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音響チェックについて
コンサートやイベントの際のTIME TABLEを作成することになったのですが、 技術的知識があまりないので、音響のOUT Check、回線Check、モニターCheck の意味がイマイチ分かりません。 それぞれどんなチェックをする作業なのかを初心者に分かりやすく教えて 頂ければと思います。 宜しくお願いします。
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「音響のOUT Check」、「回線Check」、「モニターCheck」は順不同でしょうか? また、これらはすべて『音響班?』だけのチェック項目でしょうか? いや、聞かれてもわからんと言われると辛いとこですが(^^ゞ イベントと一口で言っても、『音響』『照明』『舞台美術』等々で、同じ言い回しでもやることが全然違ったり、やる順番が違ったりがあるもので… また、私は素人PA屋なんですが、音響屋さんでも『流派』によって言い方が違ったりしますので、なるべくそのイベントに携わる専門家に確認して下さいね…ということを前提で言えば 仕込み…音響屋が機材持ち込みの時の、会場への機材搬入と据え付け ・表組み(メインスピーカ組み) ・ステージ仕込み(マイク、モニターSP、ステージ回線の設置等) ・アンプ据え(ステージ周り用のパワーアンプと各種スピーカ結線) ・回線仕込み(マイクや楽器の回線をミキサー卓送りの回線に繋ぐ) ・卓組み(PA席のミキサー機材等の組立結線。モニター用機材が別にあれば「モニ卓組み」があることも) …ここまでが機材準備(楽器系は省いてます)で、大体は同時進行でやります。 チェック ・卓火入れ(ミキサー関係の結線をすべて終えて、各機材の電源を入れる。ここで、各機材の動作に異常が無いかを簡単に確認) ・アンプ火入れ(ミキサー関係を確認してから、パワーアンプの電源を入れます。動作を目視チェック) ・アウトチェック(ミキサー側でCD等の音源をアンプに送って、各スピーカからちゃんと音が出るかどうか確認) ・モニターチェック(アウトチェックと同様にモニタースピーカから音が出るかチェック) ・回線チェック(またはチャンネルチェック…各マイクや楽器から直接ライン信号を取る回線を、一つずつ音を出して確認。チャンネル番号にズレがあったら大変なので特に念入りにやる) …これで、音響関係の基本機材の『動作状況』が確認できました。 ステージチェック(ここからは、リハーサルに近いカテゴリ) ・レベルチェック(マイクや回線に繋がった楽器等に直接音を入れたり弾いたりして、各チャンネルの適正レベルを確認) ・モニターレベルチェック(上の各チャンネルの音が、モニターにどれくらい返ってるかどうかのチェック等) …ここの段階で、概ねの音量の調整やハウリングが起きないかどうかの確認、微調整等をやります。 立ちリハ(実際にバンド等がリハーサルして音をチェック) …これは説明要らないと思います。大規模なステージなら、各演し物の立ちリハ済ませてから、全体の予行演習(ゲネプロ)をやることも… と、ステージ音響(特にバンドライブ系)に限れば、若干の後先はあると思いますが、大まかにこういう流れです。 なお、さきにも書いたように、各作業の言い回し(呼び方)は、音響屋さんの『流派』のようなものや、地域によっても若干「方言」があります。 私の習った『流派』(かつ、その流派の私の地方…関西です(^^ゞ…)では、概ね上の言い方で通じますけど、違う言い方する流派(地域)もありますので、具体的な呼び方は、実際にその仕事に携わる専門家の方に確認して下さいね。 特に「アウトチェック」は、私の所ではメインスピーカの音チェックですが、関東や中部地方なんかでは、別の作業を指す流派が間違いなくありますので、要注意です(私が知ってるのは、私の言う「レベルチェック」を「アウトチェック」と呼ぶ流派があります)。
お礼
細かく教えて下さってどうもありがとうございました。 少しだけわかってきたような気がします(^ ^; 素人用の分かりやすい参考書なども合わせて探してみます!