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上位Windowsがプレインストールされない理由は?
今から7~8年ぐらい前は、普及価格帯のPCにはWindows98やWindowsMeが入っていた一方で、一部の上位機種にはWindows2000が入っていました。 しかし、XP発売以後、XP-Proが最初から入ったPCをほとんど見かけなくなりました。超高級モデルでさえ、Homeであることがほとんどの状態でした。メーカー公式のネット通販(NECダイレクト・ソニースタイルなど)で買えば選べる程度でした。 この傾向はVistaになっても同じで、殆どがHome Premiumで超低価格機にHome Basicがほんのわずか搭載されているといった感じであり、BusinessやUltimateは、店頭では全くと言っていいほど見かけない状況です。Businessに至っては、メーカー公式のネット通販個人向けでは選べないことも少なからずあります。 開発中のWindows7でも、プレインストール済みは一部を除いて家庭用エディションとなるようです。 2002年以降、PCプリインストールOSがXP-Home Editon及びVista-Home Premiumにほぼ固定されたのは、やはり家庭向けの安定性向上の影響でしょうか?
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Win98やMeは「Windows 9x系」と呼ばれ、Win2000は「Windows NT系」 と呼ばれ、全く概念が異なるOSなんです。 「Windows 9x系」はMS-DOSとWindows 3.1を融合し拡張・発展させてきたOSです。 「Windows NT系」は「Windows NT」というOSをベースにして拡張・発展してきたOSです。 「Windows9x系」は家庭用として開発され、「Windows NT」は業務用に開発されました。 ちょうど、「Windows9x系」の最初のバージョンである「Win95」が発売された頃から、パソコンも家庭用家電製品となっていきました。 それに対応して、家庭でも使いやすいOSを開発しようとして出来たのが「Windows9x系」で、環境も「グラフィカルユーザインタフェース(GUI)」を採用しています。 GUIとは、ンピュータの画面上に、ウィンドウ、アイコン、ボタンといったグラフィックが表示される今、お馴染みの環境です。 (一方、MSーDOSは「テキストユーザインタフェース(CUI)」と言い、コマンドを打ち込んで操作します) 安定性が格段に「Windows NT」が勝っていたため、「Windows 9x系」と「Windows NT」の融合バージョンである「Windows2000」が開発されるに当たって、「Windows NT」がベースに選ばれました。 そのため、「Windows2000」も「Windows NT系」と位置づけられ、その後継である「XP」や「Vista」も「Windows NT系」に位置づけられています。 つまり、「Win2000」は家庭用と業務用のOSの融合バージョンであり、「XP」はその完成系です。 で「Vista」は「XP」のアップグレード版となります。 また、「XP」からは次世代の技術である「64ビット」の情報処理にも対応したバージョンを発売しています。(まだまだ32ビットが基本) 家庭用と業務用の融合バージョンなので、完全版にすると結構無駄な機能がつくことになります。 そこで、「家庭では使わんやろ」って機能を省いたモノが「HOME」バージョンとなります。 で、色々と追加機能を付けていき、上のエディションになるにつれて業務用となっていきます。 まぁ、家庭用としては、ほぼ「XP」で完成したので、残りは付加価値という程度でしょう。 なんで、家庭用PCの場合は価格を抑えるためにもプリインストールはHOMEが採用されることが多いのでしょう。 ただ、今後は「64ビット」環境がベースのハードとなってきますので、どうなっていくかは分かりませんけどね。
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Windows2000を使っていましたけど、ムービーメーカーすら入っておらず、パソコンを買ってそのままいろいろ使いたい人には不向きだと思います。 また、うちはXPもCPUがXeonのデュアルですから、選択肢はProしかないわけですから、プリンストールされたOSはProでした。 VISTAは実験的に富士通を買いましたが、ビジネスがプリインストールされており、遊びにはおもしろみがないOSです。 不要な機能があっても仕方ないだけで、一般ユーザーがドメインの参加とかしないわけだし、要らないと思いますよ。
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ありがとうございました。 結局、安定性が同じなら、不要な機能のないほうを選ぶというわけですね。
- momotomoko
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>XP-Proが最初から入ったPCをほとんど見かけなくなりました。 XP-Proは XP Professional という名称からいかにも上級者が使うOSのような印象を受けますが要はセキュリティやネットワーク端末機能を強化された業務用OSです。 「セキュリティやネットワーク」と聞くと個人利用でも有用のようですが実は大規模LANにぶら下がる事が前提のパーソナルユースでは不要な機能です。 不必要な機能が付加された挙句にお高い業務用OSは一般利用にそぐいませんからXP-Pro搭載機が一般ユーザー向けに販売されなかったのは当然でしょう。私も個人では業務用OSを買う気にならないですね。 そういう事ですから業務端末用のビジネスモデルはXP-Proプリインストールが普通でしたよ。 今、各メーカーから出されているダウングレード権付きはターゲットが業務用端末ですから当然添付OSは XP-Pro です。 その傾向は今も同じで業務用のBusinessはビジネスモデルには普通にプリインストールされてます。Ultimateも業務用ですが、業務に不要な付加価値がついて高価なためビジネスモデルには敬遠され、高級感を醸し出すための小道具として高額高性能PCに搭載される程度です。 XP、Vistaの各エディションを比較検討されてはいかがでしょう。 http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/pro/howtobuy/choosing2.mspx http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1122/vista.htm Windows7でも傾向は同じはずです、今度こそMicrosoftも業務用で失敗は出来ませんから。 >2002年以降、プリインストールOSが ~ 安定性向上の影響か? 昔から家庭用はHome,Home Premium(含Basic) 、業容端末は NT,2000,XP-Pro,VistaBusiness(含Ultimate) に固定されてます。 XP以降は基本的に安定性は一緒(厳密には業務用は強化されてます)です。
お礼
回答ありがとうございました。しかし、当方の説明不足もありましたので、ここで補足します。 PCにも個人用と法人用がありますが、法人用は当然昔も今も法人用Windows(XP-Pro・Vista-Businessなど)がプレインストールされているのは当然だと思います。 ただ、昔は個人用でも法人用OSがプレインストールされていることもあったけど、今はそういうことは減ったのはなぜかというのが疑問点でした。 とはいえ、2000まではお高い法人用である代わりに安定性が個人用より高いという特徴があったものの、XP以降は法人用は不必要な機能が付加された挙句にお高いだけで、個人用には向かないということですね。
- inadomez
- ベストアンサー率40% (9/22)
Win98やWinMeとWin2000はまったく違うOSですが、 XP-ProとXP-Homeは、若干機能が異なりますが、OSとしてしては同じものです。 Vistaに関しても同様に、複数種類ありますが、 機能が違うだけで、OSとしてしては同じものです。 プリインストールPCのOSは、家庭ではあまり使用されないと思われる機能を削ったエディションで、 少し値段を押さえ目にしてあります。 やはりメーカーとしては、少しでも安く販売するためには、 この値段が理由としては一番大きいところでしょうから、 安いエディションを選択するのは当然かと。 ただし、Vistaの場合は、Home Basicにするとあまりにも機能が削られすぎているので、 低価格機にのみ適用しているのではないかと。
お礼
ありがとうございました。 「安いけどカーネルは不安定な旧世代」と「高いけどカーネルは安定した新世代」に分かれていた時期ならば、上位Windowsを入れてその分高くなってもそこそこ売れたでしょうが、今は安いタイプもカーネルは安定した新世代になていますので、機能を削って少しでも安く販売しようと考えるのは当然みたいですね。
- alien5
- ベストアンサー率19% (788/3987)
値段が安いからでしょう。^^
お礼
ありがとうございました。 でも、上位OSは値段も張るのは、昔も同じですよね?
- arichan777
- ベストアンサー率28% (39/139)
Win98やMeの頃は、HomeだのProだのって無かったからじゃないですか? 上位のエディションは値段もそれなりにするし、 BusinessやUltimateを必要とする人は、店頭販売のプリインストールモデルは 買わないんじゃないでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 でも、上位OSは値段も張るのは、昔も同じですよね?
お礼
ありがとうございました。 9X系は個人用・NT系は法人用とされていた時代なら、多少高くてもNT系の法人用Windowsを選ぶユーザーもそこそこいたでしょうが、家庭向けもNT系に統一された今では、法人用Windowsは無駄な機能がついて高いだけで、わざわざ法人用Windowsを選ぶユーザーはいないも同然だということですね。