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年賀状の場合の御中について
会社でお得意様宛ての年賀状を書いていますが、今日社長から 「宛名がたとえ会社名でも、年賀状の時だけは御中では失礼になるので、様ではないか?」と言われました。 初耳の私。 とても困っています。誰か教えて下さい。お願いします。
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う~ん。。。。なぜ年賀状の時だけ様だと考えたのでしょうねぇ。。。 まず、相手方が、組織や団体など個人ではない場合に御中を使います。 御中とは、本来宛名の脇付として昔「○○殿人々御中」のように書かれて いたものが、組織に対して現在一般的に使われていると思われます。 「○○殿人々御中」とは、○○さん直接に直接あてるのではなく その側近の人々に向けて「この手紙を○○さんに取次いで下さい」と お願いする意味になります。 現在では、「御中」と書けば、特定の個人に当てたものではなく その組織の事務担当者の誰かに「この手紙の処理をお願いします」と いう意味になります。 「様」の場合は、ご存知のように相手方が個人の場合に使う敬称ですから 当然、「○○株式会社 代表取締役社長 ○○様」のような使い方になります。 ここで、こだわって考えると、「様」は敬称ですが、「御中」は厳密には 敬称ではありません。 したがって、「御中」では失礼なので「様」がいい!と思われたのかな? とも思います。 それから、「殿」と「様」の違いですが、 時代によってその使い分けや意味が色々と違ってきます。 (もし興味があるならご自分で調べてみるのも面白いと思います。 ちなみに、「老」とか「公」なんて敬称もあります。) 現在一般的には、個人に対する「様」を使用します。 「殿」は、公用文などで、官公庁から個人に当てる場合に一部 使用されているようですが、段々と「様」に統一されてきています。 最後に、言葉というものは、「送り手」と「受け手」の共通認識があって 初めて成立するものです。 厳密に言葉の意味を追求して「これが正しい!!!!」と相手に押し付けても 受け手がその意味を理解できなければ意味がないのです。 そうした視点から、もう一度考え直すと、現在の日本語の常識として 団体に対しては、「御中」を使い、個人に対しては「様」を使うのが 一般的なのです。
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- viscaria
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初めまして、こんばんは。 何故、上司の方が「年賀状の時だけは」とおっしゃるのかが、 よくわからないのですが、相手が、会社や組織名の場合は、 「御中」で良いはずですよね。 ちなみに、個人名を加える場合は、○○株式会社 ○○様です。 御中と様の両方は、不要です。
お礼
はじめまして。 今日このHPを見つけて、なんて便利なんでしょう!と思い、早々にお返事を頂いて嬉しいです。 ありがとうございました。
- hell
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会社名+代表者場合、殿・様 会社名の場合、御中 でいいと思いますよ。 私は上記で出しています。 もらう場合も上記が多いです。
お礼
はじめまして。 こんなに早く回答を頂き、ありがとうございました。 ところで、もう一つ質問をしていいですか? 殿と様の区別はなんですか? もし宜しければ、教えて下さい。
お礼
こんばんは。 さすがとしか言い様の無い回答をありがとうございます。 私は今まで御中の意味を知らずに、そうするものだという事で使用していましたが、奥深く理解出来たような気がします。本当にありがとうございました。