- ベストアンサー
郵政民営化法案否決で解散すると言われていますが…
小泉首相が解散する理屈はわかるのですが、自民党の人が賛成派も反対派も選挙を避けようとしている理由がよくわかりません。 選挙すると負けるからなのでしょうか? そのような消極的な理由だけなのでしょうか。そもそも自民党の人は選挙すると皆負けると思っているのでしょうか? それともお金がかかるから? 衆議院議員である以上、解散は当然想定される事態であるはずなのに、自民党の多くの人が自分は選挙したら落ちると思っているのでしょうか? 民主党がそれほど国民人気があるとも思えません。 選挙したら負ける政党は、国民の支持を得られていないということだから存在意義も問われると思います。選挙を平然と嫌がっている精神性はおかしいと思うのですが、本当のところはどうなのでしょう。そのほかに理由があるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
簡単に言うと、賛成派は解散によって自民党が分裂し、その間に民主党が躍進して政権を握られる危機感があること、反対派は執行部の報復により自民党の公認が得られないために選挙に苦戦するからです。もっとつきつめれば、首相の郵政改革案が否決された場合に解散をちらつかせる首相への不信感も強いと思います。 >選挙すると負けるからなのでしょうか? そのような消極的な理由だけなのでしょうか。そもそも自民党の人は選挙すると皆負けると思っているのでしょうか? それともお金がかかるから?< 通常は自民党の人気低迷しても連立を含めて過半数割れはありませんでした。しかし今回はその理由が強いです。お金は別として、自民党分裂の印象が強いために相当の危機感を持っていることでしょう。公認を受けられない議員が大量に落選するという事態になれば、好き嫌いに関わらず民主党が躍進する結果になるし、民主党も他の野党と連立を模索して過半数を抑えたら政権交代が現実味になります。民主党も解散総選挙を歓迎していますし、そういったことが自民党議員が郵政改革賛成、反対に関わらず解散総選挙に消極的なのだと思います。 小泉首相は解散しても国民の支持率が安定していると思っているようで負けないと考えているのでしょうが、選挙区で当選のボーダーラインにいるような議員にとってみれば死活問題です。反対派は公認を受けられなければ党からの支援もないので落選する議員が増えるでしょう。もし解散総選挙を行えば、政権交代がありえるのです。ここが解散総選挙に反対する理由だと思いますよ。
その他の回答 (3)
参議院で衆議院と異なる議決をしたときには衆議院で再ど同じ議決をえられれば法案が成立します(衆議院の優位性)。 したがって.参議院は「実質的なお飾り」という話もあります。 単に小泉が脅しをかけて強引に法案を通過させようとしているだけです。 表に出ない(出せない)選挙費用が1-2億円.これを節約するつもりで.金を参議院議員に払って買収しろ という意味でしょう(議会開催中.秘書控え室では恒例のマージャン大会が開かれます。たしか点10くらいだったかな.3人が1名に対して振りこみつづけます)。 郵便民営化で.10年の移行期間を置いて農村部は原則廃止.都市部への資金集中が予測されます。銀行屋にとってはうれしい限りの法案です。例として.電電と専売公社民営化で.関係資金は都市銀行に集中しました。(農協や組合を含めた)地方銀行の資金は減ったのです。 世界第一位の預金をもつ郵便を銀行が操作できればかなりの設けが期待できます(足かせとなる地方は10年の移行機関を経て切り捨てる。法案に書かれている変な条件をうまく使えば可能)。
- sii989
- ベストアンサー率18% (5/27)
暑い夏場に、下げたくもない頭を下げ、サクラを含めて聞いてるかどうかわからない通りがかりの連中に、喉も嗄れんばかりに、叫び続ける・・・・なんて、偉い先生方ばかりでなく、誰だって嫌なことだと思いますよ。 それだけ努力して、結局、「良くて現状維持」なんて、普通の精神性なら、「嫌」が当然ではないでしょうか。
お礼
なるほど、先生方は基本的に選挙はやりたくないんだけど、議員になるために仕方なくやっているんですね
- o24hi
- ベストアンサー率36% (2961/8168)
こんばんは。 答えは簡単です。衆議院の採決を思い出してください。自民党で反対・欠席した議員は次回の選挙で公認してもらえない可能性があります。執行部がそう言ってましたから。これって、国民もしっかりと覚えていますよね。 という事で、選挙をすれば、反対・欠席議員は無所属で出馬し、自民党の新人の公認候補と選挙をしなければなりませんね。という事で、自民党で票が割れて、民主党が「漁夫の利」を得るわけですね。 賛成派は、選挙すると議席が減って第二党になることを恐れ、反対派は自分の落選を恐れているわけですね。
お礼
やはりそうなると、選挙に負けるからやりたくないという本音を声高に主張しているのですね。ありがとうございます
お礼
ありがとうございます。 公認が取れないと多分創価学会の組織票もないので、かなりの苦戦が予想されますものね。