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相続の不公平について

40代女性です。 両親はまだ健在で、弟が一人います。 両親は東京に住んでいましたが、退職を期に田舎に家を建てて移り住みました。 私は他県に嫁ぎ、東京の家には現在弟の一家が住んでいます。 古い家だったのを建て替え、上の階を何世帯かに貸す賃貸併用住宅です。 いつの間にかそういう状況になっていたという感じで、私は何も説明を受けていないのですが、両親から弟への生前相続ではないかと思います。 両親との雑談の中で、弟に対し、相続税対策として年間60万円ほど贈与しているという話も聞きました。 嫁いだとはいえ、2人だけの兄弟なのに、不公平な気がしてなりません。 両親の死後、私がもらえるものがあるとすれば、現在両親が住んでいる家ですが、家は築20年以上たっているので、価値的には土地だけという事になります。  しかも弟は生前に相続の恩恵を受け、裕福な暮らしをしています。 遺産相続の時には、特別受益が考慮されるという事ですが、特別受益を受けていても、すでにもらった物については返す義務はないと聞きました。 とすれば、弟と私の差は非常に大きなものになると思います。 父や弟の考えは、私は他家へ嫁いだのだから相続放棄して当然、というものです。 弟に子供が生まれた時、父は私に、遠回しに相続放棄を打診しましたが、私も遠回しに断りました。 祖父が亡くなった時、父の兄弟である2人の叔母は相続放棄をしたので、私もそうして当然、と思っているようですが、父は祖父母と同居して最後まで看取ったのに対し、弟は両親と別居しており、両親の世話はしていません。(これは両親の意思でもあるのですが、これからも同居する予定はないです。) 弟も昔からの刷り込みがあるようで、東京の家ばかりか、今両親が住んでいる家まで自分がもらうと思っていたらしく、そういうそぶりをした所、さすがに母が、「何でも自分の物だと思いなさんなよ。」と注意したと、後で聞きました。 金銭的な不公平もありますが、2人きりの兄弟なのに、そういう冷たさが悲しいし、腹立たしいのです。 私が逆の立場だったら、相続を受けていない兄弟に対して、もう少し配慮すると思います。 父も、できるだけたくさん弟に相続させたいようですし、不公平な相続になる事は予想できます。 もし、あまりにも不公平で、弟にも配慮が感じられなければ、縁を切りたいとも思っています。 長くなってしまいましたが、そういう事態を避ける為に、何か今のうちに出来る事はあるのでしょうか。 相続には子供の頃からの感情がからむので余計難しいと、ある本に書いてありましたが、本当に金銭的な事と感情的な事が絡み合って複雑な気持ちです。 まだ両親が生きているのにとも思いますが、他にもこの事でいくつか腹立たしい思いをしているので、つい考えてしまいます。 よろしくお願いします。

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  • walkingdic
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回答No.4

>両親から弟への生前相続ではないかと思います。 生前贈与の意味ですか。普通は膨大な贈与税がかかるのでそういうことはしないと思いますけど。建物を弟さんが建てたのであれば建物は弟さん名義かもしれませんが、土地がご両親のものであれば、それはそのままご両親名義であると考えるのが妥当です。 不動産の贈与は基本的に税務署に筒抜けなので、税務署に内緒でということはありえないし、普通の贈与税はとんでもなく高額ですから。 まあ、相続時清算課税制度を利用した可能性もあるのですが(贈与税がかなり軽減される)。 とはいえ、なんにしても要するに問題なのは、父と弟の間では相続財産はみんな弟という認識が出来ていて、それが面白くないという話ですね。 >そういう事態を避ける為に、何か今のうちに出来る事はあるのでしょうか。 事実上ないですね。 父が相続に関してご質問者にも何か相続させるつもりがあるのであれば、遺言状(公正証書にて作るのがよいです)を作ってもらうことで、弟との争いを避けることが出来ます。 でも父にその気がないのであれば、実際に相続発生となってからですね。

suika000
質問者

お礼

実家は弁護士と相談しながらやっているようなので、税金対策も一番良いと思われるやり方をしていると思います。 やはり今からできる事はないのですね。 今、こういった事について話す雰囲気はまったくないので、やはり本実際に相続が発生してからになると思います。 大変分かりやすいご回答、ありがとうございました。

その他の回答 (6)

noname#68703
noname#68703
回答No.7

あなたはご自分の抱える不満の原因について、相続云々よりも家族としての親からの説明有無や弟の対応にあるという方向に帰結させたい様子ですが、それも遠からず近からずという印象です。 根本的には、古来の家制度や家督相続等の慣習をベースにする考え方と、現代風の考え方(主には法定相続分の主張や男女平等など)との感覚的な違いによるところが原因だと思います。 外へ嫁いだ女性が親の相続発生時に放棄するなど当然のごとく行われているケースは現代でも見受けられます。他家に嫁いだのだから実家の財産など無関係だし、その家に納まって生きていくべきであるという考え方、又は実質的に親や土地等の面倒を見ているか否かという面もあるでしょう。 これを慎ましいと見るか、権利が有るのに馬鹿だと見るかは人によるでしょうが、日本にもまだまだそういう考え方や慣習が残っているのは事実です。少なくともあなたのご両親や弟さんはそのような思考が前提にあり、あなたの中にはその思考がほとんど無いことに起因する両者のすれ違いが問題の原因だと思いますよ。 これはどちらかが正しいとか都合が良いとか言える性質ではありません。そして、現代の戸籍制度や法定相続等の面と照らした場合、理路整然とあなたに説明することも難しい話かと思います。なぜ現代でも結納を行うのかを説明することと同様です。戸籍制度を見ても実生活を見ても、嫁に貰うなんて表現はそぐわないケースが多いのに慣習として残っています。 今風の価値観として、有する権利は主張すべきという考えも否定はしませんが、自分に譲る気が薄いとわかっている親の財産について、なぜ卑しくもあなたがそこまで固執するのか、という見方もあります。 私の考えを言えば、相続財産なんて自分の努力と無関係なタナボタみたいなものです。財産が欲しければ自力で作ればよい。自力で作る為のさしたる努力もせずに、タナボタが自分に落ちてこなそうだといって騒ぐのは愚の骨頂ではないかと、そんな考えです。 私の考えをあなたに押し付けるつもりはありませんが、とにかくご両親や弟さんとあなたとの間に慣習的価値観の相違が有ること、そしてご両親があなたと面と向かって正当性を持って説明できるようなお話でもないこと、これらはよく認識した上で考えるべきだと思います。

suika000
質問者

お礼

両者の考え方の違いが問題の原因だというのは、その通りだと思います。 でも、他の兄弟に対しては、こんな風に冷たくするのが普通なのでしょうか… 私が弟の立場だったら、他の兄弟に対して少しは申し訳なく思い、権利があるのに放棄なり譲歩なりしてくれる事に対して感謝すると思うのですが。 2人しかいない兄弟ですし。 他の方へのお礼にも書いたのですが、私が遺産の事など考えてもいなかった頃に、まるで私がそれを狙っているかのような言い方をされて本当にびっくりしました。 私だったらそんな事はできませんが、それが最初から跡取りとされている人との違いなのでしょうか… 自分とはあまりにも違うので、分かりません。 でもここで相談させて頂いて、気持ちの整理がついたのは本当です。 父や弟の態度にびっくりして、かえってあれこれと相続の事を考えてしまいましたが、両親が長生きしてくれるのなら遺産などいらないという気持ちにもなりました。 「卑しい」とか、「タナボタ云々」というお言葉はちょっとひどいと思いましたが、ありがとうございました。

  • koala0305
  • ベストアンサー率21% (117/556)
回答No.6

相続というのは、あくまで亡くなってからのことですから、生きているうちは財産をどう処分しようと本人の自由です。(本来なら亡くなった後だって、誰に遺そうと本人の希望どおりにすべきでしょうが、日本には遺留分というものがあるのはご存じのとおりです)ご両親が弟さんに何を贈与するのも、質問者さんに相談する義務はまったくないということを認識なさってください。世の中には、家を継ぐ子どもに多くの資産を相続させるために、生前から色々手を打つ例はたくさんあります。そういう場合、不利な立場になる他の子どもたちにはいちいち相談しないのが普通でしょう。 私の父の遺産も母と兄たちがほとんどを相続して、私は本当に僅かしか貰いませんでしたが、それが父の希望ならそれでよいと納得しています。十分な愛情をもって育ててくれ、大学院まで出してもらいましたので、親の役割は終わっていると思うので。法定相続とは、故人の遺志が分からない時の相続の目安に過ぎず、絶対に従わなければいけないなんてものではありませんし、質問者さんも経済的に困っていらっしゃらないのなら、お父様の遺産をどうしようとお父様の自由と割り切られたらどうかと思います。

suika000
質問者

お礼

他の方のお礼にも書いたのですが、ここで質問をして、回答して下さった皆さんのお陰で、自分の気持ちがだいぶ整理できました。 遺産よりも、それにかかわる家族の態度に悲しさを感じていたのだと気づきました。 相続放棄して欲しければ、筋道を立てて話をして欲しかったです。 最初に父や兄から、他の方へのお礼に書いたような事を言われなければ、私は相続についてなどまったく考える事はなかったでしょう。 相手が最初に予防線を張り、私が財産を欲しがっているかのように用心し始めた為に、私も考え始めてしまったのです。 相続の権利を持つ私に対して後ろめたさがあっての事とは思いますが、まるで魚をねらう猫を追い払うような言い方をされ、私は腹を立てて、かえって放棄をしたくなくなってしまい、まだ発生していない相続について色々考えるようになりました。 財産を守るのも大変でしょうが、父や弟の嫌な一面を見たのは残念でした。 私も、ここで相談したのを期に、悔しさを忘れる努力をしようと思います。 実際にこだわりを持たなかったkoala0305さんの回答は、とても参考になりました。 ありがとうございました。

  • kana14
  • ベストアンサー率9% (13/140)
回答No.5

<相続の不公平>というのは、遺言がない場合の法定相続割合と比較してのことだと思います。 しかし、本来、自分の財産をどう処分するかは所有者の裁量であると思うのですが、日本の場合は、所有者の意思(遺志)を無視して、遺留分を認めていますので、所有者の意思だけだと相続の恩恵を受けられない人も、遺留分だけは請求できます。 所有者の意思があなたの期待と違った場合の対処ですが、遺留分だけで我慢して、気持ちを落ち着かせた方がよいと思います。

suika000
質問者

お礼

おっしゃる通りだと思います。 質問をしてから一晩考えて、自分は相続の不公平より、家族の態度に対して悲しさを感じているのだと思いました。 はっきりと筋道立てて話してくれれば納得できるのに、遠回しに相続放棄するように勧める父。 主人は妹と2人兄弟ですが、その事に触れ、「妹さんにも相続放棄してもらうんだろう?」とか、(分けるほどの財産はありませんが、親の面倒を見た方がもらう、というような感じになっています。) うちには男の子2人がいますが、「男の子2人で一軒の家があっても、争いの元だよ。」とか、本題は言わずにそんな事ばかり言うので、聞いていて本当に嫌でした。 父が事なかれ主義なのは分かっていましたが、正当な事であれば、きちんと説得すれば良いと思いし、しなければならないのでは、と思いました。 でも、ここで質問させて頂いて、かなり気持ちの整理ができました。 ずっとウツウツと考えていたので、思い切って質問して良かったです。 家族のやり方は別と考え、相続の方は遺留分があれば良しとしようと思います。 家族への気持ちは、まだなかなか解決できそうにありませんが・・ ありがとうございました。

  • piraruku2
  • ベストアンサー率30% (8/26)
回答No.3

相続の場合、遺留分がありますよ。 遺留分とは遺産の一定割合の取得を相続人に保証することです。 もしお父様が先立たれたら(不謹慎な仮定ですみません) 質問からわかる範囲では 相続人はこの場合、お母様、弟さん、そして貴女様の3人です。 遺留分は配偶者と子の場合、 配偶者1/4、 子1/4になるので 貴女様と弟さんは1/8ずつあります。 なので両親が全部弟さんにあげるといっても 貴女様は1/8はもらえますよ。 ただしこういうことはモメて訴訟になる場合がありますので 今からできることとして、遺留分を侵害しない遺言状を書いてもらえれば いいかと思います。 ただ、質問文からは厳しいと思いますので、 いざというときは泣き寝入りせず、遺留分があるということを 頭の片隅にいれ、弁護士さんに相談されることをオススメ致します。  

suika000
質問者

お礼

遺留分がある事は知っていました。 ただ、財産のほとんどである東京の家を弟が相続しているとなると、遺留分は侵害されていると思いますので、そうすると下の方がおっしゃるような法的手段を取る事になるのでしょうね。 そこまで争うのかどうか・・・ 相続の事も、家族関係の事も、もう少し整理してよく考えたいと思います。 ありがとうございました。

  • chie65536
  • ベストアンサー率41% (2512/6032)
回答No.2

「長男が家を継ぐ」と言う考えは、今でも普通に当たり前のように行われている事です。 貴方は「弟」と言う認識ですが、貴方の両親と弟本人は「長男」と言う認識で居ます。 「弟」と「長男」には、かな~~~~~~~~~~りの温度差があり、相続で揉める典型と言えます。 遺産分割協議や遺言書の内容など、遺産相続に不満があるなら「遺留分」と言うのが認められていますから、遺産分割の際に「遺留分減殺請求」を行って下さい。 但し、その場合「一族全員、遺産相続紛争と言う名の泥沼に嵌まって抜け出せなくなる」のは覚悟しましょう。

suika000
質問者

お礼

「弟」と「長男」…とても良くわかります。 父にも長男としての責任感があり、親から継いだ物を、そのまま自分の長男に、なるべく減らさずに継がせたいのだと思います。 その気持ちも分かるのですが、私には何も知らせずに事を運んでしまおうとしているように思えて、嫌なのです。 きちんと話をしてくれれば、私もそんなに分らず屋ではないつもりです。 両親の死後、初めてはっきりと話し合う事になると思いますが、その時の状況により「遺留分減殺請求」も考えたいと思います。 ありがとうございました。

  • morino-kon
  • ベストアンサー率46% (4176/8936)
回答No.1

ご両親が、二人の子供に同じように分けたいのに、勝手にたくさん相続しようとしているとか、全く一方には相続分がないという話でしたら、法に訴えることができます。 しかし、現状は、違うようですね。 ご両親は弟さんにたくさん相続させたいという、意思があるのですね。 しかも、全部を弟さんにというのではなく、同等ではなくても、貴方様がそうぞくする財産が、他にあるとのことです。 遺言状をかいても、何らかの遺留分が認められるように、たとえ全部を弟さんへとの希望でも、一定の割合で、他の兄弟分も財産を受け取る権利はあります。 その割合が不公平だといっても、それが被相続人の意思であれば仕方ないでしょう。 何とかするためには、被相続人と話し合うしかありません。 割合があまりにも極端な場合は、訴え可能ですけど。 もともと、自分のものでない財産。 たとえば、お父様に万一のことがあったら、自分たちの取り分よりも、お母さまの生活を心配されて、お母様にのこるように配慮するように・・・という方向でしたら、お父様を説得しやすいと思います。 そして、残る人生、お母様がゆったりと過ごされてはいかがでしょうか。 お母さまの取り分が少ないと、弟さんがお母さまをどこまで面倒みるか、老後が不安になります。

suika000
質問者

お礼

早速回答して下さり、ありがとうございます。 本当におっしゃる通りだと思います。 不公平よりも、それを当然としている家族に対して腹を立てているのかもしれません。 東京の家が立替えられる時、私は子供の頃から住んでいた家でもあるし、自分の事のように嬉しくて、「ここはどういう間取りにしたの?」など、つい詳しく聞いた所、弟は突然「お姉ちゃんには何の関係もないんだ!」とどなり、冷水を浴びせられたような(笑)気持ちになりました。 そんな風に取っていたのか・・と。  両親亡き後、こんな事を言った弟と仲良くやって行くのは、難しい気がします。 でも、それと遺産相続の不公平とは、分けて考えた方がいいですね。 よく考えて、もう少し気持ちを整理したいと思います。 ありがとうございました。