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がん保険の診断給付金の注意点は?
最近保険業界に携わり始めた新米営業マンです。自分で勉強しろと言われればそれまでですが、がん保険の診断給付金の約款上の取り扱いがイマイチよく分かりません。 特に(1)上皮内がんと上皮内新生物の違い(2)白血病は保険会社の商品の違いで、出る出ないが関係するのか?(3)良性のガンで出るところはあるのか などです。 また、入院が条件になるところもありますが、入院しないケースは確率的にどれくらいなのでしょうか? 保険業界の方で、がん保険のポイントなんかあれば、併せて教えていただけないでしょうか?お願いします。
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- rokutaro36
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●自分で勉強しろと言われればそれまでですが…… (A) その通り。ご自分で勉強するのが当たり前です。 http://ganjoho.ncc.go.jp/public/index.html http://cancerinfo.tri-kobe.org/ http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/index.html 担当者なら、これぐらいのサイトは、日頃から目を通して、理解しておくべきです。 (1)について、上記のサイトで勉強してください。自分で図が書けるようにならなければ、お客様に説明できませんよ。 (2)白血病が適用外というがん保険は、見たことがありません。 (3)悪性のものを「がん」と言います。良性のがんなどありえません。 ●入院しないケース 残念ながら、そのような統計はありません。 従って、分りません。 全く入院しないというのは、日本においては、まだまだ極めて少数派です。 しかし、乳がん治療の先端を走っている米国では、7割ほどは通院治療と言われています。乳がん検診が発達している(日本では受検率が10%未満とお寒い状況ですが、米国では8割以上が受けている)ので、早期発見されているという事情もあるでしょう。 日本でも再発して、末期の患者は入院させてもらえないケースが増加しています。 副作用の強い抗がん剤を使うこともできず、疼痛もなければ(あっても、外来治療をする最先端を走っている病院も増えている)入院する必要がないからです。 最後の最後には入院となるケースがほとんどですが、そのときには、がん治療をしない場合もあり、二度目の給付金支払の条件を満たさないとして、払われないケースも考えられる。 また、入院前後の通院治療が増加している。 かつての抗がん剤は、副作用が強く、入院させる必要があったが、最近の抗がん剤で分子標的治療薬(ハーセプチンなど)は副作用が少なくなったので、外来治療が基本となっている。 さらに、副作用が少なくなったことで、長期投与が可能になり、そのことが通院治療の長期化に繋がっている。 有名なのは、乳がん治療で、手術(平均入院日数17日)の後、通院で放射線治療1ヶ月から1ヶ月半、その後、ハーセプチンの治療1年~2年、その後、ホルモン治療を3~4年。合計5年間の治療をするのが、現在の「標準治療」です。 がん保険を売る者なら、これぐらいのことは常識ですから、ぜひ、勉強してくださいね。
お礼
勉強してくださいと言いつつ、ご丁寧な回答ありがとうございます。早速サイトで勉強して、説明できるようにいたします。知らないよりは知っているほうのが、お客様も安心できますよね。rokutaro36さんのように、絶対的な知識を最低限身に付けるように努力しますね。 話は変わりますが、がん保険以外に役立てているサイトがあれば紹介していただけませんか?図々しいですかね?