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アニメータの現状について
今日、ネットサーフィンをしていたら、アニメータの現状について書かれているサイトさんがありました。 本当に賃金が低く驚きました。 労働時間と賃金があっていなく、このままではあまりにも不当な労働だと思います。 私は大学生でまだ社会に対する貢献は何も出来ていません。 こんな私にもアニメータの方の賃金を改善するために何か出来ることはあるのでしょうか??
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- jamiru
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その昔、映画業界でとある遠く離れた地の政治家は、首都圏のいかがわしい人間が俳優を抱かせろ。と言った時に「女優は娼婦ではない!」と追い返したとか。 その政治家は別に映画について自分の趣味を強く押したわけでもなく、映画人でもない。 趣味で映画が好きで、最新機材を買ってきては与えていて中央への配慮はわすれないように。としていた程度で、後は汚い連中から守って、後の映画界の重鎮が育ったそうな。 労働や金ではなく、彼らが生きていける環境、彼らの子供に対する不安を解消することが出来れば良い感じはします。 金を与えれば済む問題ではないですからね。 喰いに来る輩からの保護及び生活の安心の提供が出来れば良いのでは?
- artofauror
- ベストアンサー率23% (91/393)
これは完全に個人の意見ですが、テレビ放送しているアニメの数を極端に減らせば、まだマシになると思います。それか、アニメテレビで放送せずに、OVAと言う形で売り出すって手も一つの手段だと思います。 どちらにせよ、現状のままではアニメ業界は潰れます。生き残れたとしても、低クオリティーの作品しか作れなくなります。これをどう回避するかは、一個人では無理です。アニメ業界で相当な主導権を持つ人間たちが、真剣に考えることです。その人たちが動かない限り、どうしようもないと思います。
- phantom1
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原画や動画を描くアニメーターだけでなく、業界の人達は職人肌の個人主義者が殆どですので、まともな組合も持っていません。ですから、広告代理店や版権元などによる制作費のピンハネが酷いのです。成功した人達は自己実現を達成しているので、それ以外の面倒に巻き込まれる事を嫌いますし、下にいる人達は、貧乏暇無しで考える余裕も無い、といった状態ですので、米国の脚本家達が最近行ったストライキのような団結も全く不可能な状態です。ウチの会社は動画・仕上の下請けもやっていますが、「ブラシやマスクは枚数計算に入れない」なんて事を平然と言うプロダクションもありますし、お互い商売でやっているんだ、と言う意識が無い馬鹿が多いのも困りものです。 最近、原油値上がりで漁師の方々のストが話題になりましたが、あの漁師たちの直面する構造問題は、見ていて身につまされるものがあります。アニメ業界も同じように買い手市場で、アニメーターには単価を決める権利が殆どありませんし、「嫌なら辞めろ」が平気で通用する社会ですので、この構造と発想の後進性を何とかしないとどうにもなりません。 一応、労働基準監督所などもそれなりに動いてはいるようですが、下請け会社が下手に動いても、元請けに「おたくは動画の質が悪くなったから、もう取り引きしない」などと言われればそれまでです。動画の出来に客観的な判断基準など作れませんし、ましてや、門外漢の役人に判断できるわけがありません。ですから、中小プロダクション間ではリスク回避の為に縁故主義が蔓延し、アングラ的な横のネットワークが強くなります。例えが悪いかもしれませんが、簡単に言うとマフィア組織のような社会構造になってしまっています。 こう言った構造の中で、末端労働者の待遇を改善していく事は、非常に困難と言わざるを得ません。勿論、権利ばかり主張して仕事の質が下がれば、野茂渡米前のメジャーリーグのように業界全体が沈没してしまうであろう事も、業界人の私には良く分かるのですが、今の状態は余りにも悪いと言わざるを得ません。権利を抑圧しすぎれば、今度は良い人材が十分な数集まらなくなって来ます。今のアニメ業界は、まさにそうなりつつあるのです。 結論としましては、アニメ業界の労働環境改善について個人が何かを成そうとするならば、業界内で何者も逆らえない程の独裁的権力を手に入れる以外に方法がありません。それ位根が深い問題なのです。
お礼
アニメーターの人が生活しやすい社会になるのは大変ですね・・・ 分かりやすい説明ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 アニメ業界の主導権を持つ人達が早く真剣に考えてくれると良いのですが・・・