- ベストアンサー
アイスランドに来年留学は無謀か否か。
お願い致します。 アイスランドに来年留学をしたいと考えている大学生です。 現在アイスランドはご存知の様に危機に瀕している訳ですが、そんな時に敢えて留学するというのは無謀なのでしょうか? クローナと円の為替を見てみましたが、アイスランドの物価がどうなっているのか調べても見つからなかったのでお尋ねしました。 恐慌状態の中、アイスランド国内の物価は上昇しているのか否か。 ご存知の方いらっしゃいましたらご回答お願い致します。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
かなり微妙ですね。 円を適宜クローナに換金して対処できればかなり余裕を持って過ごせそうです。 アイスランドはサムライ債などを国でも受け持っており、 今回日本がIMFを通して融資をしたことに感謝を念を示しています。 したがって円の換金にはそれほど困らないと思われますし、 邦人は歓迎されるメリットがあるかもしれません。風当たりは良好なことが期待できます。 一方、最大の懸念は経済でしょう。 既にアイスランドでは今週に入って支払いの停止が発生しています。 通常、こういった事態ではハイパーインフレが最大の関心事です。 あなたは円を小出しに換金すれば特に問題はないのですが、 最悪鞄いっぱいにクローナを詰め込まないといけないような生活が待っています。 最悪の状態を回避したとしても普段の生活のしにくさはかなりのものだと思われます。 また、隣国の英国との仲は1970年代に漁業戦争があったようですが それ以来最悪の展開を迎えています。英国との政情不安は経済に波及しそうです。 まあ、欧州は今までが好景気(バブルですが)で アイスランドは日本人からすれば高嶺の花だったのですが、 今では立場が逆転して随分と生きやすくなっているともいえます。 アイスランドの自然を採るのなら、ここは博打のようなものでしょう。 堅実に行くのなら比較的耐性の高い英仏独などの人口の多い国です。
その他の回答 (3)
- tepitepi
- ベストアンサー率29% (121/408)
金融危機のアイスランドの状況がどうであるのか、実際に生活をしてみるのは面白いと思います。 私も以前、金融危機と騒がれたタイに滞在していました。 国が破綻する状況にはありませんでしたが、目に見えて倒産が起きていました。しかし、日本円なので逆に滞在費は安かったですね。 また、ニュージーランドに旅行したときは、1NZドル=45円でした。 なんでも割安でした。ガソリンや輸入品などは確実に値上がりしていました。農場などは、肥料や農薬が買えず破綻続出。緑色の牧場が茶色に変わっていました。通貨価値が失われるのはこんなことなのか。と実感でき、非常によい経験が出来たかと思いました。
お礼
貴重な体験談ありがとうございます。 次は我が身(国)な気分になってしまいますね。 留学ではきつそうなので、短期で検討してみます。ありがとうございました。
- omeger
- ベストアンサー率66% (204/306)
まだ現時点で将来を占うのは難しいでしょうが、 通貨の信用は地に墜ちています。 しかし、インフレに伴って為替レートも下落しています。 物価に関してだけ言えば、もし日本円や米ドルなどの 海外通貨を所持して換金できるなら対処可能です。 暮らしに最低限必要な量以外は全て海外通貨で所持します。 インフレと通貨下落が激しかった頃のロシアでは、自国通貨が信頼を失い、 ルーブルではなくドルが用いられる現象が起こっています。 (もっとも、輸入品の出回り状況自体に支障が出るかもしれませんし、 換金するのも闇市場になってしまうかもしれませんが(?)) マクロ経済の状況から言うと、非常にリスクは大きいです。 危機前の時点でアイスランドのGDP対比対外債務は500%を超えています。 これまで危機が起こった国の10倍以上のマグニチュードがあります。 このような重債務が維持できたのは、 大丈夫だろうという「信用」に基づいていたからです。 これが失われると深刻な事態に陥ります。 外貨建て債務は、通貨の下落に比例して膨らんでいきます。 また、このような状況で借り続けるには、 上乗せ金利も悪徳金融並みの酷い条件が降りかかって来ます。 特別な措置を実施してくれなければ、とてもやってられません。 実体経済も、より深刻な不況に陥ると想定されます。 政府も、教育や福祉の費用を相当切り詰めないといけなくなります。 社会面の充実も、失われていくかもしれません。 理論的には、行き過ぎた為替レートの低下は、 輸出の増大で対抗することはできます。 時間が経つと共に、低いコストを武器に、 輸出を拡大することで均衡が模索されます。 しかし、疑問に思うのは、英語が話せて外国で仕事をこなせる層が、 国内の条件悪化に耐えて留まり続けるかどうかです。 人口流出リスクというのも浮かび上がるかもしれません。 アイスランドの経常収支赤字も、GDPの15%を超えており、 不均衡の是正に要する負担は大きいです。 円高のおかげで、全般的に留学が割安で行えるようになっており、 例えば豪州留学やNZ留学などでも費用は大きく変わったはずです。 特別にアイスランドの研究を行いたいなら、 敢えて困難を選ぶ道もあるかもしれません。 強い目的がないなら、再考の余地があるかもしれません。
お礼
大変深いアドバイスありがとうございます。 経済に疎いものですから、円高でしかもアイスランドの状況から見て、留学したら全て安くなると勘違いしていました。そんなに簡単ではありませんね。反省します。 特にアイスランドではなくても良いので、他の国を探してみます。 ご回答ありがとうございました。
- LAMY
- ベストアンサー率25% (249/985)
金融や世界情勢に詳しくもないのですが、素人考えでよければ。 こんな情報でいいですか?(有志のブログ/去年での物価らしい) http://4travel.jp/traveler/katsuyo/album/10259120/ こんな情報でいいですか?(レート/上記よりも悪くなっている) http://ja.exchange-rates.org/currentRates/P/ISK 物価だけで考えると、今後は国内事情は厳しくなると思います。 アイスランド・クローナの価値は下がり続けていると聞きます。 また、アイスランドは食品の自給率が低いと聞きます。 短期的な旅行であったり、日本のご家族から経済的な支援が あるなら多少は有利だと思いますが、長期的な滞在を考えると 事情が変わると考えます。 通貨価値が低いとアイスランドとして品物を輸入したい時に、 より多くの金額を支払う必要に迫られます。そうなると個人的な 金銭だけも問題ではなく、生活に必要になるであろう物品にも 窮するだろうという事が想像されます。 将来的に改善される可能性もないとは言えませんが、 現在の情報からは薦められないと思いますよ。 (最低限、食うに困らないなら良かったんですけどね) 詳しい方の情報があるかも知れません。 素人の考えですが、参考にしていただけると幸いです。
お礼
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。 物価は上昇してしまうのですね。金銭面で厳しいので考え直して見ます。ご回答ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 円高でクローナを沢山持てても、生活はしにくいのですね。浅い考えをもってしまいました。 欧州全体に視野を広げて考えてます。ありがとうございました。