非力=交通の流れに乗れない=2段階右折が必要
となるので、わざわざ売れない非力な原2が無いのでは。
原2は、通常の交通の流れに乗ることができる速度を出すことができ、
その速度を維持できる車体剛性があり、
それだけの速度でもきちんと停止するブレーキ容量があります。
多少非力にしても、そもそも高出力を狙った商品ではないので、
安く作ることはできず、売れないので逆に高くなってしまいます。
馬力の下限は(たぶん)存在しません。
非力な原2はデメリットのほうが多そうですね。
125cc以下は、維持費が安く魅力がありますが、近年の排ガス規制で
車両開発費がハネ上がり、だんだん厳しくなってきましたね。
そういえば昔、ホンダから「DJ-1L」という原2スクーターがありました。
排気量52ccで、ギリギリ原2という変わったスクーターです。
バイクやクルマの出せる速度には、以下のような関係があります。
おおむねですが、ある速度で巡航できるクルマやバイクを設計するときは、
その倍の速度で走れる車両でないと、その速度で巡航できないそうです。
たとえば50CCの原付は30km/h制限ですが、車両はおおむね60km/h出せるように設計するんです。
そうすれば、30km/hでは確実に安定して安全に走ることができます。
なので、125cc以下のバイクで100km/hくらい出せるバイクがあっても
高速道路は安全に走れません。
250ccのバイクなら150km/hくらいはがんばれば出ます。
なので80km/hで高速道路を巡航できるんです。
補足
>世の中はあなたの懐具合で動いている訳では有りません。 私はこんな質問をしている訳ではありません。 質問を言い換えれば 例えばチョイノリ50ccは存在するのに対し55cc等は法的には雲泥の差があるが、造る側としてはそこまで変わらないのになぜ存在しないのかを知りたかったわけです。