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ソニー生命 積立利率変動型終身保険
夫(35歳)の生命保険の加入を検討中の主婦です。 先日、保険代理店に行きましたら、ソニー生命の積立利率変動型終身保険を勧められました。 念のために、専門家の方のご意見も参考にしたいと考え、こちらコーナーで検索致しましたら、別の方が、「ソニー生命 積立利率変動型終身保険のメリット・デメリット」について質問されていました。その回答を読みましたら、下記のような回答が載っておりとても不安になりました。本当にこの保険に加入して良いのでしょうか? 下記回答は、「積立利率変動型終身保険」ではなくて、「変動型終身保険」についての回答でしょうか? また、ソニー生命の積立利率変動型終身保険の、メリット・デメリットについて、専門家の方からご意見を頂きたいです。 また、他にお勧めの保険がございましたら、ご教示頂きたいです。 宜しくお願い致します。 【回答】 保険屋は自分の所がぜったい損をしない変動型終身保険を薦めますよ メリットはありません しいて上げるならば保険屋が損をしない商品である デメリットは 変動型なので・・・マイナスになる事もあります 私ならば・・変動型では無いタイプにします 最低保障分の利息があります 運用がもし下回っても保険会社が不足分を最低保障まで補填します また運用が予定より良いと 配当金がでます ので圧倒的に有利なんですよ 保険屋は逆ザヤになる可能性高い商品は薦めてきません 保険屋が薦めるのは保険会社の儲けが多いのを薦めるのが殆どですは
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- Pigeon
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質問に対して答えたいと思います。 まず、その例示した回答自体誤りと言っても良いと思います。 変額終身、利率変動型終身、いずれにしても保険会社は安全率を加味して支払予測を立てて、利益を乗せてます。 変額が儲かって、利率変動が儲からないと言う事はないのですね。(販売されればどちらも利益が上がります。)変額保険の内容を知らない人の話はあまり参考にならないと思われます。 単に利率変動と比較すると低解返型に軍配が上がると思いますが、ご質問のあいおい生命は低解返型の利率変動の例かと思います。 あいおい社では過去の利率をHPで公表しています。すると、設定以来変動していない事が分かるかと思います。ディスクロージャー誌を紐解くとALM手法の運用方針であり、積極的に運用して契約者に還元すると言うより、債券を購入して持ちきる事でリスクを取らない運用をしています。利率変動でALM手法を取ってもあまり還元されないですし、それは実績を見ても明らかです。利差配当タイプの低解返型終身は今現在の金融危機の影響はわかりませんが、利率変動と異なり、多額ではありませんが配当が出ています。ALM手法であれば利率変動も利差配当も大差ない運用しかしませんし、利差配当の方が配当が出やすいです。 という事で、低解返タイプで選ぼうとするなら他社の利差配当の低解返の方がいいでしょうね。 御指名のソニーの利率変動と損保系生保の低解返終身との比較では損保系生保に軍配が上がると思われます。 一方で、リスク、リスクと言われる変額終身保険は運用成果が本人責任ながらコース配分を考えて積み立てていくとちゃんと増えていきます。リスクがあるコースだけしかラインナップされているのではなく、ソニーであれば短期金融市場、日本債券コースなどは低リスクです。リスク、リスク、言う人は株式コースや外債コースしか知らないのでしょう。比率を選ぶのは契約者ですから、リスクを取る取らないも選べます。 質問からすると運用とか投資とかは考えていないと思いますが、今後考えたいと言うことであれば変額終身で日本債券に積みつつタイミングを見て配分の検討しても良いと思います。 変額と言う名の通り、保障額が変動するのが変額の特長です。契約時点より運用成果が良ければ保障額が増えるのですね。保障が増える(解約金も増える)方向を自分の力で目指せるので変額終身は一考の価値があると思います。 ただ、残念なことに変額はソニーのLP、代理店共に見ていると適切とは思えないコースに積ませているケースも見られるので、運用にも詳しい人に相談できると良いのですが。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
ご家族のリスクはいくつかありますが、当面の大きなリスクは、稼ぎ手の死亡、住宅、子供の教育費です。 稼ぎ手の死亡、普通は夫様の死亡となりますが、これを考えるときには、何もなかったときの生活がどうなるのかということをまず、考えなければなりません。 これが、ライフプランです。 例えば、お子様が1歳だとすれば、すでに、お子様の小学校、中学、高校、大学へ進学する時期は決まっており、そのときに、どれだけのお金がかかるのかも、予想できる状態にあります。 三年後に第二子という予定ならば、それに応じて、進学スケジュールが決まります。 これに住宅購入、車、旅行などプランを考えて、スケジュールに入れていきます。 このスケジュールに基いて、お金の収支を考えるのが、キャッシュフロー表です。 キャッシュフロー表というのは、「キャッシュフロー表+家計」でネット検索すれば、幾つかの例を見ることができます。 EXCELなどの表計算になっているものが、見やすく、使いやすいです。 例えば、第一子様が18歳、第二子様が15歳とすると、大学と高校進学がダブルでくることになり、その年だけで、300万円以上かかることが予想されます。 大学の授業料が100万円とすれば、それから毎年、授業料だけで100万円かかることになります。 収入が順調に伸びれば良いのですが、年率2%で伸びても、15年後では135%。つまり、675万円となります。一方、諸経費もアップするでしょうから、175万円のそのままアップとはなりません。 払えるのか、払えないのか……これを明確にするのが、キャッシュフロー表です。 赤字なるとすれば、対策は3つしかありません。 今から貯蓄するか、妻様が働くか、借りるか、です。 お子様が高校、大学になると、妻様がパートに出るというのは、このためです。 それでも足りないとなると……貯蓄の切り崩しであり、損をすると分っていて、この時期に生命保険の解約が行われる理由の一つになっています。(解約払戻金を教育費に充当する) キャッシュフロー表は、生命保険を解約して、進学費用に当てるような無駄をなくする手助けとなります。 足りないと予めわかっていれば、今から貯蓄を増やせば良いのですから。 終身の生命保険を勧める担当者は、解約払戻金が老後資金にもなるし、葬儀代にもなると言いますが、普通なら、死ぬのは、もっと後のこと。老後は言うまでもなく、子供が進学した後のことです。まずは、教育費を確保することです。 このあたりのシミュレーションをするのが、キャッシュフロー表です。 結果として、十分な余裕があるのなら、今から、終身保険に契約するのもOKです。 ギリギリならば、まずは、貯蓄を増やすこと。 次に、住居です。 これは、万一亡くなったとき、賃貸だと大きな出費になります。 現在、年間100万円(月8万円)の賃貸住宅に住んでいるとするとして、万一があった時、妻様が生涯(例えば90歳まで)、そこに住むとなると、56年間となり、住居費用だけで5600万円となります。 ならば、買った方が得なのですが、いつ買うのか、ということが問題になります。 現在、住宅ローンの金利より高い金利を保証している貯蓄はありません。 ならば、住宅ローンの金額を1円でも安くするために、頭金を多くすることです。 つまり、貯蓄。 同時に、万一のとき、一括で住宅を購入できるように、住宅だけのために、3000万円ぐらいの生命保険に契約しておくべきです。 もちろん、妻様が実家に帰ることができるなら、それでもOKです。 また、すでに、住宅をお持ちなら、大きなリスクの一つをクリアしたことになります。 夫様が亡くなったとき、ローンはゼロになるはずですから。 こうしたキャッシュフロー表が完成すれば、今度は、夫様が死亡したとき、どうなるのかを考えれば良いです。 キャッシュフロー表の、夫の収入を遺族年金に切り替え、生活費から夫様の分を引けば、どれだけマイナスになるか、一目瞭然です。 その分を生命保険でカバーすれば良いのです。 こうしたことの相談をするのが、本来の保険担当者の役割です。 残念ながら、ここまでしてくれる担当者は少ないです。 でも、探す価値はあります。
- SS900IE
- ベストアンサー率66% (18/27)
○「積立利率変動型終身保険」について。 「終身保険」というのは、解約しない限り将来必ず保険金の支払いが発生する保険です。保険会社はゼロからお金を作ることはできませんから、契約者にお金を積み立ててもらわなければなりません。この積み立てられたお金が「解約返戻金」となります。 ここで、保険会社は金融機関の一種ですから、積み立てられた「解約返戻金」を運用して増やしていきます。この増やしていく利率を契約者と約束したのが「予定利率」と呼ばれるものです。 一般的な「終身保険」では、この「予定利率」は保障期間中は固定されるのですが、それでは世間の金利が上昇した時には、相対的に不利になります。その欠点を補うのが「積立利率変動型終身保険」です。 「積立利率変動型終身保険」においては、最低保証予定利率が設定されます。その利率は、利率固定タイプの終身保険よりも少し低い利率が適用されます。 契約後に、保険会社による運用が上手くいくと、予定利率が引き上げられるとともに、保険金額と解約返戻金額が増額されます。一旦増額された保険金額と解約返戻金額は、その後の運用が上手くいかなくなって予定利率が下げられても再び減額されることはありません。「増えないかもしれないけど、減ることはない。」という形になります。 効果としては「配当金付き終身保険」と同じようなことになります。(「積立利率変動型終身保険」には配当金はありません。)(「配当金」というのは、保険会社での運用が予定より上手くいった場合に契約者に配られるお金です。通常は保険会社にキープされ、保険金に加算される形になります。途中現金で引き出すこともできますので、解約返戻金が増えているような効果もあります。) 「積立利率変動型終身保険」の保険料月額は、「無配当終身保険」より高く、「配当金付き終身保険」と同じくらいになります。ですから、まぁ、「配当金付き終身保険」と同じようなものだと思っていただいて良いかと思います。 (確か、ソニー生命の「積立利率変動型終身保険」の今の最低保証利率は2%だったと記憶しています。この数値は割りと大きい方です。私が入っている某社の「積立利率変動型終身保険」の最低保証利率は1.5%ですから。) ○「低解約返戻金型終身保険」 終身保険において徐々に増えていく解約返戻金を、保険料払い込み期間中は通常の終身保険より3割ほど減らした額に設定されているのが「低解約返戻金型終身保険」です。解約返戻金を減額させているので、保険料月額は通常の終身保険より安くなります。 払い込み期間が終了すると、解約返戻金は通常の終身保険と同じ額に戻されます。ですから、払い込みが終了した後の解約返戻金は、結果的に払った保険料の総額との比較においては、一般の終身保険より有利になります。(解約返戻金額と保険金額との比較では、通常の終身保険と同等になります。) 払い込みが終了した後は、払った総額に対して返戻金の額が大きく、また保険金額に対する払い込み総額が安いので、一般的な終身保険より老後の使い勝手は優れていると言えますが、払い込み期間中の解約返戻金の使い勝手は制限される形になります。また、払い込み期間中の解約も、一般の終身保険より不利になります。 一度加入したら、払い込みが終了するまで、もったいなくて止められない終身保険という感じです。 以上が、それぞれの終身保険の内容です。 ご質問に書かれた「回答」は、「変額終身保険」や「配当金付き終身保険」のことが混ざってます。 また、そのメリット・デメリットの説明としても、必ずしも妥当な表現とは思えないです。
お礼
丁寧に詳しくお答え頂きまして、本当にありがとうございます。是非、参考にさせて頂きたいと思います。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
まず、【回答】に挙げられているのは、「変額保険」だと思います。 利率変動型では、マイナスになることはありません。 #1の方の答えも間違っています。 利率の20%というのは、銀行預金や一括払いの保険の解約払戻金にかかる税金であって、定期的に保険料を支払う普通の死亡保険にかかる税金とは全く別です。 毎月、毎年、保険料を支払う普通の死亡保険の解約払戻金にかかる税金は、 (解約払戻金)-(支払った保険料の総額)-50万円=Aとします。 Aの2分の1が、その年の他の所得(給与や年金)と合算されて、総合課税されます。 例えば、解約払戻金が払った保険料より、+50万円だったら、税金はゼロです。 これが、銀行預金だと20%、10万円の税金がかかります。 100万円ならば、100万円-50万円=50万円。 この50万円の2分の1の25万円が課税対象となります。 20%の税率だと、5万円が税金となります。 30%の税率だと、7.5万円が税金となります。 (税率は、所得金額によって異なります) 銀行預金だと100万円だったら、20%で20万円が税金となります。 また、利率から、手数料などを引かれることもありません。 ●では、この保険がお勧めなのか? (A)単純には、そうとは言えません。 死亡保険を考えるときには、ライフプランとライフプランに基いたキャッシュフロー表によるシミュレーションが必要です。 キャッシュフロー表とは、今後、30年、40年の収支の予定を毎年と累計で一覧表にしたものです。 このようなシミュレーションをした結果、契約をするならば、良いと思います。 このような終身保険を中途解約する理由の一つが、お子様の学資が不足して、損をすると分っていながら解約して、解約払戻金を学資に充当する、というものです。 これなどは、典型的なシミュレーション不足です。 なお、将来の受取額が保障されている終身保険には、中途解約すると普通の終身保険よりも解約払戻金が少なくなるが、保険料の安い「低解約払戻金型終身保険」もあります。 以上、ご参考になれば、幸いです。
補足
早速のご回答ありがとうございます。保険には素人のため、rokutaro36様の回答を理解するのには、少し時間がかかりそうです。後で、じっくり読ませて頂きます。「低解約払戻金型終身保険」ですが、以前、保険代理店であいおい生命の商品を勧められました。この商品はどうでしょうか? 夫(35歳)・妻(34歳)・子供1人(将来的にもう一人予定)です。年収は、500万円です。今月中に生命保険(夫)・医療保険(夫婦)の加入を考えております。具体的にお勧めの商品がございまいましたら、ご教示頂けたらと思います。rokutaro36様のような専門家の方に是非アドバイスを頂きたいです!!保険代理店に話を聞きに行ったり、ネットで検索しているのですが、一体、自分たちにどの商品が合うのか分からなくなってきて、とても困っております。何度もすみませんが、宜しくお願い致します。
- casutama8A
- ベストアンサー率35% (7/20)
はじめまして、質問内容の範囲で回答いたします。その前に終身保険の仕組みを紹介します。こちら 終身保険の仕組みは、契約した時点での予定利率をもとで、一生涯の死亡保障が得られるのと同時に、解約返戻金(積立金)が発生します。なぜなら長生きした場合には、解約返戻金(積立金)を積んでおかないといけないのです。つまり何歳で亡くなっても終身保険の死亡保険金が発生するため・・・。ただし天井もあります。それは、100歳で事実上終身保険の死亡保険金と解約返戻金(積立金)が同じになるしくみだからです。それが終身保険の仕組みと思ってください。(予定利率は契約した時点のままで一生涯続く。) その上でソニー生命の積立利率変動型終身保険の商品はこうです。 積立利率=積立金(解約返戻金)に通常の予定利率が適用される(最低保証) 変動型=経済情勢によって随時、新しい予定利率を適用する(プラスα) 終身保険=何歳で亡くなっても死亡保険金が発生する保険 ややこしい商品ではありますが・・・ ここで注意点があります。 この商品は日本国債(10年物国債)を中心に運用していますが、 その利率は1.5%前後、そこから20%の税金が取られ、保険会社の利益、諸経費等を引くと現実は1%ないと思ってください。ソニー保険のパンフには2%・3%・4%の表示がありますが、それは一生涯その利率が続く場合に限り当てはまりますが、現実的にはあり得ないと思ってください。90%の確率ですが・・・・ ソニー生命にも定期保険がありますので、掛け捨てでもいいというのであれば、それで代用できますので・・・・ ご参考までに・・・・・
補足
丁寧なご回答ありがとうございます。 ソニーの利率変動と損保系生保の低解返終身との比較では損保系生保に軍配が上がると思われます。→是非、Pigeon様のご回答を参考にさせて頂きたいと思います!! 具体的に、「どの保険会社」の「どの商品」がお勧めなのかご教示頂けないでしょうか?素人のため、自分でなかなか判断できず、時間ばかり取られております。本当に悩んで、困っております!!保険選びに、自信が全く無いので、是非アドバイス頂けたらと思います。 何度もすみませんが、宜しくお願い致します。