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マレットフィンガーの治療法
先日転んだ際に右手中指を痛め、整形外科にてマレットフィンガーと診断されました。骨には異常はなく、腱が断裂しているとのことです。 少しでも正常な状態に近づけたいので、手術を行う方向で考えています(完治しない可能性もあることは説明がありました)。 しかしいろいろなHPやブログ等を拝見すると「腱断裂の場合は固定治療が一般的」との表記がほとんどのようです。 最終的には本人の判断かと思いますが、腱断裂で手術はあまり意味がない選択でしょうか?そうであれば切らない方が気が楽です。 お詳しい方、経験者の方、アドバイスお願いいたします。
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マレットフィンガー(槌指:つちゆび)には大きく分けて骨性マレット(腱が付いている部分の骨が折れる、腱自体は切れていない)と腱性マレット(腱が切れているが骨折はしていない)に分かれます。前者の場合、手術したほうがよく治り、後遺症も少ないです。後者の場合は専門家でも意見が分かれるところです。指を反らせた状態に保持する装具を1ヵ月半ぐらい装着する治療と、手術をして細いワイヤーで腱を骨にくっつける治療に分かれますが、主婦の方や、スポーツや仕事で指をよく使う方の場合は手術のほうがいいかと思います。長期間の装具が邪魔になることもありますし、装具を外した後につい無理をしたらまたマレットになってしまった、ということも時々あるからです。手術をする、しないのいずれの場合にも再断裂(腱と骨の接続が外れる)の可能性はありますが、個人的には手術のほうがその可能性は低いように思います。長期間の固定をして、そのあとも加減しながら指をこわごわ使うよりは手術のほうがいいかな、と思います。ただし、手術をするならできるだけ早いほうが治りがいいので(とはいっても1~2日放置しても変わりませんが)手術を希望するようであれば早めに主治医の先生に申し出るようにしてくださいね。
お礼
いただいたご回答や周囲との相談の結果、手術を行うことにしました。 詳しいご説明ありがとうございました。参考になりました。