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血圧降下剤の種類と効果について
- 血圧降下剤には末梢の血管を広げるものと心臓への血液供給を増やすものの2種類があります。
- 質問者はブロプレス8と塩酸ベニジピンの組み合わせの血圧降下剤を服用していましたが、副作用でパニック障害を起こしてしまいました。
- 現在はブロプレス8とセオノマール錠10の組み合わせに変更し、副作用の症状が改善されています。また、リーゼ錠5mgも併用して心的な要素もケアしています。
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質問者が選んだベストアンサー
血圧のお薬といってもビックリするくらいたくさん種類がありますし、 個々の症例によって有効なものも違うので、どれがいいとお勧めすることはできません。 が、参考までに。 少し専門的になりますが、血圧の薬には次のようなものがあります。 (1)カルシウム拮抗剤:血管を広げて血圧を下げる アムロジンやベニジピンはここに入ります。 質問者さんには合わなかったようですが、実は一番多く使われているのはこの種類のお薬です。 (2)β遮断薬:交感神経の働きを抑えて血圧を下げる セオノマールはここに入ります。 心臓の働きを少し抑えるので、不整脈などの治療に使われるものもあります。 (3)ACE阻害薬:血圧をあげるアンギオテンシンという物質が作られるのを抑える (4)アンギオテンシン受容体拮抗薬(ARB):アンギオテンシンの働きを抑える ブロプレスはここに入ります。 副作用が比較的少なく降圧効果も結構あるので、よく使われます。 (5)利尿剤:体の余分な水分を出して、血圧を下げる 降圧効果はそれほど高くないですが、心臓が悪くむくみなどがあって血圧が高い方にはよく使います。 他にも補助的に使うものでα遮断薬等ありますが、だいたいこんなところです。 同じところに分類されるものでも効果にはいろいろ違いがあり、使い分けられています。 副作用も一つ一つ異なります。 同じ種類だからと言ってすべてが合わないわけではないので誤解のないように。 ベニジピン、実は飲んでいる方すごく多いです。 副作用もなくつかえている方がほとんどで、動悸の副作用も5%未満です。 でも回答者さんには合わなかったようなので、無理に使わなくてもいいのではと思います。 リーゼのような安定剤と言われるものを動悸で服用することは実際あります。 これは精神的なものからくるから・・ということだけでなく、体をリラックスさせる効果があるからです。 頓用(動悸の症状が出たときだけ服用する)という形で使うこともあります。 でも、他のお薬に変えれば動悸が起こらないようなら必要ないと思いますので、 まずは医師にきちんと気持ちを伝えることが大切だと思います。 担当医が相談にしっかり乗ってくれないようなら他の病院に変えてみるのもよいかもしれません。 冒頭にも書きましたが、血圧のお薬なんてたくさんあるので、 不安なく使えるものが絶対に見つかると思います。 お薬以外のところにも少し。 お食事ずいぶん気をつけていらっしゃるようですね。 なかなかできることではないと思います。 ただ、減塩しても思うほど血圧の減少に寄与しないこともありますので、 減塩の程度が足りないのではと追い込みすぎないようにして下さいね。 ご自身でも体感されているように、寒くなって体が冷えると血管が収縮して血圧が高めになりやすいです。 衣服などで調節して体を冷やさないようにご留意ください。
お礼
お医者さまですね。 丁寧に説明して下さって、有難うございます。 薬が変わって1日目の朝 ブロプレス8 セリゾンL リーゼ 昼 リーゼ 夜 セリゾンL リーゼ と服用しました。 そしたら、朝2時間、昼2時間、夜6時間も眠ってしまって、 これまた、日常生活に支障をきたしました。 教えて下さったように、リーゼは電車に乗る前のみにしようかと思います。 血圧の薬にも沢山の種類がある事を教えて下さって、 尚かつ、お薬以外の事も丁寧に教えて下さって、非常に感謝しています。 (私のかかりつけ医は、とてもとてもそんな丁寧な応対はして下さいません。 笑) 明日は、久しぶりに電車で出かけようと予定しています。 かなりドキドキです。(笑) 色々アドバイスして下さって、本当に有難うございます。 感謝致します。