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ネオ一眼のレンズ(F値)はなぜ明るい
入門機の一眼レフに比べてネオ一眼の方が明るいと思うのですが、 構造上の違いでネオ一眼の方が明るいのですか? パナソニック FZ-28 27~486mm F2.8~F4.4 オリンパス SP-570UZ 26mm~520m F2.8~F4.7~F4.5
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レンズの開放F値は「焦点距離÷口径」の計算式で求められます。 ネオ一眼やコンパクトデジカメのレンズは27-400mm F2.8-4.5となっていても実際の焦点距離は4.5-66mmだったりします。焦点距離が短ければ口径が小さくても「明るいレンズ」です。 対して一眼レフのレンズは「実焦点距離」で表記されています。だから同じ27mm F2.8であっても一眼レフのレンズの方が口径が大きくなるわけです。 と言うことで、一眼レフの明るいレンズは大きくなってしまうと言う宿命があり、明るいレンズはそれ単体でネオ一眼1台分以上の価格になります。 薄暗いところで撮影するには「F値の少ないレンズ=明るいレンズ」が有利なのは間違いありませんが、デジカメで高画素化すればするほどレンズの解像度が重要になってきます。レンズの解像度が撮像素子の解像度に及ばなければぼやけた写真になりそれを解消するためにシャープネスを強くすると不自然な写真になります。 その点一眼レフのレンズはどんなにチープなモノでもレンズ一体型デジカメのレンズよりは解像度は高いので1千万画素オーバーのデジタル一眼でもレンズのせいで画素数をスポイルする事はまずありません。ただし、口径が大きくなるほど色収差などの各種収差が目立ってくるので安いレンズほど開放付近での周辺画質は悪くなりますけどね。 レンズ一体型デジカメの「レンズに関する値」は鵜呑みにしないことです。レンズに起因する画質に関しては繭にツバつけて冷ややかな目で見た方が賢明です。 なにしろデジカメのレンズは価格を抑えるためプラスチックが主材料になってますから。交換レンズで使用されているEDレンズや蛍石レンズに比べると駄菓子屋の虫眼鏡レベルです(昔と比べれば性能は格段に向上してますけどね…)。200mmF2.8で使用されている蛍石レンズはそれ1枚で普及価格帯コンデジが1台余裕で買えるんじゃないかな?
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- gengensan
- ベストアンサー率26% (201/760)
こんにちは F値だけを見ると一眼レフのキットレンズよりも明るいです。 しかし、焦点距離 パナソニック FZ-28 27mm~486mm オリンパス SP-570UZ 26mm~520mm この焦点距離は35mm換算した焦点距離で このカメラの実際のレンズの焦点距離は パナソニック FZ-28 4.8mm~86.4mm オリンパス SP-570UZ 4.6mm~92.0mm です。 なので、おっしゃられているように結果、F値は小さくなります。 ネオ一眼は画像センサーがデジタル一眼レフに比べると小さい(面積) ので、必要とするイメージサークルも小さく、レンズも小さく作れます。 その代わり、実焦点距離が短いので、望遠域の画角でも背景をぼかしにくいです。
- PMN
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一般のデジタル一眼レフの撮像素子の大きさは一番小さい4/3規格でも、コンデジ(ネオ一眼を含む)よりずっと大きいです。 撮像素子が小さいと、同じ画角のレンズでも焦点距離が短くなります。焦点距離が短いと F値=焦点距離÷レンズの最大口径 ですから、f値が小さく(明るく)なります。 レンズは設計上、中心部よりも周辺部の画質を確保することが難しいです。歪みや周辺光量などの問題から、撮像素子(フィルム)が大きくなるほど難易度が高くなり、結局価格に跳ね返ります。そのためレンズを明るくするほど高価格になります。 以上の理由から、同じ明るさ・画角・画質なら、焦点距離の短いレンズの方が安価に作れることになります。 ネオ一眼レフのためにちょっとフォローすると、パンを挟むようなトングでピンセットの代わりはできません。高価な一眼レフを旅行に持ち出しても、撮影旅行ならともかく、その重さに辟易することや同行者の迷惑もよく聞く話です。適材適所なのでしょう。そんなところに存在価値があると思います。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
ネオ一眼に限らずコンパクトデジカメでは、撮像素子が小さくて高解像のレンズが必要で、所定の解像力を確保するためにF値を小さくしなければいけない(光学的な解像力の上限はF値で決まるので)、というのもあります。
- uu11212891
- ベストアンサー率23% (266/1132)
一眼レフに比べネオ一眼は撮像素子の面積が極端に小さい為に それ程レンズ口径を大きくしなくてもf値の明るいレンズが出来ます APS-C一眼レフの場合は、ご存知の様に明るいレンズがありますが 値段が高額なので入門機とセット販売では販売戦略の失敗になります から、開放f値の暗い安価なレンズとセットにします。
- goold-man
- ベストアンサー率37% (8364/22179)
ネオ一眼は、ふつう「CCDのサイズが小さい」ので、レンズなどを小さく軽く作れるというメリットがあります。
お礼
ありがとうございます、理解できました。 プラスチックが主材料には驚きました。 価格が安いのはそれなりの理由があるのですね。