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原付にハイオクでパワーアップする?
90ccの原付(スーパーカブ90カスタム・エンジン:HA02E)を乗っています。当然、レギュラー仕様のバイクですがハイオクを入れたら馬力・トルクはアップするのでしょうか。排気量が少ないので、少しでも馬力・トルクをアップさせたいと思っています(体感できる程度のレベルで)。 技術的に詳しい方、よろしくお願いいたします。
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大きな勘違いをされてますが、ハイオクは高性能ガソリンではありません、低温で自然爆発しにくいガソリンです。 エンジンの出力を上げるためには圧縮比を高める方法もあります、しかし圧縮比を高めると圧縮時の熱でガソリンが自然着火してしまいます。 予定外に燃焼するので予定の力が出ません、それを対策するために色々な添加物を入れて低温で燃えないように工夫したのがハイオクです。 異常燃焼のしやすさをオクタン価と言い、異常燃焼し始める温度が高いから、高オクタン価・・・略してハイ・オクです。 レギュラー仕様にハイオクを入れると燃焼効率が悪くなり出力が落ちて、それを補うため余分なガソリンを使います。 よって、高価なガソリンを使って、力が無く、燃費が悪くなります。
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- tomajuu
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ハイオク仕様のエンジンは、それに合わせた構造(圧縮比や点火時期制御等)で設計されてます。 なので、レギュラーガソリン仕様車にハイオク入れたからといって、パワーアップは期待できません。 そもそも「オクタン価」とは、「燃料の燃え難さ」を数値化したものです。(かなり乱暴な言い方ですが。) たとえば圧縮比。 これは大きいほうが着火後の爆発圧力も大きい(出力高い)ので、大きくしたいところですが、そうすると高圧によって発熱し、自己発火してしまいます。 こうなると「ノッキング」「デトネーション」という「過早着火」が起き、エンジンに多大なダメージを与えます。 それはオクタン価の低い、レギュラーガソリンの方が そうなりやすいのです。 一方、「燃えにくい」ハイオクは、もう少し圧縮比上げても「過早着火」は起きにくく、パワーアップが図れます。 点火時期。 早ければイイものではありませんが、一般的に、「早い」ほうが高出力を期待できます。 これも、レギュラーより、ハイオクの方が点火時期を進められる特性をもってます。 その他にも違いありますが、今お使いのバイクにハイオクを入れて、パワーアップ図りたいのならば、「点火時期を進める」・・・くらいか?と。 ただし、実感は湧かないでしょうし、かえって「エンジンかかりにくい」とか、「進めすぎて エンジン逝って・・・」の危険もあります。 圧縮比の変更なんて、それこそエンジンばらして・・・の大改造になりますが、そのノウハウ(データ)持ったトコにたどり着ければいいのですが・・・。たどり着いたところで、そのパワーUPに見合った料金と納得できるか・・・? 要は、「入れただけでは変わらない」ということです。
- lovechaser
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しません。 以上。
お礼
No.1~3の皆さま、早速のご回答ありがとうございます。 よく考えてみれば、ご指摘のとおりですね。スーパーカブはキャブレタータイプですので燃料噴射量は制御できませんし、車と違ってコンピュータも付いていませんし。よって、燃費の向上すら期待できない、と考えるのが妥当でしょうか。 しかし、「原付にもハイオク入れてるよ」という人をたまに見かけませんか?どういった理由で入れているんでしょうね。不思議です。 皆さま、参考になるご意見ありがとうございました。