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MacはなぜFirewireを
お世話になります。 Mac(apple社)は、なぜFirewireを搭載するのをやめようとするのですか? apple社開発のモノ なのに。 接続が安定し転送効率が高く、USBに比べCPU負荷が低い ということだそう なのに。 事情にお詳しい方、 ご意見をお持ちの方、 お聞かせください。 よろしくお願いいたします
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質問者が選んだベストアンサー
古い技術をさっさと切り捨てるのは、アップル固有のものだという意見がありますが、じつはそうではありません。古い技術を切り捨てるというのを、不採算の部門を、損失が積み重なる前にリストラすると言い換えれば、米国のどの企業もやっていることです。日本の企業は、どちらかというと後々まで引っ張ってしまうため、日本人から見ると、不採算部門の切り捨てに、生理的な反発を感じるようですが。 かつてパソコン販売業のGatewayが、大々的に日本進出を宣伝しましたが、1年たたないうちに、さっさと撤退しました。この方針変更の短さこそが、(まだ元気だったころの)米国企業のセオリーです。Microsoftが、Windows Vistaリリース後に、Windows XP SP3をリリースするような、アフターサービスを行っているのは、超巨大企業のMicrosoftがなせる技であって、そんなことをする米国の企業は、ほかにはないと見るべきでしょう。 Appleは、米国内では、セオリーどおりの経営戦略で動いている企業でしかありません。メーカーのサービスセンターに、故障した機器を持っていったら、だまって実費だけ、工賃なしで修理してくれる、日本のメーカーの対処に慣れていると、違和感を感じるかもしれませんが。 USB vs. FireWireで、話が盛り上がっているようですが、Apple自身はそういう見方はしていないように思えます。 有線の、高速で大容量のデータ転送ができる環境と、無線によるデータ転送。そういう対比で考えているようです。Time Capsuleの、無線LANと、ネットワークファイルサーバを一体化した製品を出すのを見ると、「これからは無線でしょー」とAppleがメッセージを出していると思えます。 私は、光ケーブルと、IEEE802.11nではなくIEEE802.11gでインターネットに接続していますが、1GB位のデータなら、躊躇することなくダウンロードします。無線LAN(Wi-Fi)の実力を、あなどってはいかんと思いますね。 MacBook Airは、Wi-Fi経由で、システムインストールが可能です。つまりWi-Fiを利用するプログラムは、OSにではなくファームウェアに書き込まれていることを意味します。これは、Appleが将来ノートブックコンピュータをどうしていこうと考えているか、示唆になると思います。FireWireはおろか、USBポートもないノートブックが、Appleからリリースされる日が、遠からずやってくるかもしれません。
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- sigremal
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やはりインテルのチップを使う事に関係あるのではないでしょうか? どういう綱引きがあったのかは判りませんが、次世代USB3.0はインンテルが権利のほとんどを握ってしまうようなはなしもあります。 やはり時代の流れってことでしょうか。
お礼
アップルも長い物に巻かれるんですね。 ありがとうございました。
ビデオカメラ以外では対応する機器もたいして出てません。 誰も使ってない=消えても誰も困らない。 OS9やappleworksと同じです。
お礼
なるほど ありがとうございました。
- yoshito_bee
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お礼をいただき有難うございます。 質問者様のおっしゃる「無制限の金銭的余裕が必要」という事に 私も同感です。 かってiMacが発売され、いきなりプリンタポート が廃止され、USB対応のMac用プリンタの発売も無く、非常に困って アップルのサポートに連絡したところ、担当の方と、もめました。 上司を出してくれとお願いしたところ、「私の上司はアメリカ人です。 あなた英語話せないでしょ。」と言われ非常に悔しい思いをした事が 有ります。 「ADB機器など誰もつかっていない。」と言われる方が居ますが、それはappleが勝手に規格を廃止した為、「誰も使えなくなった」 のです。 appleに忠誠を誓ったからには、「無制限の金銭的余裕が必要」と私も思います。
お礼
話にはよくお聞きしますが、先輩達はそのような思いを数々されているのですね。 経験談 お聞かせいただき、ありがとうございました。
- cliomaxi
- ベストアンサー率33% (2921/8736)
>あったモノがいきなり無くなってしまうというのは、やはり抵抗があります。 穴のひとつくらい空けといてくれと。今まであったモノなんだから。 どのタイミングなら「いきなり」ではないのでしょう? 徐々にフェードアウトしていくなんて不可能ですから。 それにあれはただの「穴」ではありませんよ(まぁ解って云ってるのでしょうが) 逆に初めてパソコンを買う人達にとっては「無駄な穴」です。 FW800に関してはFW400に変換するアダプターがありますから大きな問題は無いでしょう。 例えばフラッシュメモリーにしてもUSBのものなら何処でも安価に手に入りますが、FWのものは私は1つしか知りません。 しかも遥かに高額です。 私の場合はちょうど逆になります。(穴はあるが刺す物が無い) 私のMacはG4Cubeなので何をどうがんばってもUSB2.0を利用出来ません。 出来ればFW接続の外付けデバイスがもっと多ければ悩まずにすむのですが、前回回答したように外付けデバイスの殆どがUSB2.0となってしまいFW400の物自体が数えるほどしか無いのです。(当然現在使用している外付けデバイスは全てFW400です=選択肢は無いは、高いわで結構苦労します。) 最初に戻りますが、結局はどこかで見切りを付けなければならないのです。 ADBにしても現在新規ではどのようなデバイスも存在しません。 古い規格の物を利用している人にとっては「足切りにあった」ように感じるのでしょうが、大多数のユーザーが既にADBなんて使っていないのです。(これが今回はFireWireだった) Appleとて慈善団体ではないので利益とならないことはやらないのは当然のことです。
- 50kata
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お礼
面白い情報をありがとうございました。 参考になります。
- u-bot
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No.1さんの回答どおりでしょう。 将来性を考えた場合に搭載する意味無しと結論づけたのだと思います。 USB1.1の頃はUSBは低速デバイス用、Firewireは高速用でしたが、USB2.0が出てFirewireと競合してしまいました。 Firewireも速度を2倍にした規格を出しましたが、採用するデバイスは少なかったです。 しかしApple社の見切りの早さは抜群ですね。 特に自社開発したものですから普通なら簡単に切り捨てられないです。 それを切り捨てる当たりが凡庸な会社との違いです。 下手にレガシーデバイスに固執するとコストが上がって競争力が下がるのを嫌っているのかもしれません。 ソニーはWalkmanで自社開発のATRACに固守し、MP3対応が出遅れたばかりにiPodにシェアを奪われました。 同じく自社開発のメモリースティックという今ではソニー製品ぐらいしか使われないメモリカード規格に固執しています。 そのためユーザーはSDカードより高価なメモリースティックを使わざるえない状況です。 まあこれが普通の会社です。Apple社が特別なのです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、そのような固執しないアップル社とつきあっている事のメリットを前向きに享受してゆく姿勢が大事なのですね。 MacbookでUSBのみに絞るというのはまだ判る気がするのですが、 ただ、Proで、採用しているデバイスの少ない800の方だけを残すというのでわけが分からなくなります。 奥が深いそこのところについて行くのに、まだまだ未熟な私のこれからのMacライフ修行が必要なようですね。 ありがとうございました。
- yoshito_bee
- ベストアンサー率29% (5/17)
単にappleの事情でしょう。 あの会社はユーザーに冷たいので、規格は何も考えず切捨てます。 私も使えなくなったADB周辺機器等がたくさん有ります。 Mac信者の間では「MS陣営は悪の帝国」といった事が流布されていますが、レガシーな規格を残してくれるほうがありがたいです。 革新的でデザインは素晴らしいのですが、Macを買う事は、CEOの作品を 「買わせていただく事で」文句を言ってはいけないのかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 私の場合、外付けハードディスクくらいなものですから、それらも、USBを兼ね備えていますので実害はないのですが、ただビデオカメラがDV端子なので、そのてんは考えを要します。 そこで頭をひねることがMacとの付き合いでは大事なことなのでしょうね、 または、無制限の金銭的余裕が。 ありがとうございました。
- cliomaxi
- ベストアンサー率33% (2921/8736)
正確な事はAppleにしか解りませんが、恐らくコストと普及率の問題でしょう。 それにAppleは既存の規格を結構バッサリと切り捨てる潔さ(なのか?) があります。 確かに安定性や速度面では確かにFireWireの方が優れているのですが、同じデバイスでもUSB2.0より数千円もコスト高です。 現在外付けのデバイス(HDD、DVDドライブ、プリンター、デジタルビデオカメラ等)殆どがUSB2.0を搭載していてFireWire(IEEE1394、iLink、DV端子)を採用しなくなっています。 つまり新しいMacBookが採用しなかったと云うより周りが既に捨ててしまった考える事も出来るのです。 Macでも以前はFireWire接続しか外付けHDDからの起動をサポートしていませんでしたが、現在はUSB2.0接続でも可能になっています(IntelMac限定) 速度面ではeSATAに敵いませんし、コスト面ではUSB2.0に敵わない中途半端な規格になってしまったのです。 若しMacminiの新型がリリースされるとしたら恐らくFireWireを搭載していないでしょう。 コストにシビアなエントリーモデルは非搭載、MacBook ProやMacPro等はもうしばらく搭載するのでは無いかと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 あったモノがいきなり無くなってしまうというのは、やはり抵抗があります。 穴のひとつくらい空けといてくれと。今まであったモノなんだから。 周りが捨てているから追随するということなら、アップルっぽくないという気がします。(勝手なイメージですが) 汎用向けとプロ向けの棲み分けということなのでしょうか。 起動サポートなどができていると言うことなら、技術の進歩に従って逆にコネクトの種類がシンプルになるのもそれはそれで便利なのかもしれませんね。 USB3がでましたね。 ありがとうございました。
お礼
とても参考になるご意見ありがとうございます。 Gatewayですか~ ホルスタイン柄を思い出します。 コネクトが全て無線で済めばこんなに便利なことは無いですものね。 そうですか~、そういうことだったんですね。 そういうことに早くなればいいです。 でも、どうしても目の前にある手持ちのモノに目がいってしまうので、それもできるだけ長く使いたいと思う人情が先に来てしまいます。 そのくせ新しいモノにも手を出したくなる。 こういう機器との付き合い方の概念がまだ未熟なんですね。きっと。 ありがとうございました。