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サブプライムローン
サブプライムローンで、返済が出来なくなった人は、家を抵当(銀行)に取られますが、抵当に取られただけで後は、返済義務を負わない?と言ったことを聞きましたが、本当なのでしょうか? 教えていただけますか?
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アメリカでの住宅ローンはノンリコースローンと言って、抵当を打たれている物件を明け渡せば、残りの債務はチャラになる契約が普通です。別にサブプライムローンだからと言うわけではありません。プライムローンでも同じです。サブプライムと言うのは、信用度が低い顧客、本来なら貸してはいけない相手という意味です。返済義務を負う/負わないとは関係ありません。 そのような相手に貸したのは、住宅価格が上昇していたので、家を取れば元は取れると判断していたためです。 銀行は貸すときに「貴方はサブプライムです。」などとは言いません(お前は返せなくなりそうなアブナイ奴だと言ったのと同じ)。ましてや「サブプライムローン募集中」などと宣伝しません(そんなことしたら、返せない人ばっかり集まります)。あくまで住宅ローンの商売をしているだけで、貸した相手の信用度が低ければサブプライムローンに、高ければプライムローンになります。アメリカでも日本でも同じ。 日本でもサブプライムローン(頭金も準備せず、払い終わるのが60歳過ぎ、年収の20%以上返済。途中でズッコケる可能性大)の連中が一杯います。日本の場合、ノンリコースではないので、住宅を売っても借金に届かなければ、差額も払えというのが違います(売却金額が借金より多ければ返ってきます)。住宅ローンで保証人を要求されたら、間違いなくサブプライム層と判断されてます。(マトモに頭金を入れていれば、家を売れば大体取り返せるハズ。それが無理っぽいので保証人を要求される。)
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- ozunu
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アメリカでは家を取られれば残債無しになりますが、日本では家を取られた上残債があるので、悲惨度は日本が上、と言う話もあります。
- DESTROY11
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サブプライムローンは返せなければ家をもらうよ。という契約です。 なので、家を取り上げて、それでオシマイです。 当時は住宅価格が高騰していたので、それでも元はとれたんです。 が、ローンが払えなくなる人が続出して、中古住宅供給過多で値下がりしたのが、今回の騒ぎです。 このサブプライムローン。実は日本で「ゆとり返済」といって同じことをやっていたんです。 低所得者向けで、最初の5年は安く、そこから返済額が上がっていく。というやつです。 この5年目で払えなくなる人続出して、ゆとり返済が破綻という流れまでそっくり同じです。 これが原因で自己破産が続出し、社会問題化して平成12年に廃止されました。