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スプルースとピーラー
- 木造住宅の見積りを取っている段階で、内装造作材をスプルースに指定して、大谷塗料バトンカラーのホワイトかクリア塗装を考えている。
- 業者からはスプルースをピーラーにしても良いかと質問があり、赤っぽくなってしまうかもしれないが、スプルースのままにしてもらいたいと考えている。
- 質問としては、(1) スプルースとピーラーの価格の違い、(2) スプルースは白系でピーラーは赤系かどうか、(3) ホワイト塗装をする際の他の適材について知りたい。
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こんにちは。 ANO3さんの言うとおり、ピーラーは米松のグレードが高いものを言います。 グレードといっても、色々な意味がありますが、一番分かりやすいものが、ピーラーは、只の米松と比べたとき「目が詰んでいます」。かなり細かいので、結果、綺麗な巾の広い柾目の材料も取れます。当然杢目も綺麗な形をしています。 材質は柔らかいです、そのため造作材として使ったとき人間に対しての材木の当りが非常に好ましいのです。 基本的に松なので、多湿の日本の風土に対候性があります。地松では無いかもしれませんが、松材は日本家屋の材料としては高級で、価値のあるものとなります。 但し、松なので、ものに拠って地松同様「脂」が出ます。造作部材として使用する場合、施工する側は「見る目」が必用になってきます。 基本的にその様な事を理解されていて、使い分けが出来れば、素晴らしい材料です。物凄く扱いやすい材料です。 ご質問者さんは「白」く塗装するのでしょうか?或いは「白木」が望ましいのでしょうか? その場合、この材料を選ぶ理由(必然)は無くなります。 結果、 (1)この問いは基本的に意味がありません。が、スプルスと比べた時ピーラーは高い材料の一つです。 (2)間違いありません (3)「つが」か「スプルス」で、スプルスの方が若干白に近いです。 クリアを塗って、開口の部材、建具、クローゼット、巾木、廻りぶち、家具等を「白木」(オーク等)で統一されようと思われているのならば、ピーラーはご質問者さんの思われている通り、ちょっと色の傾向が違ってしまいます。 ペンキで白く塗装する場合は、材質はあまり気にする必要が無い事を考えた場合、どちらに転んでもいい材料となると・・・。 よく検討された方が良いと思います。
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- musekininn
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こんにちは。 <造作材の等級を質問されたのですが、造作材に等級があるのでしょうか> あります。 製材も行う材木屋さんでは、北米大陸系、南方系、ユーラシアの北部系の丸太が大量にストックされています(丸太の直径が小さいもの(1Mぐらいまで)は丸太で入ってきますが、それ以上大きいものは特殊な用途以外は角材で入ってきます)。 北米大陸系の主な材木には、米栂、ヒバ、米松等があります。上質な材木を取るための丸太は大きいので(人間の背丈を遥かに越えます)現地である程度製材された状態で日本に運ばれてきます。 その時、グレードの高い(上質の)ものが概ね選択されて送られてきます、日本国内の販売金額はそこそこ高いものとなります(当然ですね、無地ですから)。 蛇足ですが、上質の角材は小口が赤くペンキで塗られています。 しかし、買い求めた業者(材木店)が注文に応じて、或いは市場に出すためにその角材を細かく製材する訳ですが、元は枝が出ていて芯のある丸太だったので、グレードの高い材料としては販売できない部分が出てきます。 場所に拠って節があったり、芯に近いもの、柾目の場合目が切れていたり、目が大きかったり等があり、当然その部分は等級が低くなります。 ですから、どの様な材木を使おう(購入しよう)と等級に拠って値段が違ってきます。材木である以上は避けて通れません。 これは、丸太で入ってきたものを国内で製材しても同じです。丸太の中にも目の粗いものと目の詰んだものとあります。場合に拠っては素晴らしいものが取れる場合もあります。 結果、販売する場合、質の良い部分は等級が高く、質の悪い部分は等級が低くなります。 再び蛇足ですが、 家全体の建築コストをなるべく抑えようとする場合、建具のウェイトは馬鹿になりません。 そこで、建具をスプルスでお願いする方法があります。一番安い材料で指定した場合、建具やさんは必ずスプルスで作ってきます。 スプルス以外の材料で注文すると、材料の種類に拠ってどんどん値段が高くなっていきます。 この部分も、造作部材と共にどの様な組み合わせがご質問者さんにとってメリットのあるものとなるか、検討が必要と考えられます。
- toteccorp
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ピーラーと言う木材はありません。 ピーラーと言うのは木材のグレードのことです。 しかし日本では米松のピーラーグレードを高級な内外装に使うのでピーラー=米松の高級な材と思われています。 だそうです。
今日は cyoi-obakaです。 #1のriver1さんと、若干意見の相違があります。 (1)ピーラーの方が若干高いです(東京では…地域性かな?) (2)ピーラーは米松で、構造材より木目が詰んでいるものを造作材とした物では……? 米松ですから赤味があります。 (3)ホワイト塗装してしまうのでしたら、「カナダツガ」は安価で、まあまあの材料です。 間違ってましたら、すみません! 忘れてくださいネ!
- river1
- ベストアンサー率46% (1254/2672)
1.について ピーラーの方が安いです。 2.について スプルースは、針葉樹で白身材です。 ピーラーは、南洋広葉樹で赤身材です。 3.について 白身材の針葉樹系をお選びください。 ご参考まで
補足
ご丁寧な回答ありがとうございます。 内部の造作材は白ペンキではなく、浸透系の白かクリアを塗装する予定ですので、木目が見える仕上がりにする予定です。 造作材の使用箇所は、窓枠・建具枠・巾木等です。 そこでもう一つ質問させて下さい。 造作材の等級を質問されたのですが、造作材に等級があるのでしょうか? ピーラーならば自然と「無節」になる気がするのですが、スプルースの場合は等級指定が必要なのでしょうか? できれば「無節」のものを希望する予定なのですが、等級があり、コスト面で大きく差が出るようなら「上小節」程度にしようかと思っています。 ご意見伺えれば幸いです。m(_ _)m