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歩兵の本領の歌詞
尺余の銃は武器ならず寸余の剣何かせん。 銃は役にたたず、銃剣(刀?)の方が使えるという意味ですか?
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以下、昔からこの様な解釈がされて来たと思います。 尺余の銃は武器ならす 寸余の剣何かせん 尺余の銃、 一尺(30cm)ほどの長さの小銃、 (と言っても38式歩兵銃は長さ1.2メートル位着剣すると 1.6メートル位)等は武器に成るほどの物では無い。 又、其れよりも短い刀剣等は何に為るのだろう。 と言う意味。 つまり、次に続く歌詞 知らずや此処に二千年 鍛え鍛えし大和魂(やまとだま) と有る様に、その様な武器よりも大和魂のほうが大事だ、 と言う精神高揚の為の歌。 尤も軍歌と言う物は総て 士気鼓舞する為に作られていますが。 以上の解釈で間違い無いと思います。
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- KITAIKKI
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回答No.1
当時の日本陸軍はその戦闘要綱にも明記しているように、白兵戦が主体でした。つまり銃剣を装着した38式歩兵銃での敵陣地などへの突撃で、戦闘の帰趨を決めることが歩兵戦闘の本領と考えられていました。 ということで、「尺余の銃は武器ならず、寸余の剣何かせん」の意味するところはこの唄の後半部分にもあるように、「銃などには頼らずとも、着剣した銃剣(あるいは軍刀)での突撃が勝利をもたらしてくれる」、という意味に取ればよいのではないかと思います。
質問者
お礼
なるほど、その時代は肉弾攻撃的な時代だったので銃が軽視されていたのですね。 ありがとうございました。
お礼
精神力の戦いという感じですね。 ありがとうございました。