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敵前逃亡の死刑について
敵前逃亡は死刑と聞いたんですが、アメリカ軍の軍人で実際に戦争(ベトナム戦争や湾岸戦争)で敵前逃亡により死刑になった人はいるのでしょうか? また、日本の自衛隊で今までに敵前逃亡によって死刑になった人はいるのでしょうか? また、正規の軍人ではなく徴兵によって軍に入った人も、敵前逃亡すると死刑になるのでしょうか?
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質問の回答はおおよそ出ているようですが、忘れてはいけないのは、敵前逃亡とは軍刑法に規定する犯罪であることです。したがって、曲がりなりにも裁判(国によって、即決裁判や一審のみという例はありますが、)を経て刑を執行されるのであり、NO1さんの例のような、後ろから銃を発射するような私刑とは区別されるべきです。 軍刑法が話題になる時は、一般に敵前逃亡のみが挙げられことが多いのですが、軍刑法という法律が保護しようとしている客体は、「軍の規律」です。したがって、軍人が行ってはいけない行為を網羅し、かつ一般刑法より罰則を強化しているのです。例えば、強姦に関する規定は日本の現行刑法に規定がありますが、戦前の陸海軍の刑法にも刑を重くした規定がありました。 また、軍人が個人の主義主張を実現するために武器を使用することは、どこの軍隊でも禁止していることですし、団体生活を乱すような行為を禁止しています。(団体生活を乱す行為は国により慣習が違うのでお国柄が出てきます。米軍の統一軍刑法では不倫も犯罪になります。) したがって、軍刑法の整備は、国家権力による強制力によって、兵士を前線に留めおくという作用だけに必要なのではなく、軍人の規律を維持することにより、軍人以外の者に害を及ぼさないようにする作用もあるので、軍隊を持つ国には必要なことだと考えます。 最後になりましたが、売る覚えではありますが、米国においては軍刑法による死刑は、70年代の前半以降行われていないはずです。
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兵(志願兵・職業軍人・徴兵を問わず)に対しては.2次大戦以前は良く行われていました。 上官に逆らえば.天皇に対する反逆罪として.即銃殺。 半歩前進(名称疑問.歩幅を1/2足の長さであるくこと)で歩るている最中.地雷をさけて.足を横に動かしただけで.敵前逃亡として.銃殺。 一部を篭城させて.本体は退却.篭城組が本体に対して連絡を取ったらば.連絡員を含めて敵前逃亡として銃殺 このような話は.戦争前後で日常的に聞えてきました。 それと.従兄弟(徴兵)の同僚が.ガス室ないでマスクが壊れたからといってガス室から出たら.敵前逃亡として.ガスマスクなしてガス室に戻されました。 たしか.イペリットだったと記憶しています。
- shoyosi
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軍刑法における判決は軍法会議でなされましたが、きわめて少ない作戦中の部隊などは臨時軍法会議で数人の法務官、士官だけで判決が言い渡され、上告も許されず、即決も可能でした(日本)。そのようなところでは、見せしめ的にも、敵前逃亡は反乱罪、抗命罪と同じように死刑が濫発された可能性があります。 正規の軍人ではなく徴兵によって軍に入った人も> 当然含まれます。日本では軍人以外に部隊に従がう民間人や捕虜も含みました。また、外国との共同作戦の場合は外国人も含みました。
- whitehole
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普通の軍隊では軍事裁判所によって軍人を裁くことができます。その中で、敵前逃亡は重罪なので、処刑されるのです。 もし仮に自分勝手に戦線離脱する事が認められれば、もはや軍として機能しなくなるからです。誰だって戦争は怖いですから。 そういう意味で、実は最も戦争を望まないのは軍人であるとも言えます。しかし軍独自の法律により命令に従わねばならないので戦うのです。おそらく志願兵であろうが徴兵だろうが関係ないでしょう。 日本の場合、日本国憲法において司法権をすべて最高裁判所以下の下級裁判所に委ね、特別裁判所を認めないという条項があるため、軍隊(この場合自衛隊)独自の裁判権は認められていません。 従って仮に今、自衛隊が敵と対峙し自衛官が敵前逃亡したとしても、精々公務員の義務を怠った罪に問われるくらいで処刑されることは絶対ないでしょう。これは唯一自衛隊だけの例外だそうです。 このように、自衛隊は軍隊としては大きな欠陥を有するので、有事の際には全く機能しないだろうと言われています。
- nobunojo
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日本の自衛隊の場合、出来てから今まで交戦状態になった事がありませんし、 軍刑法というものもないので、死刑になった人はいないでしょう。 自衛隊法を探してみますと、敵前逃亡に相当するのは治安出動命令もしくは 防衛出動命令を拒否した場合が該当すると思われますが、 この場合でも最高刑は禁固7年(第123条)にしかなりません。 なお、いずれの命令も今まで出されたことは無いはずです。 一般的な話ですが、徴兵だろうが何だろうが軍人は軍人ですので、 その定めるところにより処罰されることになります。 軍法会議の決定により軍刑法が適用され、その軍刑法で 敵前逃亡の最高刑を死刑と定めていれば、そういう可能性はあります。
- HAL007
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こんにちは、良く聞く話ですね! 敵前逃亡は、軍隊での最高刑が適用されると死刑になることがある様です。 敵前逃亡でも、相手側に逃げてば捕まらので死刑には出来ません。 恐怖心から後方に逃げた人間が逮捕され、軍法裁判に掛けられてから 刑が下される手続きを踏みます。 昔の軍隊では、逃げて行く者を後ろからズドンと銃殺された人もいるでしょうけど・・・ ベトナム戦争は居たかもしれませんね! 湾岸戦争は一方的な戦いに思えるので米人が敵前逃亡したとも思えない。 日本の自衛隊は、戦争してませんから敵前逃亡がない。 徴兵された人も立派な軍人ですから、当然敵前逃亡になります。 徴兵通知が来ても出頭しなければ、憲兵隊(MP)に逮捕され懲役刑にでも なったかも? 私の憶測を交えて知っているところではこんなところです。