科目のことを思い出して、その子の気持ち、立場になれるかどうかが「良い先生」になれるかどうかじゃないかと思います。 相手(子ども)の事を、考え続けてあげれば、信じ続けてあげれば応えてくれるって〜!(^^=
- energy
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4月から忙しくなりますね。頑張ってください。さて、下の方々のアドバイスとともに、当方からも若干。 授業の基本は「生徒の目線に立つ」ということでしょう。こちらでは「当然」と思っていることも生徒には「何故?」と思えることはたくさんあります。そういうポイントをいかに事前に発掘できているかが大切なことだと思っています。ですから予習というか教材研究は大切です。が、とかく一生懸命予習をすると、授業者には色々と伝えたいことができてしまって、「あれもこれも…」という感じで生徒に自分の知っていることを押しつけ気味になってしまいますので、教材の精選が必要です。そう、「授業内容の精選」は教材研究の大きな柱となってきます。その単位時間の中で、「これだけは!」という幹の部分を明確にしておき、枝葉をいかにつけていくかが大切だと思っています。そういう観点で、下の方々がおっしゃる通り、どのような対象に授業を実施するかで具体的な工夫は変わってきます。 生徒を受容することは基本的なこととして大切ですが、迎合してはいけないと思っています。自分なりの到達目標を持ち、その目標に生徒が到達できるような工夫をしていければいいと思います。 校務分掌ですが、これは色々でしょう。ちなみに当方の経験では、すべて職員の中で委員会を作り(各教科から1名ずつ)、全職員に希望をとり、希望に従って人を割り振っていきました。もちろん希望通りにいかない場合もありますが、本人の納得の上で係や部活の顧問などは決まっていきました。ご参考までに。 教師の資本は体です。健康に留意され、頑張ってください。
- mosazou
- ベストアンサー率29% (16/54)
高倍率の教員採用試験に合格されたこと、本当におめでとうございます。 最近、教師による不祥事が多く、また公務員ということで身分も保障されているため、このご時世ではなにかとうらやまれることと思いますが、教師という職業に誇りとプライドをもって仕事に励まれてください。 まず、授業についてです。 対象の生徒がどのようなレベルにあるのかによって違ってきますが、まずは生徒の立場に立って考えてみることです。 最初から完璧な授業はできません。 何回も何回も同じ範囲を授業することによって、少しずつ理想に近づいてきます。 ですから、自分が「これなら生徒が興味を持って聞いてくれるに違いない!」というくらいの予習をして、授業に臨んでください。 具体的な工夫は、教科によって、対象生徒によっても違ってくるので、ここでは言及しません。 ただ、授業も大事ですが、生徒指導ももっと大事です。 まずは、自分の授業を一言漏らさず生徒に聞かせるような指導をしてください。 生徒が寝ていたり、おしゃべりをしたり、メールをしていたり、その他余分なことをしていたら、自分のプライドを賭けて生徒を叱ってください。 その姿勢が、必ず生徒に伝わりますし、「相手が真剣にやっていることに対して、こっちも真剣に接しないとだめなんだ」ということを、生徒にわからせるような指導をしてください。 授業だけやっているような先生はだめです。 指導要領外ですが、若いうちは部活動にも積極的に取り組んでください。 部活動が、日々の生徒に対する生徒指導の原点になっていることが多々あります。 部活動を通して、生徒に礼儀や生活態度を指導することも非常に大切です。 授業と両立させるのは大変ですけどね。 でも、それを若いうちにこなしておくことで、教師としての資質も高まります。 校務分掌については、学校の教頭が決めることなので(最初は半ば強制ですが)、3年目くらいまでは従った方が良いと思います。 生徒課・教務課・進路課は若いうちに経験しておくと良いでしょう。 老婆心ながら、いろいろと書いてしまいました。 ぜひ、頑張ってくださいね。
お礼
回答ありがとうございます。生徒指導の大変さと大切さは、実習のときに痛感しました。生徒指導がきちんとできていないと、授業にならないんだということをかんじました。叱るというのは簡単なようで難しいですね。叱る際には、いろいろと考えることも多いと思いますが、がんばって指導していきたいと思います。
こんばんは!元高校教師です. 私はどんな授業をしていたんだろう…と思いました. そうですねぇ… 情報処理とか教えたりしてたんですけど(パソコンは苦手なんですけど…), 例えば今現在流行っている曲の歌詞を打たせるとかやってましたね. 元々家庭科なので実生活に役立つものが多かったので 生徒も楽しんでいましたが… 冬には編み物で授業の中で彼氏にマフラーを編んでいる子もいました. 作品だからいいんです.生徒もやる気満々で楽しんでいましたね. 赴任先の学校のレベルにもよると思いますが, 進学校だったら受験に向けた授業を展開しなければならないと思いますし, そうでないなら実生活に役立つような授業の方が生徒ものってくるでしょう. それと生徒をしかるよりも褒める授業を心がければよいと思いますよ. しかるとやる気をなくします.上手に褒めてあげればどんな生徒でもきちんとやります. ちなみに私が赴任した学校は先輩の先生方に聞くと結構難しい性格の子が多かったようです. でも褒めてあげながら指導したらどの子もちゃんとしてくれました. あとはなるべく生徒と交流をもって今の子ども達がどんなことが好きなのかとか調べるといいですね. 校務分掌は赴任先の校長,教頭の判断で決定されてました. 都道府県でもそうですが公立や私立の学校によっても違うかも知れませんね. mittermayarさんは高校ですか?中学ですか? 4月から忙しくなると思いますが,頑張って下さいね!
お礼
回答ありがとうございます。校種も担当教科も書いていないとはうっかりしていました。高校で英語です。家庭科はみんなと作業するし、体を動かすし、楽しいですよね。わたしもそういった思い出があります。英語でも、そんな活動をいれたいとは思いますが、そればかりでは。それと、若いから部活動も担当させられるんでしょうね。運動は苦手なのですが、しょうがないでしょう。あと、ほめるのって大事ですよね。実習の時、ぎこちなくほめて、失笑をかってしましましたが、その後、本当にすごいと思って、ほめた時は、生徒もうれしそうで、後の態度や熱意がかわりました。失笑をかった時は、ほめるって難しいなと感じたものでした。
お礼
回答ありがとうございます。教材研究とか教材の精選という言葉は、言葉としては非常に出てきますが、解釈も様々で、具体的に何を意味しているのか、わかりにくいと思っていました。しかし、大変参考になりました。