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アスペルガー症候群 適性
医学生です。 つい最近、先輩医師にアスペルガー症候群と診断されました。 臨床医師としてやっていくのは厳しいだろう、研究に興味があるのなら向いてると思うから基礎研究だけをやればいいじゃないかと言われて正直ショックでした。 実際のところ、アスペルガー症候群だと臨床医になるのは無理なのでしょうか。 6年で来年から研修医になる予定なので、進路について悩んでいます。 過去の質問を見てみると、「アスペルガー症候群の人が医師になるのは危険なのではないかと思う」といった内容のものもあって、世間一般にそのように認知されているのであればとても残念ですが、臨床医は無理かな、とも思ってしまいました。
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- dog888
- ベストアンサー率38% (28/73)
Drがアスペルガー症候群と行った場合は多いですね。 患者も困りますが、働いている看護士さんが一番困ります。 ・会話が出来ないため、Drの一方通行になる ・適切なアドバイスが患者にできない 出来れば研究者として、アスペルガー症候群の能力を生かして欲しいですね。
- go1240
- ベストアンサー率25% (2/8)
患者側からは、医師としてなるべきではないと思います。 なぜ? アスペルガー症候群の場合、曖昧な意味や計画を立てる ことが苦手などが特性としてあります。 患者はDrと話すとき「曖昧」な言葉でしか話すことが 出来ないからです。 また、病気の治療も計画的に直すことを求めています。 Drを希望されている場合、アスペルガー症候群の勉強 もされているのではと思います。 アスペルガー症候群の特性をご存知である場合、人にア ドバイスする仕事は向いてないと思います。 研究者として世の中に役立つことをして欲しいと思います。
- ThinkMaster
- ベストアンサー率16% (1/6)
あなたが臨床医に向いているか、臨床医になりたいかということはともかく、患者さんの立場になった時、自分が見てもらう医師がアスペルガー症候群だったらどう思うでしょうか。例えば足に障害があって足をひきずっていたり、糖尿病だったり…ということとは事情が違うと思います。 精神科の患者さんの中には身近な存在として感じてくれる人もいるかもしれませんが、それを全ての患者さんに求めるのにはきっと無理があるでしょう。 さらに病院側としても、何か問題があった時に言い逃れできないかもしれないと考えると雇用を躊躇するかもしれません。病気を隠して就職しても問題になるでしょうし。 自分の気持ちを通すのか、周囲のことを考えるのか、いずれにしても最終的にはご自身の判断によるのでしょうね。医師派遣を渇望しているような医療過疎地では逆に重宝されるかもしれませんし。 私自身は「究極的に医療はやる側の自己満足」と思っていますので、どちらでも構わないと思います。
- afcp
- ベストアンサー率0% (0/0)
下の回答でご紹介いただいたサイトの管理人です。 まずアスペルガー症候群であるということだけで、臨床医として不適格であるということにはなりません。実際にアスペルガー症候群(と共通する特性)を持ちながら臨床医として活躍されている方は少なくありません。 (厳密には臨床医として成功している程度に社会に適応されている方は、アスペルガー症候群と共通する特性を持っていても診断基準にはあてはまらないということになるかもしれません。) 特に児童精神科や発達障害の臨床を専門としている医師の中で、(自称、他称を含め)アスペルガー症候群的特性を持つ人は少なくありません。 しかしアスペルガー症候群的な特性を強く持っている方が、臨床医となる場合には、自分の特性についての理解と、それをカバーするためのトレーニングが必要です。また他人からの指摘、批判、指導を受け入れられるだけの柔軟性は必要になります。 アスペルガー症候群であるからというだけの理由で、臨床医の道をあきらめる必要はありませんが、ある程度以上の覚悟と継続した努力が必要であると思います。またあなたの特性を理解しながらアドバイスをしてくれる指導者が得られることが望ましいと思います。 また先輩医師の方のアドバイスにあるように、研究者としての適正は非常に高い場合も多いので、もし研究がお嫌いでないのであれば、十分に検討に値する道であると思います。 よくお考えになって、またできれば先輩医師の方に研究医を薦めた理由などを具体的に確認された上で、進路をご決定いただければと思います。
- azamiII
- ベストアンサー率47% (64/135)
ANo.3です。 たまたま,ネットを見ていたらアスペルガーの特集号が星和書店と医学書院から3冊でていました。 月刊 精神科治療学 アスペルガー症候群と統合失調症辺縁群 【バックナンバー目次】第23巻02号 2008年02月 http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0102/bn/23/02index.html http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0102/bn/23/02.html 2008年08月号 (通常号) 特集 成人期のアスペルガー症候群・II 2008年07月号 (通常号) 特集 成人期のアスペルガー症候群・I http://www.igaku-shoin.co.jp/journalDetail.do?journal=32338 http://www.igaku-shoin.co.jp/journalDetail.do?journal=32337 たぶんあなたなら簡単に,図書館でも本屋からでも手に入れられるでしょう。 アスペルガーと人格障害のからみは下記です。 http://homepage3.nifty.com/kazano/schizoid.html スキゾイド(分裂病質) schizoid アスペルガー障害というのは最近注目されるようになってきた自閉症の一種なのだけれど、今までスキゾイドと言われてきた患者の一部は、実はこのアスペルガー障害なんじゃないか、というのです。たとえば、哲学者のヴィトゲンシュタインは、昔はスキゾイドの代表例と言われていたけれど、最近じゃアスペルガーだと言われることが多くなってます。実際、スキゾイドと分裂病は関係がないようだし、むしろスキゾイドは自閉症の方に近いのかもしれません。 アスペルガーは児童精神医学の専門家でないと診断できなくて,成人のアスペルガーを100%診断できる人なんていないと思うけど。 http://homepage3.nifty.com/afcp/B408387254/index.html 児童精神科医のブログ。他の児童精神科医のリンクあります。 http://ameblo.jp/kyupin/theme-10002920386.html ふつうの精神科医がアスペルガーとぶつかって25個のブログを書きました。
- 11531
- ベストアンサー率22% (22/100)
医学生でしかも来年から研修医とのこと。医学的知識はすでに相当有るはずですな。何故、ここでお尋ねですか。もっと知りたければ専門書・それも外国の物をお勧めします。 それよりも、失礼ながら「医師」としてよりも「人」としての研修に心がけてください。 総合病院でのこと。2人のアルバイト医師です。ひとりは「整形外科医」。腰椎管狭窄症の私のレントゲン写真を見るなり「こら無茶苦茶やなあ。直らんわ」と私の顔も見ず叫んだ。丁寧に「お願いします」と言っているにもかかわらず一顧だにせずこの言葉です。子供の頃からのことを話し始めると、またまた私の顔も見ずモニターに向かって「昔のことはどうでもええ。今日、どうしてほしいのや。」と。 今一人は「泌尿器科」の同じく若い医師。「薬を出す」とのことで、すでに糖尿病をはじめとして、一日に20錠ほど服用していたので「これ以上薬を飲んでも大丈夫ですか。」と尋ねたところ、「年寄りは皆飲んでる。」との一言のみ。この医師も私と対面して顔を見ることもなかった。 私は「お地蔵様」に相談に来たわけでもなかったのに。 こんな医師ばかりではありませんし、実際のそこには見切りを付けて病院を変えました。今はとても親切でしっかりと私の瞳を見て時間をかけて説明をしてくれます。 先の病院は、京都府南部のとある総合病院です。ここの糖尿外来はしっかりと、丁寧に見てくれます。全幅の信頼を置いています。京都大学病院から派遣されておられるようです。
- azamiII
- ベストアンサー率47% (64/135)
その先輩の先生の診断はどの程度確かなのでしょうか? 他の発達障害や,パーソナリティ障害などは除外診断されたのでしょうか? 下記の3つのブログは多少参考になるかと引用しました。 ADHDならばちゃんと臨床医をしているようです。 http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc 私自身ADHDとして、ADHDやAS(アスペルガー症候群)、人格障害の人たちとお付き合いして分かったことを書いていってみようと思います。 と言う精神・神経科の医師のブログです。 http://blog.m3.com/MDDofAdult 成人におけるADHDや自閉症スペクトラムに関するブログ http://cyberkidsclinic.blog51.fc2.com/blog-entry-213.html
補足
ご回答ありがとうございました。 先輩は精神科医で、個人的によくしていただいている方なので私の普段の行動や発言から(先輩いわく100%)アスペルガー症候群積極奇異型の典型例、だそうです。 除外診断をしたのかどうかはわかりません。 ただ、私の将来を心配して、通常の患者さんだったら告知しないアスペルガー症候群であると伝えてくださったので…この診断の正確さについて考えたことはなかったです。 あまり気になるようなら知り合いの他の精神科のドクターに正式に調べていただこうと思います。 ブログ拝見しました。 医師として臨床現場に出ている人もたくさんいるのですね。 (確かに医学部には異常にアスペルガー症候群が多いような)
- okgoo08
- ベストアンサー率51% (109/211)
一般人で僭越な発言かもしれませんが 小児及び成人の発達障害の専門家を目指されては如何でしょうか。 確かに現行の研修制度ではスーパーローテで各科を回らなければ なりませんし、ご苦労は多いと思います。 しかしながら、広汎性発達障害の専門医特に成人の専門医は少なく 初診の予約をしても半年以上待つ事になる状況です。 自分自身もADDから派生する抑うつ障害に悩まされています。 去年までは、リタリンが処されていましたので 何とか凌いできましたが、今年になり処方を切られ 仕事などで支障が出てきております。 専門医に受診したいところではありますが 地域的に費用と時間が掛かり、なかなか行けません。
補足
ご回答ありがとうございました。 広汎性発達障害の専門医は少ないのですか。 それは存じませんでした。 なかなか専門医を受診できず、御苦労されているのですね。 もし、臨床医になることも可能なのであれば、精神科は興味のある分野ですので広汎性発達障害の専門医というのも視野に入れて考えてみます。
- aguru-2008
- ベストアンサー率42% (12/28)
臨床医では厳しいかもしれませんね。 最近では患者とのコミュニケーションが殊更 強調されていることもありますし。 臨床医として一人を救うより 研究者として多くの人を救うことに使命を見出せませんか?
補足
さっそくご回答ありがとうございました。 確かに、良好な医師患者コミュニケーションについて特別に講義があったりと、医学教育においてもコミュニケーションの重要性が強調されていると感じる場面が多々ありました。 元々研究分野で医学に興味を見出して医学部に入学したので、研究者として多くの人が救えるならそれはとても素晴らしいと思います。 ただ、マッチングの面接を受けて、臨床医になれない=医師として失格という印象が残ったので臨床医ができない自分はダメなのかと考えてしまったのです。
補足
ご回答ありがとうございました。 先輩医師の勧めもあり、アスペルガー症候群についての医学書は何冊も読みました。 医師としてアスペルガー症候群の患者にどう対応するかなどの知識はつきましたが、医師がアスペルガーであった場合についてははっきりした記述が見つけられませんでした。 ここで質問をさせていただいたのは、専門家の方の意見を伺いたいというだけでなく、医療関係者でない方に、アスペルガー症候群である人間が医師になることについてどう思われるかの率直な意見を伺ってみたいと考えたからです。 回答者さんは、品格を疑うような医師にかかって、大変不愉快な思いをされたのですね。 臨床医になれるかどうかは別として、病院で研修医をするに当たって、患者さんにそのような失礼のないように気をつけようと思います。