ケーキ屋で「何号にしますか?」
再び「ケーキ屋 冤罪ねた」笑。
悲劇は,日常生活の思わぬところに潜んでいます。たとえば・・・
「帰りにバースデーケーキ買ってきて」
「うん。」
ところがケーキ屋で
「何号になさいますか?」
え? 号ってなんだよ。植木鉢の口径は「何寸」,スピーカは「何インチ」だ。そのたぐいだろうが,たぶん存在するはずのスポンジ焼き枠を,インチ径で言うんだろう。しかし,そんな憶測で間違うとえらいことだ。
「このくらいの」(と手で示す)
「クリームとチョコレートどちらになさいますか?」
え? 白いものしかおれは食ったことないぞ。細切れのショコラなんとかが,丸いままで存在してもおかしくないよな。しかし丸ごとは,くどすぎないかい。
「クリームで」
「名前をお入れしますか?」
え? 背広のネーム入れみたいなもんで,もちろん無料だろう。しかしなあ,オバン相手に「●●ちゃん」なんて書かれたら,やばいぜ。
「いいです」
「ろうそくは何本おつけしましょうか?」
え? 何歳になるんだっけ? 間違うとえらいことだ。だけど,ケーキの上に何十本も林立しているのは見たことねえぞ。雪原のシベリア原生林じゃあるまいし。10歳の桁は太いろうそくにするのかな? それもイヤミだろう。
「5,6本でいいです」
そんなにオプションがあるとは,思ってもみなかったよ。ぼくは,「店に電話で注文しておき,『宿六が帰りにお店に寄ります』と告げておく」が正解だったと,ひそかに思っております。賢明なアンケート・カテゴリーのみなさんは,夫の立場で,あるいは夫や彼氏に依頼する立場で,どう考えになりますか?
お礼
宿泊はするのですが結局、電話でキャンセルを伝えました。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 回答ありがとうございました。