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モルタル外壁のクラック
お世話になります。 木造在来工法平屋建て、モルタルリシン掻落としの外壁で新築中です。このリシンの外壁が、施工後一週間ほどでクラックが入ってしまいました。クラックは外壁の一面につき2本くらいで合計7箇所くらい、次第に増えている気がします。ヘアークラック~幅0.5ミリ程度で、長さは1m~2m、水切りから上方へ伸びていたり、サッシの真ん中から下方へ伸びていたりで、サッシの角からは今のところ出ていません。波型ラス網に下塗り、中塗り、仕上げとなっています。中塗りの時点でかなりの数の(50箇所くらい?)クラックが出ていたのですが、部分的に補修して仕上げ塗りをしました。左官屋さん、大工さん共にかなりのベテラン(名手と呼ばれる様な人たちです)でしたので信頼していたのですが、この場合、何がいけなかったのでしょうか?又、中塗り時点でヒビだらけでしたので、個人的には最初からやり直しをしてもらいたいのですが、壁を壊すと他まで痛むというので職人さんは部分補修を勧めます。しかし、補修してもらったところがカタツムリの這い跡のようでかなり目立つのです。何か良い方法はありますでしょうか?
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CM(コンストラクションマネジメント)業務と建築積算を本業とする者です。 木軸在来工法建物のモルタル壁に発生するクラックの殆どは、モルタルの調合割合が原因の場合が多いです。 下塗り 1:2.5(セメント1に対して砂2.5の割合) 中塗り 1:3.0 上塗り 1:3.0 が、容積比での一般的割合です。 又、表層側は下地より貧配合とすることが絶対条件です。 セメント量が増えると使用水量も増え、乾燥収縮により割れが生じやすくなると共に、収縮時に下塗りのモルタルを引っ張り、クラックが貫通する場合があります。 セメント:砂の配合は適正であっても、水セメンと比が大きい程、乾燥収縮によるクラックは発生しやすくなります。 クラックの発生には、下記のような原因が考えられます。 (1)中塗りの調合が富配合になっている (2)水セメンと比が大き過ぎた (3) (1)+(2)と、なっている。 (4)目地は入れてあるか(約3m間隔) (5)外壁下地はラスカット又はラスシートを施工しているか。 (6)躯体にムーブメントが発生している ご質問の症状から推測するには、(1)(2)(3)のどれかで有るとほぼ断定できます。 私なら完全に撤去して、やり直しをしてもらいます、不良品を高い資金を注ぎ込んで買いたくないし、先ず漏水することは間違いないですから。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
施工後一週間でクラックが入り、しかも中塗り段階ですでにクラックくがあったとすると左官工事ではなく、建物構造自体に問題があるとしか思えません。 クラックの補修は、最低でも10mm幅/15mm深さ程度の溝を掘り、底にバックアップ(充填)材を詰め、左右にプライマーを塗って、このように将来広がる恐れのある場所には、コーキング(変性シリコン)をしてから上塗りですから、目立ちます。 コニシ株式会社 製品情報 http://www.bond.co.jp/product/construction/kouhou_1_1.html
お礼
ご回答下さりありがとうございます。参考にさせて頂きます。
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