韓国と米軍

質問

韓国には在韓米軍がいますが、日米安保のように米国の韓国に対する防衛義務はあるのでしょうか？

日本と韓国の領土問題で軋轢が続いてるので気になります。
おねがいします。

回答No.6

mohumohu23

アメリカはこれらの領土問題に対しては基本的には手出し無用の門外漢。
調停役として仲裁に入ることはあるだろうけど。
現状米韓での軍事密度は極端に薄まってきている。
一部北に対しての準備として米韓合同作戦で行われるミサイルシステムを有効に行うための特殊部隊育成等あるが、ずいぶんピンポイントな共同軍事行動だ。こうした左派政権時代によってじょじょに協力体制が薄くなっている国防状況に危機感を募らせる右派軍人は多い。そのため周囲へのアピールのためスピリットを行うことを切望するものも多い。

最も単純かつ明快な解決方法は日韓相互による前公約で法廷結果の遵守を相互に約束した上での国際法廷。
国家間全面紛争となったばあいの日韓戦力比は陸軍兵力のみ若干韓国は上回るが日韓ではケンカにすらならない戦力差であることは韓国だって承知の上だ。本気でかかれば瞬殺といえる。針とナイフのケンカだ。あの国は口だけは勇ましいのは周知であり、日韓合同での海上訓練でも韓国海軍は日本にまるで太刀打ちできないこと骨身に実感している。艦船規模と兵装内容には遥かな開きがあるからだ、海上航空戦力も数量燃料補給面でも圧倒的に不利だ。だからイージス保有をあれだけ宣伝したいのだ。

回答No.5

KITAIKKI

韓国とアメリカとの相互防衛条約は、日本との安全保障条約より一歩も二歩も踏み込んだものであり、最近は多少その鉄壁の関係も怪しくなっていますが、それでも純然たる軍事同盟と呼んでも差し支えないほどの内容です。

　詳細は省きますが、米韓連合軍という呼称がいまだに存在することや、司令部が米軍主導であっても二国が共同で運営していること、そしてなんといっても米軍の正規師団がいまだに休戦ラインに張り付いていることなどなど、明らかに日米の生ぬるい安保条約から見れば、大人と子供の差ほどもあります。

　したがって有事の際、駐韓米軍が韓国を防衛する義務があるという表現はあまり似つかわしくなく、そのような事態が惹起することになれば駐韓米軍は、これまで数十年にわたって温め改定してきた作戦計画に沿って、無条件に戦闘行動に入ることになっています。

　現在の竹島を巡るいざこざは、うっとうしいという表現がぴったりなほど明快な解決法が見えていません。だからといって日韓が竹島を巡って戦争状態や軍事的紛争状態に陥ることはまずありえません。

　その法的正当性の是非はともかく、現在竹島は韓国が実効支配という名の既成事実をしっかりと構築し、それを常態化しています。そのような竹島を巡って軍事衝突が起こるとすれば、やはり日本側から軍事行動を起こすことしか考えられません。でも誰に訊いてもそんな可能性はありませんよね。私個人は日本政府にそのような大冒険を犯す度胸もなければ、そのような国際的な批判（なんといっても韓国が竹島をなし崩し的に実効支配していた過程において、ほとんどまともな抗議行動を起こさなかったことが痛い）の矢面に敢えて立つほどの度胸もありません。かてて加えて竹島を巡って隣国と一戦交えるほどの価値がそこにあるとも思えません。

　突発的に韓国海洋警察庁と日本海上保安庁の間にトラブルが起こることも考えられますが、正直両国とも（ほとんど韓国側ですが）口では威勢のよいことは言っても、その実態はいらぬトラブルは起こさぬよう十分気を使っています。どっちも軍事的な紛争に繋がるようなトラブルは避けたいし、また最悪の状態など想像したくもないのです。

　韓国はこのまま竹島を支配し続けて、日本は折に触れ竹島問題を小出しにして風化を避ける。実際のところこの程度のレベルでの外交紛争で収まっていればいいと思っている節があります。

　では最悪軍事衝突が発生したとき、両国のよきパートナーである米国はどう出るかといえば、これがちょっとややこしいことになります。
在日米軍と在韓米軍はその両部隊とも、アメリカが地球規模で展開している五つの統合軍のうちの太平洋軍に組み込まれていますので、日韓衝突の際米軍は身動きが取れなくなります。

　米韓相互防衛条約は対北朝鮮に特化した軍事同盟と言ってもよく、対日戦はまったくの想定外であり、日米安保にしても旧共産圏を対象にしたこともあって、いわゆる米軍にはそのノウハウが無いのです。自国の権利利益だけを最優先に考えて行動する米軍も、その緻密ではるか先を見越した戦争計画があってのことです。今の米軍に、いってみれば子飼い同士のいざこざを収めるノウハウはなく、まず必死になって事態の悪化を抑えようとすることは必至ですし、手遅れになって実際に戦闘状態になったとしても、米軍はまずなす術がないでしょう。
　もっともあのちっぽけな島を巡っての軍事衝突が、お互いの本土を舞台にするような全面戦争になるはずもありません。それは両国の軍備状況を見れば理解できるはずです（とはいえ、総合的に見れば韓国がいくらかは有利ですが…）。将来的には民主国家同士の喧嘩だということで、一帯を国際管理にするくらいの処置をすることも考えられますが、それも韓国側がまず承諾はしませんでしょうから、米国は頭を抱えるでしょうね。

　いみじくも誰かがいったように、あの島が地殻変動かなんかで海に沈んでくれれば問題はないんですがね。いっそ共同管理にでもして、日米韓の射爆場にして砲弾、爆弾、ミサイルなどをバンバン撃ち込んで消滅させるのも一つの手なんですけどね。

　出来の悪いシミレーションを長々と書いてしまいました。お許しを。

回答No.4

mohumohu23

探し出してるとは思うけど。米韓相互防衛条約訳文
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19531001.T1J.html
および3条
　各締約国は、現在それぞれの行政的管理の下にある領域又はいずれか一方の締約国が他方の締約国の行政的管理の下に適法に置かれることになつたものと今後認める領域における、いずれかの締約国に対する太平洋地域における武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。

回答No.3

lequeos

すでに回答が出ていますが、米韓相互防衛条約により米国は韓国防衛の義務を負っています。

ただし、米側は「同盟国相互の領土紛争には関与しない」立場であり、仮に竹島を巡り日韓が戦争状態になったとしても、どちらかに肩入れするということはないでしょう。積極的に和平仲介してくれるかどうかは分かりませんが。

ちなみに、日米安保と米韓相互防衛条約はともにほぼ同じ規定の仕方になっており、米国は日本の防衛義務と韓国の防衛義務を負っている（一方韓国は米国の防衛義務も負っているが、日本はそうではない）というのが通説的な理解です。

お礼

↑お礼の欄とまちがえてしまいました。失礼しました。

補足

ありがとうございます。

日本は軍じゃないですから、自衛隊を派遣するのにも法律で規定し、さらに武力も自衛のみだけ(仲間の危険にたいする武力行使も可能になったんでしたっけ？)ですから、韓国の米国に対する義務に相当するものがないのも当然ですね。

回答No.2

mat983

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3460014.html

勘違いされています。
日米安保でアメリカは日本を守る義務はありません。
上記サイトにあるように、
「アメリカは適切な対処を取るとあるだけで、日本を守る義務があるとは定められていない」

つまり、日本を守るために米軍がいるのでありません。
日本が攻撃された場合は自衛隊が守る。これが実態なのです。
しかし、この事を政府も外務省もマスコミもほとんど報道しません。
実際、アメリカの高官も本国のマスコミにはそう説明していると聞きます。

韓国も同じ事だと思います。

お礼

ありがとうございます。

しかし、アメリカの日本防衛義務がないというのはいささか偏った解釈だと思います。
日米安保では防衛義務に関して規定されていませんが、新安保では「日本領土内に脅威に値する武力的攻撃がなされた場合については共同でそれに対処することを宣言する」となっています。

回答No.1

mohumohu23

無論米韓相互防衛条約がある。
竹島で武力衝突が仮に起こったとしても、3条をアメリカがそれに対して認めるとは思えない。ｗ

お礼

ありがとうございます。