演歌歌手と暴力団のつながりが強いのはどうして？

質問

演歌歌手と暴力団の交際が時折報道されますが、
どうしてつながりが強いのでしょうか？
若手演歌歌手も暴力団とつきあいをしなければなりませんか。

回答No.5

edoduki · ベストアンサー

テレビや芸能というのは、今でこそ社会的地位もあり市民権を得ていますが、昔はいかがわしい業態として世間から白い目で見られるような傾向にあり、実際ヤクザや詐欺師というのがゴロゴロしていたとの事。
風俗の一種でありサブカルチャーであり、極端に言えば見世物小屋の延長戦上にある存在として芸能があったと言えるでしょう。

また、ヤクザというのは現在暴力団と呼ばれ「悪の枢軸」のように言われていますが、江戸、明治、戦後 と一般社会、文化と密接に関わり切っても切れないような存在であり、現在言われる いわゆる暴力団 とは少し意味が違ってきます。街火消し、火事と喧嘩は江戸の花、などの旧近代的な価値観の社会ではヤクザは社会的に公然の存在であり、秘匿されたマフィアのような組織ではなかったのです。

その後、FBIのマフィア対策を下敷きにした暴対法などにより、ヤクザ組織は国家的に法的に解体の方向へ政策が動きだし、結果、現在のように表だたない色濃い裏の存在となっていったのです。
（日本は不思議な国で、日本よりも断然に治安の悪い米国をモデルに、なぜかこれらの治安維持などの政策が進められてきました。）

上でも書いたように日本文化とも密接に関わった存在であったのがヤクザであり、すそのも広くヤクザと言ってもいろいろな訳です。現在の警察の定義では例えば映画の「寅さん」もヤクザとなるそうです。
テキ屋、見世物小屋、のような業態から芸能事務所へと変化をして、ヤクザと定義付けられるような事務所もいっぱいあるのです。そういった人の輪の中で仕事も回っており、芸能関係ではしばしばヤクザが顔を出す事になってたわけです（要するに裾野が広い存在に無理に暴力団と定義付けした事で、訳のわからない状態になっているわけです）。

回答No.4

oska

＞どうしてつながりが強いのでしょうか？

公演・興行は、昔から地方の実力者が取り仕切っていました。
興行は「蔑まされた職業」と見なされていた時代でしたから、経済的・政治的実力者は手を出さないのが一般的です。
手を出したのは、相撲興行ぐらいでしようね。
時代劇によくある「誰に断って、興行してるんだ」というヤクザの台詞。
この風習が、今も脈々と続いているのです。

日本最大の山口組３代目の時代には、多くの有力歌手・役者が関西に来ています。
これは、日本に限った事でなく、フランクシナトラとマフィアの親密な関係も公然の秘密です。

過去の歴史があるので、どうしても関係を断つ事が出来ないのでしよう。
芸能事務所としては安全に興行を行ないたい、や～さんとしては資金源を確保したい。双方の利害が一致したのですね。

この問題で有名な大物歌手が活動自粛していますから、年末の紅白などは大変ですね。

回答No.3

DORAGON83

ＮＯ２回答者さんのお話の通りだと思います。
故美空ひばりさんもＹ組の組長にかわいがられ興行なども仕切って
いました。
その当時は興行主として大事な存在であったことが今の演歌界の皆さん
とのかかわりにつながってきたのだと思います。
暴力団を容認するわけではありませんが、歌手の方々も大物になれば
ことの詳細を知っていたとしても付き合っていかざるを得ない状況
もあるのかもしれませんね。また、事務所サイドに仲介をするケース
もあるようです。若手になれば歌手本人は何も知らない状況で結果として
関わってしまうケースもあるのではないでしょうか？
演歌界は大変冷え切っている状況です。食べていくためには多少の
リスクも承知っていうこともあるかもしれません

回答No.2

mat983

興行は地元のヤクザが取り仕切ってきた歴史があるのです。
地方巡業をやる場合、力を借りてきた歴史があります。
こうした事を通じ、ヤクザと芸能界は切っても切れない深い繋がりがあるのです。
芸能プロの中にはその手の会社があると聞きます。
恐らく親分が演歌歌手を可愛がるのではないかと思います。
若手筆頭の氷川きよしの場合、下記サイトにありますが、事務所が狙われたことがあります。
関係が全くないとは言いきれないと思います。

http://www.asyura.com/0601/nihon19/msg/150.html

回答No.1

yuyuyunn

こんばんは

もともと興行といわれるものが
そちらの関係の資金源となっていた歴史（今もかな？）が有りまして
そのつながりからどうしても歌手の方との
関係が出てきてしまうようですね