17才にキャバクラを勧める倫理機構CEROの審査
「2009.1.DVD・ゲーム新作情報.Vol.52」に載っていた
2/26発売、セガのPS3用ゲームソフトの特典は
『キャバクラ嬢名鑑、神室町と琉球街の遊び場を紹介』※
レーティングはD=17才以上対象です。
ゲームレーティング機構「CERO」の、お墨付です。
今までにも、『通り魔,集団リンチ,金品強奪,連続殺人などに似た
不法的行為の疑似体験を、冒険などと称するゲーム』の数多くを
乳児を始めとする全年齢対象として、優遇してきたCEROの審査が、
次には、17才~=高校生にも、キャバクラを勧めようとするのです。
(あえてZ=18禁から外す意図は、実質“どなたにも”かな?)
生徒にキャバクラを勧める倫理なんて、どの高校にも無いですよね。
CEROの自作倫理の実態が、公けの倫理教育に反することの表れです。
キャバクラのセット料金には、酒も含まれているのですから
客が19才以下の場合、未成年に飲酒の権利を売ることになります。
※に、対象年齢を定めるのなら、20才以上が相応となりますが
CEROの規定に“20才以上対象”は無く、当てにできません。
しかし現状で、もっと深刻な問題は、生徒の就職や授業料です。
内定を取り消されるなど、就職に困窮する生徒の例。
父の会社が倒産、母のパート契約が打ち切りなどで
授業料が払えず、勉強が続けられない生徒の例。
“生徒の就職先”や“父母の職場”を、搾取して疲弊させた太客が
金を注ぎ込んできた遊び場、それがキャバクラでしょう!
CEROのレーティングは、教育を妨げる物を安心させて
どなたにも購入させるための『倫理偽装』と言えます。
学術的に、ゲームが意識や脳に与える影響を検証したり
自治体でも、独自に検査(職員が時間をかけてプレイ)規制したり
などの報道を、数年前には聞きましたが、あれらは
「ゲーム業界の自作自演の倫理は、当てにならない」
と、言いたいことの証しだったと思えます。
当時、私も何度かCEROに苦情を送りましたが、効果は見られません。
CEROの倫理偽装を排除する良い案を、考えて頂けませんか?
あるいは、CEROに関する疑念や問題点があれば、教えて下さい。