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大学選びについて(国際関係)
はじめまして、高3理系男子のものですが大学選びで悩んでいることがあるので質問させてください。 三年にあがり、途上国などでの貧困や食料問題に興味をもつようになり、将来はそういった問題を改善する仕事につきたいと思うようになりました。 またその際には実際に現地に行って、現地の人たちと直接触れ合いたいです。 そこで筑波大学の国際総合学類を第一志望としていました。 しかし最近になって学校の先生に、実際に現地にいって貧困問題を解決しようとするなら特定の分野での技術(農学など)を持っていないと意味がない、と言われどうすればいいのか迷っています。 筑波大学では他の学部・学類の講座もうけることができると聞きましたが、文理が異なるなどあまりに差のある講座を受けるのはやはり困難でしょうか? また筑波大学以外の大学でもよいのでお勧めの大学・アドバイスなどあればよろしくおねがいします。
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- yaranaika
- ベストアンサー率34% (24/69)
こういう質問はよく出てくるのですが、貧困解決の分野は文系では開発経済学といいまして、通常は農学部の農業経済学科で学ぶものです。 さて、学部名に「国際」と付きませんが、女子だとこれで逃げる人が多いのですが、貴方は違うようですね。 国際機関や大手のNGOは(白人が支配してるから)海外院卒が基本なので、海外の院に留学しやすい大学を選ぶとよいでしょう。 筆頭に挙げられるのはICUですね。 同じような志の人が多いですから、いい刺激になると思いますよ。 あとは慶応SFC、外大、東大の駒場といったところかな。
- eureca
- ベストアンサー率56% (18/32)
私はあなたの先生に賛成です。 海外でODA関連の仕事もしてきましたので、以下、その経験と知見を踏まえて述べます。 勘違いしている方がいらっしゃるようですが、外交官の使命および主たる業務は貧困の撲滅ではなく、邦人の保護・情報活動・外交交渉・政策立案です。 基本的に、日本国の外交官は日本国の国益のために日本人の税金により働いているのであり、貧困の撲滅は外交官の使命ではありませんので誤解の無いようにしてください。 外交官にとって、貧困の撲滅がどうでも良いという訳ではありません。貧困の撲滅に外交官になるというのは見当違いだということです。 外交官には、貧困克服のための予算権限も実施権限もありませんので、あなたの希望は外交官で実現することは甚だ困難です。 外交官で貧困克服を果たした人がいたでしょうか。 JICA、UNHCR、FAO、UNICEF等の機関なら、あなたが望むことはある程度出来ると思いますが、新卒で入るよりは、一度外の世界でプロフェッショナルとしての実力を身につけてから転職する方が、後々はあなたにも世界のためにもなります。 先に挙げた機関は巨大な官僚機構ですから、最初から就職してその世界しか知らないことは決して良いことではありません(国連自体、肥大化してしまった官僚機構が問題になっています)。これは、わが国の公務員を思い浮かべれば容易に分かると思います。 知人でも民間企業からJICAに転職して活躍している人がいます。 因みに、国連の募集サイトは以下のURLのとおりです。 新卒で入る人もいますが、むしろそれぞれの専門分野で実績を積んだプロフェッショナルが組織の重要ポストも含めて公募されます。 ご覧になって分かる様に、様々な分野の専門家であることが求められています。 基本的に国際機関では修士以上の学位が応募する際の必要条件となっています(博士号を持っている人はザラにいます)。学士では国際機関では通用しません。 また、例えばAdministrationであれば、管理職として何年以上の業務経験がある、Engineeringでは海外で何年以上求めるプログラムと同種の業務に従事したことがあるという経験も求められます。 本当に必要なのは、それぞれの分野のプロフェッショナルなのです。 専門分野は色々です、医療、農業、エンジニアリング、教育、経済、財政、法律など色々です。 筑波大学に関しては良く分かりませんが、基本的に国際関係学というのは学問ではなく、研究対象です。それらを、経済学・政治学・法学など多角的に教育・研究するので、学部段階では浅く広くという感じだと思います。 むしろ、法学部・経済学部・工学部・農学部・医学部などで特定分野の専門性を磨き、プロフェッショナルとして国際機関等に転職するのが良いと思います。 これは、経営学を学んだからといって直ちに起業できないのと同じです(起業家であれば、経営学以前に何を売るかその中身が必要です)。 なお、アフリカでは旧フランス領であった国が少なくありませんので、英語の他にフランス語も出来ると大変有利です。 大学では第二外国語にフランス語を選択することをお薦めします。 そして、修士以上が必須と認識して、そのつもりで大学で教育・研究に努力して取り組んで下さい。 あなたのような志ある人は心から応援したいと思います。 頑張ってください。
お礼
回答ありがとうございます。 経験者の方からの貴重な意見ということでとてもうれしく思います。 直接現地で行動を起こすには何か技術があったほうがよいと言うのは自分でもうすうす感づいていたことかもしれません。 筑波という具体的な目標を早い段階で決めてしまい他の選択肢を考慮することができていなかったように思います。 もう一度調べなおして納得する進路を決めようと思います。 あたたかい回答ありがとうございました。
- negitoro07
- ベストアンサー率24% (389/1569)
No.1の方が言うように、外交官やJICAを目指すのも良いでしょう。 その場合、国際関係や法律を勉強するほか、経済学(特に開発経済学)を勉強しても良いと思います。いずれにしても、筑波の国際総合学類でも良いのではないでしょうか? 確かに工学部(建設)や農学部で技術的なことを学んでも良いとは思いますが、計画の立案や予算、相手国との交渉など文科系の活躍の場もあります。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど文系と理系とで貧困へのアプローチの仕方がかわってくるということですね。 もう少し自分なりに考えてみて後悔しない進路を決めたいと思います。 ありがとうございました。
- come2
- ベストアンサー率32% (594/1811)
こんにちは その学校の先生も高3の受験生のこの時期に 酷なこと言いますね・・・ そういう受験生の気持ちをわからない先生はこの時期に下手なこと言わない方が いいと思うんだけどな >実際に現地にいって貧困問題を解決しようとするなら特定の分野での技術 >(農学など)を持っていないと意味がない いやそれはそうかもしれないけど それがあなたに課せられた使命だと思いますか? 例えば貧困地域で必要なのは、高度な遺伝子組み換えの 最先端農業技術ではないでしょう 水のないところに井戸を掘って、用水路作って、農機具の使い方教えて・・ そういうことをあなたが学ぶために大学に行く必要があるのでしょうか? ぶっちゃけそういうのは、農業高校とか家が農家だとか 北海道で実家が酪農ヤッテマースみたいな人がいるわけだし その方達の方がよっぽど詳しいわけです 普通に暮らしてきた大学生(推測ですが)が大学で 学ぶ教科書みたいな農業技術を欲してないわけです。 今日食べる穀物、明日食べられる野菜が欲しいわけです。 一緒に鍬を持って畑を耕すことがあなたの果たすべき役割なんでしょうか? 筑波大学を第一志望にできるぐらいの学力なら もうちょっと行政や政治の立場から、貧困地域をサポートできるような ことを目指すべきだと思いますよ まさに筑波大学国際総合学類は相応しいと思います 将来外交官目指すのもありだろうし、国連職員目指すのもありだと思います また直接、野菜作りは教えられなくても 例えば、ジャーナリストとなって、貧困問題を世界に向けて情報発信する そういったドキュメンタリー番組を制作するTV制作会社に勤める など、いろんな方法があります 「貧困問題を解決しようとするなら特定の分野での 技術(農学など)を持っていないと意味がない」 ってどんだけ視野狭いんだよ と思います ぜひ筑波大学卒業して日本の外交官となって貧困で悩む 国家や地域のためのODAの使い道考えてください http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/ 農業技術を伝えられる人はたくさん居ますが 貧困地域を救うために外交官になれる人はわずかです
お礼
ていねいな回答ありがとうございます。 確かにいまさらという気もしますが自分の大学についての調べ方が足りなかったのもありますので、考える機会をもらったとうけとめています。 外交官について調べてみたのですが、僕が思い描いていた希望とは少し違うように感じました。 自分の場合、直接現地に赴いて行動を起こしたいので筑波以外の道も少し考えて見ます。 親身になった回答ほんとうにありがとうございました。 あまり時間は残されていませんが、後悔しないよう進路を選ぼうと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 具体的な学科がわかってたすかりました。 もう一度調べなおしてみたいと思います。 どうもありがとうございました。