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何で解散解散と騒いでいるのですか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000517-san-pol まだ9月末に首相になったばかりで、良いも悪いも分からない状況。 首相が変わったら解散してでも選挙で選ばなければいけないというのなら、村山、小渕の時は問題になったのでしょうか? また、小泉は首相になってから2年以上も選挙をしてませんでした。 首相になってから選挙の機会に当たるのは早い人でも2ヶ月程度、今麻生が解散すると言う憶測が飛び交う意味が分かりません。 また、「選挙まだ?ぼやき節 賃貸料節約作戦…日付入れず準備、プレハブ投票所も」と言うのはなぜですか? 解散総選挙は過去に何度かあったと思いますが、その時も憶測の段階で事前に事務所や投票所を押さえていたのですか? はっきり言って「解散が決まってから借りれば良いジャン。みんな馬鹿じゃないか?」と思うのですが。 とりあえず3年前の選挙で自民党が選ばれたのですから、「解散しろ」と言うのは自由ですがフライングで事務所や投票所は押さえるものじゃ無いと思います。 分かり易く教えてください。 ちなみに、野党が一方的に「解散!」と言うのはただの口癖だと思いますので、そーゆーのとは区別してもらえると助かります。 (衆議院議員総選挙 1993年7月18日) 首相 村山富市 1994年6月30日~1996年1月11日 首相 橋本龍太郎 1996年1月11日~1998年7月30日 (衆議院議員総選挙 1996年10月20日) 首相 小渕恵三 1998年7月30日~2000年4月5日 首相 森喜朗 2000年4月5日~2001年4月26日 (衆議院議員総選挙 2000年6月25日) 首相 小泉純一郎 2001年4月26日~2006年9月26日 (衆議院議員総選挙 2003年11月9日) (衆議院議員総選挙 2005年9月11日) 首相 安倍晋三 2006年9月26日~2007年9月26日 首相 福田康夫 2007年9月26日~2008年9月24日 首相 麻生太郎 2008年9月24日~
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いくつかの理由は既に出ていますが、あとは与野党ともに選挙をしたいから、解散機運になっているというのがあります。 もともと、国会で過半数を取れてない野党が解散と騒いだところで、与党全体にその気がなければ、解散が現実に起こるはずもありません。 で、なぜ与党も選挙をしたいのかというと、内閣支持率と選挙の勝敗は割りと相関関係が強いからです。 つまり、内閣支持率が高い状態での選挙は与党有利だし、逆の場合は与党不利。最近は、小選挙区になって政党と選ぶ意味合いが強くなってきましたから、相関関係は弱まることはなくとも強まる傾向にあります。 もう一ついうと、この内閣支持率というのは何もしなければ普通はじりじりと下がるものです。特に、今の日本は経済が成熟して生活や所得が実感として向上するということがありませんので、どうしても現政権への不支持につながりやすい状況にあります。(任期途中で、支持率を大幅に上げたのは、ここ20年では北朝鮮を電撃訪問した小泉首相くらいではないでしょうか?) 衆議院が満期を迎えることが稀で、3年程度で選挙になるというのも、上記と関連があります。衆議院の満期直前に内閣が一新されてもすぐ選挙ですから、こんな時期に首相になろうという人はいません。また、選挙をして1年以内にまた選挙を行うというのも、よほどのテーマがなければ意味がありません。 そのため、与党内で解散・総選挙をしたがるのは、任期2-3年目(選挙自体もお金がかかり、議員としてはやりたくないので、2年目も本音としては早すぎる。)で首相が代わった直後でまだ支持率が高いうち、ということになるのです。
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- tanuki4u
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実は戦後衆議院は任期満了で選挙に入ったのは一回しかない。 だいたい3年くらいで解散するものなのですよ。 政治というのは慣習で動きます。一番典型的なのがイギリスの政治。成文憲法がないので有名ですが、下院の第一党の党首を国王が首相に任命するなんてどこにも書いていない。慣習なのです。 戦前の日本で言えば「憲政の常道」という言い方をしました。 これが背景の一つ。 間接的に首相を選ぶんだから仕方がないよね・・・ けど三人も選挙の洗礼を受けない首相は如何なものか?という慣習 じゃ下記の時はどうなるの?この時も (衆議院議員総選挙 1993年7月18日) 首相 細川 首相 羽田 首相 村山富市 1994年6月30日~1996年1月11日 首相 橋本龍太郎 1996年1月11日~1998年7月30日 (衆議院議員総選挙 1996年10月20日) この時も羽田、村山、橋本と洗礼を受けないのが三人続いた。 この時は、まぁ小選挙区の最初というので、びびっていたのかも。 三つ目に、たぶんこれから傾向が強くなると思うのですが 小選挙区制によって、個別の候補を選ぶより、政党を選ぶ、党首を選ぶという傾向が強くなっていると指摘されています。 とすると、より一層、選挙の洗礼を受けないと首相になってはいけないという慣習になるかと思われます。
お礼
ありがとうございます。 >実は戦後衆議院は任期満了で選挙に入ったのは一回しかない。 >だいたい3年くらいで解散するものなのですよ。 なるほど。そうなんですね。知りませんでした。 それならそろそろだからとフライングしたくなる気持ちは分かります。 >けど三人も選挙の洗礼を受けない首相は如何なものか?という慣習 >この時も羽田、村山、橋本と洗礼を受けないのが三人続いた。 >この時は、まぁ小選挙区の最初というので、びびっていたのかも。 この時は騒がれなかったのですね。 この慣習が最初に適用されたのは誰なんでしょうか? 今回が初めてであればそれは慣習とは呼ばないと思いますので。
- hattori66
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no.2の回答への補足です。 1についてですが、みんな分かってればいいのですが投票するにはいろんな理由があります。 ◇その党に投票すれば自分に利益がある。(主に組織票) ◇その地元の政治家に面識がありいい人だ(単純だけどこんな人が多かった) ◇顔がいい。話がおもしろい。 ◇政治家として才能がある。行動力がある。 ◇党の方針がいい。 ◇なんとなく。勢い。 選挙は政策が支持できる党にいれるのが基本かと思います。 しかし前回の小泉選挙は細かな政策はまったく消え去り「郵政民営化」「改革」と言う言葉に皆錯覚をおこしたという感じでした。 改革という言葉はそれまでは民主党が使っていた言葉でした。 しかし小泉は郵政民営化=改革と謳い、民主党は改革に反対する党のように思わせることに成功しました。 これは非常に巧みだったと思います。 それから私も20代のころは政治にまったく興味がありませんでした。 ですので20代は選挙に行ってません。 こんな人は多いかと思います。 しかしこの選挙は投票率も高く、おそらく若者が多く投票したのではないでしょうか。 それまで都市部で強いと言われた民主党が、都内の小選挙区で管直人しか当選しませんでした。 これは異常です。 悪く言えば政治に興味ない若者が勢いで自民党に投票した。 私はそう思っています。 2ついてですが非国民かどうかは知りませんが、弱者に負担を強いる政策を小泉政権時代に可決され、2年ほど前からその制度が始まっています。 私に直接ふりかかる問題はありませんが、不愉快に感じる政策が多いです。 この辺の制度はだいたい野党は反対しましたが、自民党は数にまかせて強行採決した制度です。 非国民と言えば、今だに自民党や公明党を支持する人のほうが非国民だと思います。 3についてですが今の日本に政権交代というプロセスが必要だと思っています。 それは早いほうがいいです。 長期自民党政権の弊害による天下りなどの税金の無駄使いは何兆円かわかりません。 民主党への期待通りうまくいけば1年でかなり無駄な税金は使われいなくてすむのではと思います。 たしかに民主党が政権とっても変えられないかもしれません。 しかしやってみなければわかりません。 ですのでさっさと解散してほしいのが私の気持ちです。
お礼
ありがとうございます。 >悪く言えば政治に興味ない若者が勢いで自民党に投票した。 なるほど。 だから年寄りたちが選挙させろと騒いでるんですかね。 ちなみに、「政治に興味ない若者」が「投票しない」のが問題だ、投票率が低すぎる、白紙でもいいから投票しに来いと言うのを聞いた事がありますが。 >3についてですが今の日本に政権交代というプロセスが必要だと思っています。 それは与党の一部もそう思っているということでしょうか? また、それが今回騒いでいる理由だとすれば、野党の口癖は解散ですからいつでも解散の準備をして無いと駄目なんじゃないんでしょうか?
- water-cooled
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例えば、「郵政民営化に賛成か反対か?」といってやった選挙で、 自民を追放された人が現在大臣で(こんにゃくゼリーの人ですね)、 そのとき勢いでたまたま獲っちゃった衆院2/3で全然関係のない法案をやっとのことで通している現在の状況が民意を反映しているといえるのでしょうか。 これでよいのならいっそ日本国は選挙なんか廃止してしまえばいいということになるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 >例えば、「郵政民営化に賛成か反対か?」といってやった選挙で、 それは政治家のパフォーマンスですよね。そのような事で選挙はする物じゃ無いと思います。 そんな事を言ったら大きな法案を通すごとに解散し、選挙をしなければいけません。 あくまでも選挙なのですから、その法案も含め、今後の4年間この政党に、この政治家に任せて大丈夫だと思って投票すべきでは? >自民を追放された人が現在大臣で(こんにゃくゼリーの人ですね)、 その人が大臣に適切かどうかは別の話として、政治家ってずーっと同じ党の人ばかりじゃないんじゃないですか? >そのとき勢いでたまたま獲っちゃった衆院2/3で全然関係のない法案をやっとのことで通している現在の状況が民意を反映しているといえるのでしょうか。 やっとの事とはどういった意味でしょうか? 民意が反映されているかどうかが問題なら、そもそもの衆議院選挙が4年毎と言う決まりが悪いのでは? >これでよいのならいっそ日本国は選挙なんか廃止してしまえばいいということになるでしょう。 と言うか、それは選挙の意味を履き違えて投票してるのが問題だと思います。 国民投票ではないのですから。
- hattori66
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小泉純一郎氏があのまま総理大臣を続けていれば解散解散を言われなかったと思います。 1前の選挙は自民党が勝ったとは言っても小泉郵政民営化の選挙であってその後、総理大臣が3人も代わって選挙の意味が半減している。 2小泉政権時代に進められた制度(障害者自立支援法、長期高齢者医療制度、規制緩和などなどなど)への国民の反発。 3長期自民党政権の弊害(長期一党支配による官僚とのしがらみや天下り) それらが野党が解散をもとめる理由かと思います。 まあ自分らが政権をとりたいのが野党でしょうが、いい加減自民党政権に嫌気がさしているのも事実です。 私もその一人です。 民主党に政権担当能力が無いと誰かが言ってましたが自民党にも、あるようには思えません。 今解散すれば民主党が勝てるかもしれない。 いろいろなタイミング的に解散解散と言ってるのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 1.小泉郵政民営化の選挙であって なんかそんな雰囲気はあった記憶があります。 でも、衆議院議員総選挙って国民投票とは違うのですから、その辺りはいい大人なのですからみんな分かってて投票したんじゃないんですか? 2.そうなんですか。 俺はどちらかというと非国民なのでそのような感情は無いです。 まぁ投票するのは年寄りばかりですから、その感情もあるという事は理解しました。 3.うーん。3年前に分かってた事じゃないんですか? いまさら来年確実にある選挙を1年短縮したところで何がかわるのかなぁと思ってます。 >民主党に政権担当能力が無いと誰かが言ってましたが自民党にも、あるようには思えません。 そうですね。俺もそう思います。 ただ、与党の一部も選挙の準備してるんですよね? 1と3は必ずしも当てはまらない気がするのですが・・・
- masamuneyoiyoi
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喧嘩になるので、このような投稿は差し控えたほうがいいと思う。 個人的にた投稿者の意見には賛成ですが。 マスコミが選挙特需であおっているだけですからね。 付き合ってられん。
補足
そうですか。 まじめに分からないのです。 マスコミが煽ってるというのは分かるのですが、煽られた人が素直に納得する意味も分かりませんし。
お礼
ありがとうございます。 >そのため、与党内で解散・総選挙をしたがるのは、任期2-3年目(選挙自体もお金がかかり、議員としてはやりたくないので、2年目も本音としては早すぎる。)で首相が代わった直後でまだ支持率が高いうち、ということになるのです。 なるほど。確かにそうすると今がベストという感じがしました。 >衆議院の満期直前に内閣が一新されてもすぐ選挙ですから、こんな時期に首相になろうという人はいません。 コレを読む限りだと、麻生さんは可愛そうですね。 まさしく今の状況がこの状況(まぁ本人が解散すると言わなければ良いだけですが)ですから。 分かりやすい説明で、かなり納得できました。