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アインシュタインの弾くヴァイオリン
あの20世紀の天才物理学者、アインシュタイン(ALBERT EINSTEIN)が趣味でヴァイオリンを弾いていたというのは有名な話ですが、はたしてその腕前の程はいかがだったのでしょうか・・・? 以前、私が何かで読んだ本には・・・よく研究室で息抜きにヴァイオリンを弾いていたという。隣の部屋や廊下越しにその音を聞かされていた人はお世辞にも上手いとは言えず、むしろ聞くに堪えなかった・・・そうですが。 実際はどうだったのでしょうね?笑
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こんにちは。 私もうわさ程度の話しか存じ上げませんが。 アインシュタインがヴァイオリンを始めたのは幼少の頃(ネットで調べたところ,6歳らしい)で,本人もとてもヴァイオリンを弾くのが好きであったし,腕前もかなりのものだった,ということです。 私が聞いた事があるエピソードとネットで適当に検索してみつかったエピソードをいくつか拾い上げてみました。 ・アマチュアの弦楽四重奏団で演奏活動をしていた。 ・アメリカに亡命するときも,ヴァイオリンは手放さなかった。 ・千住真理子さんの祖父母やスズキメソッド創始者の鈴木氏は実際にアインシュタインの生演奏を聴いた事があり,いずれも素晴らしいヴァイオリンだったと賞賛しているらしい(本気で言っているのか,あるいは,超有名学者の趣味にしては,という前提での話かは不明ですが) ・アインシュタインのお手伝いさん(?)の証言では,素晴らしい音ではあったが,曲というよりは即興に近いものだったらしい。(このあたりは研究仲間や伴奏者の証言と一致するかも?) ・モーツアルトが特に好き。 ・直接関係はないですが,いとこのアルフレート・アインシュタインは音楽学者で,ケッヘル目録の改訂などに関わっていた。 (「死ぬとはモーツアルトが聴けなくなる事だ」とアインシュタインが発言したという話はそこそこ有名ですが,これはアルフレートの発言との説もあるようです)
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あまり関係ないかもしれませんが・・・昔読んだ英文にこんなことが書かれていました。 彼と合奏をした音楽家が、「彼(アインシュタイン)はcountさえできれば立派な音楽家になるのだが」と彼を評したそうです。 これは天才にcount(数を数える)ことができないと冗談を言ったとも取れますが、事実count(拍子をとる)ことも苦手だったようです。 おそらく、他人に合わせて演奏するよりも、自分のペースで演奏することが好きであり、下手というわけではないようです。 ちなみに、この英文は「アインシュタインの生涯の仕事は大変複雑な数学的思考と関係していた。」と結ばれていました。 バイオリンと数学・・・。彼には結びつきを感じるものがあったのかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに彼は通常の社会性などよりも明らかにマイペース=自分のテンポで生活・研究していたと思われます。 そんなところが多分に、ヴァイオリン演奏にも表れていたのでしょう。 また、仰るように音楽と数学は密接な繋がりもありますし・・・ ヴァイオリンを弾いている写真を見たことがありますが、右手のボウイング、左手の指の形も実に自然できれいです。いわゆる、レイトスタートの全くの素人ではなかったのが伺えました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になりました。 特に・・・ >アインシュタインのお手伝いさん(?)の証言では,素晴らしい音ではあったが,曲というよりは即興に近いものだったらしい。(このあたりは研究仲間や伴奏者の証言と一致するかも?) 演奏のレベルやその弾き方、音が如実に伺えるようです。 >「死ぬとはモーツアルトが聴けなくなる事だ」 これは彼の言葉として余りにも有名ですね。でも、いとこ?かも知れない・・・うーん、何だか微妙。 いずれにしても、アインシュタインはモーツァルト好きでヴァイオリン好きだったという事実。この二つが私と同じ(そういう人は世界中に星の数ほどいるでしょうけど?)だけでもとても嬉しくて幸せな気分になれました。笑