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ヴォーカル編集の流れと手法|ヴォーカル編集に関する文献・書籍の紹介
- ヴォーカル編集の一連の流れや手法について教えてください。一般的な話でも我流でも構いません。
- ヴォーカル編集に関する文献・書籍を紹介していただければ幸いです。
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確認しました(^^ゞ うーんと…なんせ初音ミク知らないので、ボーカロイド技はなんにも語れませんが、これはショートディレイとハイカットで音色変えて重ねるだけだとなかなか出しにくいですね。 表と裏で、局部的に音程も違う所や、発音の開始点が違う(単純なディレイではない)部分があるので(細かく耳コピできる耳がないですが(^^ゞ)…簡単に近い効果を出そうと思ったら、本当のダブリング…つまり、声色自体もちょっと別人系にして、単純ディレイじゃなくて発音タイミングも少しずらせた「別人歌トラック」を作って重ねる方が堅いですね。 また、そこまで小細工はしないとしても、これは声質にもよるんですが、下手にショートディレイ使うよりは、全く同じ音声トラックを2つ作って、片一方を30~60msecほどモロに再生スタート位置をずらせてしまう方が、感じは作りやすいです。 単純にズラせるだけだったら、声質によってはちょっとロポット声っぽくなりますけどね。サビだけとかなら、バックの曲調によっては下手な小細工するより良い意味で単純に厚みが出ます。 ということで、この感じなら逆にディレイは使わず、素直に「ダブルトラック」にする方が楽に近い感じにできると思いますので、一度お試しを(^^ゞ
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- kenta58e2
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またNo.1です。 >しかし今からではちょっと58以外の準備が間に合わないので、 それはごもっとも(^^ゞ とはいうものの、ボーカルさんの声質にもよりますので、一概には言えませんが… 私の頭の中の「しっとり系女声」(なので、質問者の方とイメージ差はあるか?)で、SM58を使った音源の場合、結果的に「うーん、太い」と思ったら、まずはEQでいろいろやってみることをお薦め。ここでなかなかうまくいかない…の経験は、後日の肥やしに必ずなります(^^ゞ それで迷ったら…(御心配なく、普通は目茶苦茶悩む(^^ゞ)一つの「例し」として、 一度EQをノーマルフラットに戻して、高域上げる前に400Hz以下の低域をちょこちょこ下げてみる。極端には、400Hz以下はカマボコ的に下げて、100Hz以下はバッサリ切るのも有り。ここは要調整(女声でSM58録りだと、100~150Hz以下をかなりバッサリ切っても結果オーライの時も多い)。 当然、音量感がスポイルされますから、そこは(その段階では)EQのOUT LEVELを上げるのではなく、コンプで音圧を上げる。 コンプで音圧上げると、EQだけの時よりさらに声が高域の詰まったこもり気味になるはず。その感じを確認してから、14KHzあたりを中心の目安として、10KHz~16KHzをチョコチョコ上げる(上げすぎに注意)。これで、それなりに空気感っぽい味は付加されるはず。 この時、EQの前にコンプをかけるか、EQの後にコンプをかけるか…で、かなり微妙に、しかしはっきりと感じが変わります。これは是非両方やってみて比較し、より気分の良い方を採択。 この後に、「まだ今一つ声が前に出てないな」となって、そこで初めて…女声なら2~8KHzかな? ここは声質によって中心ポイントが微妙なので、要試行錯誤ですが、まぁそこら辺を上げてみる(上げすぎに注意)。 そんでま、あとはコンプのレベルとEQのOUT LEVELを相互にチョコチョコ調整して、音量を整えると…なんてぇやり方は、私の良くやるところです(^^ゞ ちなみに、私は録音をちょいと失敗してメチャこもったりメチャシャカシャカした声になったりした時は、コンプ前に不要帯域カットのEQを入れ、コンプ後に必要帯域アップのEQを入れたり…もしますけど、これはどっちかというと邪道技(^^ゞ 本当に困った時の飛び道具ですが、いよいよになったらそういうのも有りかと(^^ゞ 理想は、コンプを軽く掛けただけでバッチリ…がいいんですけどねぇ(^^ しっとり系の声でも、SM58で相性の良い声の人も居てること居てるんですが、これはやってみないとわからない。 コンプの具合は、元音がわからんと何とも言えない部分が大きいですが、SONARのコンプはそこそこプリセットも豊富ですから、まずはいろいろなプリセットを片っ端から試してみて、ピンと来る物を微調整していく感じで良いかと思います。これは各人の癖のものって部分も大きいので、「これが絶対」というのは、なかなか無いのでねー。 ダブリングについては、ちょっと確認+研究してからまた(^^ゞ
- kenta58e2
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No.1です。 まぁ、マイクについては百家百論みたいなところもあるんですが(^^ゞ ただ、SM58は「プロ用定番」みたいな評価をされがちで、それは、確かにステージマイクとしては一応は事実なんですが、じゃあなんでそうなのかというと、実際の所は「楽音とミックスしてPA拡声する時に、大抵の声質でバック楽音に埋もれない声で録れるから」という面が大きいからなんです。 「声が細い者でも、大音声の者でも、確実にそれなりの声で録れてバックに埋もれない」というのは、ステージマイクとしては高性能の証ですが、裏を返せば(ちょっと大袈裟ですが)「どんな声でもそれなりの太い声に化ける」という面もあります。 「プロが使う高性能」=「プロが使う高音質」と思われがちですが、正確には「プロがステージで好んで使う高性能」と「音質的に高性能」とは、完全イコールではなく、また「ステージで求められる高性能」と「レコーディングで求められる高性能」は、ちょっと方向性が違うということ。 これは、PA機器としての高性能と、レコーディング機器としての高性能やピュアオーディオとしての高性能が、微妙だが確実に定義が違うことと似ています。 実際、女声でもステージで使う分にはSM58は十分定番ですが、女声独特の高域のきれいなクリアさや空気感をきちんと拾うマイクかというと、SM58は決してそうではないマイクですね。どうしても、やや野太く録れてしまいます。逆に、線の細い女声を野太く録りたいなら、あえてSM58を使うという選択肢もあるんですが… ただ、じゃあ「女声ならどんなマイクが向いているか」というのは、突き詰めると、安いマイクだけ対象にしても難しい。どうしても声質とマイクとの相性というものもあります。 なので、一般的には、レコーディングでは男声女声にかかわらず、ある程度「フラットで守備範囲の広い」コンデンサマイクを使い、録音時及びミックスダウン時の調整で、各人の声とマイクの特性を最適に調整していく…という手はずになります。 これは個人的な話ですが、私が録音も絶対に自分でやるのは、そういう面も大きいんです。つまり、現場で生声をしっかり聞き、その生声を元に録音時からEQなりダイナミクスの調整をし、現場で聞いた生声のイメージをもってミックスダウン調整をする…と、私自身が生声を直接知ることによるイメージを最終段階まで持っておきたいからです。 それはそれとして、まぁSM58と実売で1万円上までのマイクで、SM58より女声向きと私が思うマイク例としては ダイナミックなら http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=161%5EOM3%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=662%5EBETA57A%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=662%5EBETA58A%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=158%5EAE6100%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=161%5EOM6%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=654%5EE935%5E%5E なんてとこです。 コンデンサだと選択肢がいろいろですが、さしあたりダイナミックマイクと同様に使えるステージマイク仕様での個人的偏見では(^^ゞ http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=662%5ESM86%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=326%5ERE410%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=628%5ENT3%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=662%5EBETA87A%5E%5E http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=158%5EAE3300%5E%5E とかとか… (もちろん、本格録音用のラージダイヤフラム/サイドアドレスタイプのマイクでも、この価格帯内でアマチュア録音に十分使える物もありますが、さしあたりSM58からいきなり買い換えても同じように使えるものだけ列記です) まぁ、レビューなども御参考に >ダブリングについてですが、以前その初音ミクのミックスをしていたとき、うまくいかなかった経験があります。 んーと、その点については、どのようにうまくいかなかったのか…が、ちょっと知りたいですねぇ(^^ゞ
お礼
補足回答いただきありがとうございます。 目からウロコです…汗 確かに今回の場合しっとり系の曲なので、野太い効果を出したいとは思っていませんでした。 しかし今からではちょっと58以外の準備が間に合わないので、アドバイスは次回以降の参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 >どのようにうまくいかなかったのか… すいません、説明不足でした。 私が狙いたい効果は http://jp.youtube.com/watch?v=_SpsSKyuOoM のサビのような感じです(外部リンクで恐縮です)。 自然に厚みと広がりが増してる感じですね。 まあちょっと機械的な印象も受けるんで、バンドサウンドなんかには向いてないかもしれませんが… 私がこのような効果を狙ってショートディレイをかけても、いかにも「重ねてみました」というわざとらしい感じになってしまいます。 (ディレイにはハイカットをかけています) それなら素のほうがいいやということで、結局ダブリングしない・・・ということがありました。
- kenta58e2
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これは我流なんですが… 私の場合は録音も自分でやるし、もう録音時点から「勝負は始まっている」って感じなので、逆に言えば音源をDAWに流し込んだ段階で「最低どの程度の修正が必要か」が、何となくイメージできてる場合が多いです。 それを踏まえてですが 1)無音部分のノイズの掃除(素人録音だと、どうしても必要) 2)コンプを使って、大まかなレベルの調整(元音のダイナミックレンジを削がない圧縮限界を確認しておく感じ) 3)必要ならディエッサー処理(部分的に掛けることも多い) 4)とりあえず、感覚的にイコライジング 5)ここで、オケと合わせて仮レベル調整 6)オケと合わせつつ、2)~4)を再調整 7)リバーブ、コーラス、ダブリング等の負荷 8)またまた、2)~7)の微調整 9)ボーカル+オケのマスターレベルでイコライジング(このあとマスタリングへ移る前の仮調整の意味もある) …と、ごくごく大まかに言えばこういう流れでやってます。 実際には、それぞれの手順で「ああでもこうでも」と結構苦吟しますが(^^ゞ V-VOCALとかクォンタイズを弄ることになる時は、これは人によるみたいですが、私の場合はクォンタイズを弄るのはオケでやってしまっているので、やるとすれば上記の6)の時に処理することになります。 (ただ、実際にはクォンタイズ処理した音源で歌わせているので、ボーカルにクォンタイズ処理かけることは少ないです。歌のリズムの揺れも味の内(^^ゞ) V-VOCALも、実は今、自宅に使える環境がないので(^^ゞ、使える所に持ち込んで処理するんですが、私の場合は、手順としては6)の後段の2)~4)微調整…の時にやることが多いです。私は「なんぼなんでも、この調子ッハズレはアカンやろ」という部分にしか使わないし、そういうハズレはV-VOCALを使うのではなく、ボーカルに鞭打ってひたすら録音のリテイクでカバーするので(^^ゞ なので、ボーカルが「もうこれより言い歌い方は無理!」という声的にベストな録りができて、なおかつ「おしい!」というところだけ最低限の処理にしたい主義なので、一度オケと合わせて「どれくらいまで許容できるか」を確認してから、「さすがにここだけは…」というところだけ弄る主義です。 ただ、その時は、一旦は元音状態に戻して処理して、その音源をエクスポートして持ち帰り、また1)からやり直しにします。そうしないと、私自身の勘が狂うからです(^^ゞ あとはまぁ…これは個人的な見解ですし、質問者の方のお財布の都合もあるでしょうが(^^ゞ 女声でストレートな方なら、私はあんまりSM58は使いたくないですね(^^ゞ ゆくゆくは、もうちょい女声向けマイク使われることをお薦め。 SM58とどっこい価格のマイクでも、女声向けな声質の物を使えば、録音がよい…というより何より、後の処理の楽さが全然違います。 つくづく、「ボーカルは録り8分、後処理2分」と痛感します。 また、なんぞありましたら(ボーカルではあんまり持ちネタはないですが(^^ゞ)補足下さい。
お礼
いつもご回答いただきありがとうございます。 >女声でストレートな方なら、私はあんまりSM58は使いたくないですね(^^ゞ >ゆくゆくは、もうちょい女声向けマイク使われることをお薦め。 うーん、SM58は女性ヴォーカルには向いていないのでしょうか… マイクはあまり詳しくないのでそこまで考えが及びませんでした。 そのあたりも検討してみたいところです。 あと、もしよろしければなぜSM58は女性ヴォーカルに向いているといえないのか、女性ヴォーカルに向いているマイクとはどういった特性のものか等もアドバイスいただけたら幸いです。 ダブリングについてですが、以前その初音ミクのミックスをしていたとき、うまくいかなかった経験があります。 これについてもコツ等ありましたら、アドバイスいただけたらと思います。 V-vocalとクォンタイズについても参考になりました。 私の場合カクカクキッチリと合わせたくなってしまって…汗
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 いろいろ答えていただいて感謝です。 教えていただいたこともあり、知識的にも機材的にも準備は整いました。 あとはいい結果が出るようにがんばります。 まあヴォーカルも私も初めてのレコーディングなので(エンジニア担当もそんなに経験が多いわけではなく、あまり音を聞く耳はまだ鍛えられてないと思います)、クオリティーの高さよりもとりあえず慣れることを重視していきたいと思っています。 でもクオリティーも可能な限り追求しますよ!