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2CVと4CVについて教えて下さい。
フランス映画によく出てくる2CVと4CVってどんな車なんですか? 車についてあまり知識はないんですが映画を見ていて興味がわきました。 簡単な回答でもいいので、概要を教えて下さい。
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フランス車について、うろ覚えの回答などすべきではありませんが、嬉しくなったので、つい。 2CV はシトロエン製FF。通称「2馬力」とか「醜いアヒル」で親しまれました。初期はたしか460ccの空冷っていうぐらいです(後期型は600cc超の立派な?水冷になったはず)。今でも熱烈なファンが日本にも存在し、その熱さは(車が非力ゆえに)VWビートル・マニアをも凌ぐことでしょう。ドアを外すと、アップライトピアノを運ぶこともできた!。つまりフランス人にとって車とは、見てくれがどうあろうと、家族やピアノ、果ては家畜のアヒルやブタまで乗せて走るもの・・・なわけで、ステータスの具現者として発達したと思われる極東の島国の車は、自動車とは似て非なるものと断言する方も少なくありません。 4CVはルノー製RR。戦後の一時期に、日本の日野自動車がノックダウン式で製造してタクシーに供されたリアエンジン車のことではないでしょうか。リアに大げさなフィンを切って納めた800ccぐらいの空冷を、うるさく鳴らして走りました。これにもニックネームがあったはずですが・・・。最庶民(という言い方が許されるかどうか)のためのファミリーカーという設定です。ルノーの4TLにしても、このカテゴリーの車は、総じてエンジンが非力、とうか限度ギリギリですから、もう床が抜けるほどペダルを踏み込まないと、周りに互して走ることができないわけで、ウルサイのもやむを得ません。 フランス映画でご覧になるとは嬉しい話です。古いフランス映画に欠くことのできないのがこうした車の風情。ジャン・ギャバンものや、いわゆるフィルム・ノワール(暗黒ギャングもの)などでは、2cv. 4cvより、例えば「現金に手を出すな」などで見るパナール(=プジョーが吸収)の優美な曲線に惹きつけられます。シトロエンの11CVという大型車も捨てがたいです。そんな映画の中でプジョーは、ややモッテリしてあまり印象が残りません。 詳しくは、おそらく「Car Graphic」誌のホームページあたりで、詳しく知ることができるはずです。が、映画の話はないかもしれません。アラン・ドロンの時代には、ほとんどがシトロエンのDSになりましたが、あの故障の多い・・・といわれるDSですので、これで逃走するシーンなど、ああ、エンストしないでくれ、逃げてくれー、と文字どおり手に汗にぎりながらリノ・バンチュラやジャック・ペランなどを応援することになるのですね。大した回答にならず、失礼しました。だって懐かしかったンだもん。当方53歳の欧車好き・メカ音痴でしたっ。
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- asuca
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やはり2馬力のことを2CVと呼ぶようです。 しかし色々調べてみると実際にはモディファイされてもっと馬力が上がっていますのでどうもシリーズ名になっているようですね。
- asuca
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済みませんちょっと勘違いした解答をしました。 シトロエンには2CV 4CVという車種はあるのですが他のメーカーにも(フランスの)にもあり得るようです。 ルノーとかでもあるようです。 どうも馬力のことを意味しているようです。
- asuca
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シトロエンの車のことです。
お礼
回答ありがとうございましたっ! 大変参考になりました。やっぱり映画の観点から説明していただいて大変わかりやすかったです。 僕自身はトリュフォーが好きなんですけど、 彼が脚本を書いた「勝手にしやがれ」の作中に登場する車にすごい興味を抱いてしまったのです。 免許も車ももっていない青二才の僕ですが、将来仕事をしてお金を稼げるようになったらああいうかっこいい車に乗りたいなぁなんて思ってしまったわけです。 初投稿だったんですけど、名回答に出会えて嬉しい限りです。 本当にありがとうございました!