• ベストアンサー

前輪と後輪のタイヤサイズが違う車について

失礼します。 前輪と後輪のタイヤサイズが違う車の長所と短所を教えてください。 それに合わせて前輪と後輪のタイヤサイズが同じ車の長所と短所も教えていただければ助かります。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • LB05
  • ベストアンサー率52% (593/1121)
回答No.5

 20年来クルマの研究で食ってる者で、専門は操縦安定性、というワケで一応『専門家』です。  前後のタイヤサイズを変えるのは、専ら操縦性のためです。  タイヤには『グリップサークル』と呼ばれる理論が働いていて、これがタイヤの摩擦力の『総和』を示しています。(例えば・・・ギリギリの摩擦力を使ってカーブを回っているところでアクセルを踏むと、駆動輪だけ駆動の為に摩擦力を食われ、結果、旋回に必要な摩擦力が減ってスピンするかドリフトアウトする、というワケです。)  その為、特にバカ馬力のクルマでは駆動輪を太くして、駆動していない輪より摩擦力の総和に余裕を持たせた方がヨイ事になります。  更にもう一つ。軸重の大小もタイヤの太さを変える原因になります。  重い方がカーブでより大きい遠心力がかかるのは当然で、これがFF車なら、急に駆動してもアンダ・ステア(カーブを飛び出す方向に滑る特性)が強くなるだけなのでどうという事もありませんが(スピードを出し過ぎたらカーブを曲がり切れなくなるというのはニンゲンの感覚によく合っており、アンダ・ステアは安全な方向の特性と言えます)、一方ミドシップやリヤエンジンなどの後輪荷重が大きいクルマだと、急な駆動でオーバ・ステア(後輪がカーブの外に振り出される特性)になる可能性が高いので、後輪(駆動輪)を太くしなければならない傾向にあります。(後輪荷重が大きく、また後輪周りの重心がどうしても高くなるミドシップ車では、前後同じサイズのタイヤでは操縦性がなかなか成立しません。)  っというワケで駆動輪を太くするのは(特に後輪駆動で後輪を太くするのは)明確な理由があるワケですが・・・ ※ただ、量産車の多くは4輪とも同じサイズのタイヤで操縦性と乗心地がバランスする様に、莫大なおカネをかけてチューニングされています。見た目だけで駆動輪を太くするのは、その『おカネがかかってる』操縦性のバランスを悪化させることになり(最初に4輪同タイヤサイズで設計されている以上、タイヤサイズを変えて良くなることはありません)、これはエンジンでいうとターボ車を買ってターボを動かなくする様なモノなので、ちょっと勿体無いですね。 ※最近のクルマはABSが標準装着され、更にDSC、DYCなどの駆動・制動力配分を行って旋回性能を向上させる制御装置がついているクルマも多くなりました。  これらの装置は、勿論オリジナルのタイヤサイズに合わせてチューニングされているワケで、タイヤサイズを変えると、これらの装置がベストの状態で作動するとは言えなくなります。  どれほどゆっくり走っていても、急ブレーキを踏まなければならない事が起こらないとは限りません。急ブレーキが必要な時、高価なABSが設計の狙い通り作動しなかったとしたら、一体何の為にABSにおカネを払っているんでしょう?  見た目だけで、そのクルマに本来設定されていないサイズのタイヤを履くのは、決して賢い行為とは言えません。

その他の回答 (5)

回答No.6

だいたい回答が出ているようなので、少し、別なことを書きますね。 ANo.5の方が書かれているように、メーカーは新車開発の時に、純正とするタイヤをはいて、莫大な走行実験をします。 ところが、タイヤというものは、一般に考えられているより、はるかに繊細なもので、銘柄ごとにクセがあり、履き替えると、必ずといっていいほど、アンダーステアか、リバースステアが出ます。 高価なタイやを買って、全体のグリップレベルが少々上がっても、曲がらなくなってしまっては、楽しくありません。 前後のタイヤサイズが異なる場合には、それがより極端に出ます。 以前、MR-Sに乗っていた時には、GIIIに履き替えて、悲惨な思いをしました。 RE01がモデルチェンジで、合うサイズがなかったためですが、RE01でも多分だめだったでしょう。 その他、前後同サイズの車も、ことごとくダメでした。 いろいろ試せると、ベストチョイスが見つかるでしょうが、先立つものの問題になって、現実には無理です。 いろいろなサイトを見ると、自信ありげに「その車には、あれがいい、これがいい」的なことが書いてありますが、大半は「このひと、タイヤのことが分かっているのかな」というレベルです。 ですから、タイやのはきかえは、「純正」⇒「純正」が正解、ということになります。 ただ、その場合の問題は、ディーラーでタイヤを買おうとすると、かなり割高になってしまうことです。 かつては、同じブランドでも、タイヤメーカーは自動車会社に、ワンランク落とした製品を出荷しているので、外で同じブランドのタイヤを買うといい、なんてことを言いました。 真偽のほどは分かりませんが、だとしても、今はそんなことはないのではないでしょうか。

  • nichaim
  • ベストアンサー率17% (181/1044)
回答No.4

皆さんの仰る通り、異形クルマの長所は駆動力の確保です、短所はローテが出来ないことと、タイヤ代が高いということです、スポーツカーでしたら我慢できますが、実はミツビシの「i」という軽自動車も前後異形でして、ディーラでなら異なるサイズ二本セットを買えますが、タイヤ屋は部品量販店では同サイズ4本セットが基本なので、割引がほぼありません、同車種の人を見つけて同サイズ4本を二種類買って、それぞれ分けるという事をしないと安く買えない訳です 前後同サイズクルマに短所はありません

  • hakonori
  • ベストアンサー率55% (5/9)
回答No.3

専門家ではありませんが・・ただの車好きです。  前輪と後輪のタイヤサイズが違うのは、前輪駆動か後輪駆動での違いで履かせると思いますよ。前輪駆動は前が太く、後輪駆動は後ろが太くね!主にスポーツカータイプでコーナーを攻めたり、よーいドンで加速の競争したりする車にサイズ違いのタイヤを履かせます。F-1やゴーカートは後ろが異常に太いですよね!前輪駆動は前を太くします。  短所は前後のローティションが出来ないことです。片減りしてきたら一旦タイヤをホイールから外してしまい内側外側を入れ替えるしかありませんので、維持費が多少かかってしまいます。  それに比べ前後サイズが同じタイヤは前後左右ローティション出来るのでタイミングを見計らいながらローティションすると、長持ちしますよ!   短所はあるかなー?別に危ない運転しなければ何の問題もないけど、しいて言えば格好良さ(センス悪い??)かな!?  でも前輪駆動の車に前のタイヤを太くしても格好イマイチですがね~!?格好良さいうなら、やっぱり後輪駆動に後ろが太いタイヤですかネ!!  普通に乗るなら、前輪と後輪のタイヤサイズが同じ車が良いと思います。今の車はスタイルいいし、格好良いですからね!

noname#131426
noname#131426
回答No.2

>前輪と後輪のタイヤサイズが違う車 だいたいはFRで大柄な車が多いです。 フロントを太くするとハンドルが切れにくくなるし、機構的に内部に干渉するので、細めに作られます。 その分、ホイールのディスク面が外側に出てきます。 リアは左右に稼働しないので、タイヤハウスいっぱいまで太くできます。 リアタイヤで駆動するので、太いと大きなトルクをかけても負けることなく路面に伝えられます。 ディスク面を奥にして見栄えも良くなります。 ただし、ローテーションが出来ないので、偏摩耗したら交換しか手がありません。 考え方にはいくつかあると思いますが、私は、フロントタイヤがパンクした場合は、スペア(テンパータイヤ)をリアに取り付けて、まともなリアをフロントに組みます。 理由は、フロントタイヤが舵取りと制動のメインだから。 緊急事態において、制動能力と舵取り能力の性能低下は致命的です。 リアが少々不安でも、滑らせればどうにか出来るものですし。不安定な車でパワーがどうのとかアホみたいな話です。 前後が違うとこれが出来ません。 タイヤの前後が同じだとこんな心配はいりませんし、見た目以外は短所らしい短所はありません。

回答No.1

 前後のタイヤサイズを変えるのは、後輪駆動車で、前輪と同じサイズでは、パワーを伝え切れない場合です。  前輪も大きくしたらって?  それでは、タイヤの切れ角が取れなかったり、ハンドルが重くなったりします。(フォーミュラーカーの場合は、空気抵抗が問題のようですが。)

関連するQ&A