- 締切済み
国債債券型投資信託の基準価格変動について
国債債券型投資信託の購入を検討しています。 そこでひとつ教えていただきたいことがあります。 このタイプの投資信託の基準価格変動の直接的な要因としては、 (1) 市場金利の変動 (2) 為替レートの変動 等があると思います。 債券についてはデフォルトにならない限り、元本は保証されているはずなので、基準価格が一度下がっても、市場金利、為替レートが元に戻れば、基準価格は元に戻るのではないのでしょうか。 ところがグローバル・ソブリン・オープンを例にとると、10年ほど前に当初10,000円の設定価格からスタートして、2年間位は徐々に基準価格を下げて、8,000円位まで下がったところで下げ止まり、その後値を戻す様子がありません。 ということはどこかで損切りをしているのでしょうか。 しかし債券のデフォルトが発生しない限り、値を下げたまま戻らないということは無いのではないでしょうか。 何故このようなことが起こるのかご教示願えれば幸いです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- ryuken_dec
- ベストアンサー率27% (853/3139)
>分配金というのはファンドの運用益に応じて増減するものと思っていましたが、そうではないのですね。 変動はしています。グロソブも昔の円安相場ではもっと高い分配金が出ていました。 >そうだとすると所謂タコ配ということになりますが、そんなことが許されるのでしょうか。 これをタコ配当とするかは難しいところです。確かに理論上は毎月決算型であれば、毎月の利益を分配することが正しいのかもしれません。しかし、それでは毎月安定して分配するのは大変です。そこで、毎月分配型というのは利益が大きく出た時にすべてを分配せずにプールしておきます。 そうすることで利益が出ない決算期があったとしても貯めてあったプール金から分配金を払えます。このようにファンド全体の視点で見れば、タコ足ではないと言えます。 ただ、高値で買った投資家からすれば、利益が出ていない最近の環境で分配を続けられるのはタコ配当になっているということは事実です。 現状ではプール金から出しているので問題はないでしょうが、問題は将来的にそのプール金が尽きた場合だと思います。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
NO.3です。 最近の東洋経済や日経ヴェリタスにグロソブ関連の記事がありますから、よろしければ読んでください。 グロソブ買う人は、投資のためだという人が多いのだそうですが、高いと買わないと言うのは、合理的とは思えません。
お礼
ありがとうございました。 ご紹介の記事を読んで見ます。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
NO.1です。 主にユーロの為替相場に、基準価格は左右されているようです。運用会社は、ユーロについて比較的楽観的な見通しを持っているようです。 上ると、高いから買いたくないという人が出ますので、基準価格の上昇は期待できにくいと思います。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきます。 確かに1999年から3年間ほどは、グローバル・ソブリン・オープンのの基準価格はユーロの為替相場に連動していたように思われます。 しかしその後ユーロの為替相場は値を戻し、さらに上昇しているにも拘らず、基準価格は元の価格に戻していません。 ということは上の方達が言われている分配金による要因がからんでいるのかも知れません。 また基準価格の上昇が購入意欲を減じるというお話ですが、もし基準価格の上昇が期待できるのであれば、それによる利益が期待されるので、 むしろ購入意欲は増すのではないでしょうか。
- ryuken_dec
- ベストアンサー率27% (853/3139)
グロソブ等の基準価額が戻らないのは、多大な分配金を出しているからです。 毎月40円ということは年に480円です。 基準価額が8000-9000円くらいとすると5%以上は分配金として投資家に払っていることになります。さらに信託報酬等で1%以上かかっているので、運用益が年7%程度あっても基準価額は上がりません。 ですので、設定時の基準価額1万円で買ってずっと持っている人は今の基準価額でも利益が出ています。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきます。 分配金というのはファンドの運用益に応じて増減するものと思っていましたが、そうではないのですね。 そうだとすると所謂タコ配ということになりますが、そんなことが許されるのでしょうか。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
分配金を毎月出しますので基準価格は、なかなか上らないです。そして、基準価格が1万円に近づいて超えると買う人が少なくなるので、なるべく上らないようにしていると聞いています。一番売れていますが、その程度の人向けの投資信託です。すくなくとも、資産を形成して行こうという人は選択肢にいれるものではないと思います。売れているのは、銀行窓販の力です。 また、最近の下落は、ユーロ安が大きく影響していると思います。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきます。 最近の下落がかなり大きいようですが、この下落分は元に戻る可能性はあるのでしょうか。
お礼
丁寧な解説をありがとうございます。 参考にさせていただきます。