そのような映像に心を任せると、潜在意識に入り込んで、人を操作するようになります。
イメージが強烈で感情的にもインパクトがあればあるほど、人は引き込まれてしまいます。
予断ですが、テレビのニュースやバラエティは上記の手法で、視聴者を釘付けにし、視聴率を上げようと、てぐすね引いています。
そして視聴者は、更に過激なものを求めるように、仕組まれてしまっています。
恐怖ものを見てしまったら、それを中和させるために、平和なファミリーものとか徹底したコメディでもいいと思いますから、腹から笑えるような、幸せな、平和なDVDを鑑賞するのもいいと思います。
その怖い映像を見ていたとき、呼吸を意識していなかったはずです。
しかし、感情が揺さぶられると一緒に呼吸も心臓も激しく動いていたのです。
それが潜在意識に植え込まれて、何らかの条件が整った時に、実体であるかのように心像として再放送され、感情と呼吸と心臓も同調しているのです。
「呼吸を制する者は己を制する」と言われます。
呼吸は感情を制御して、潜在意識をクリヤーにする力を持っています。
もし、寝ている時とかに「再放送」が始まったら、意識的に呼吸を行なってみてください。
立っていても横になっていてもできます。
たっぷり息を吐き、たっぷり吸うことを繰り返すだけです。
その時に、丹田(臍の下5cm位)に気持ちを置いて、呼吸を数えます。
丹田に手を置いて呼吸を感じながら行なうと、やりやすいでしょう。
吸うときに「ひとー」、吐くときに「つー」の感じです。
「ひとー、つ」、「ふたー、つ」とよっつまで数えるのを繰り返します。
<注意>
気持ちが丹田から離れがちになるので、すぐに丹田に戻してください。
続けると、映像も感情も消えていきます。
昼のなんとも無いときに練習しておけば良いと思います。
この方法は、いろんなマイナス感情に有効です。
是非、生活の中でお役立てください。